今年の北海道遠征は最初から最後まで天候に見放された散々なものでした。昨年は入れ食いのように度の撮影地でもバリ順写真を量産できたのとは対照的で、いつでもうまくいくものではないと言う事を痛いほど知らしめられたものとなりました。
最後の撮影は、空港近くの植苗ストレートを選びました。今回遠征最初に選んだ撮影地と踏切を挟んだ反対側です。
撮影地には先客が3名おられましたが、うち一人は今回の遠征で何度となく撮影地で出会った方で、この時がもう5回目ぐらいで軽い顔見知りになってしまっていた方でした。また出会いましたねと、行動パターンが似通っている事に互いに苦笑しつつ、最尾の飛行機まで一緒である事まで判明。同じ関西の方でした。
臨時北斗など撮影しながら、本命の通過を待ちます。さすがに黄金程露出が落ちる事はありませんでしたが、ここ植苗でも露出はかなり悪く、ISOをそれなりに上げて撮影となりました。
もう見れないかもしれない、青い重連凸が長大編成を牽くを目に焼き付け見送りました。
撤収中に、臨貨がやって来て通過して行ったのですが、なんと赤熊の重連!(おそらく次位はムド)スジは把握しており臨貨の設定はある事は知っていたのですが、ノーマークでした。数分の事なので待っておけばよかったと悔やむも後も祭り。逃した魚はかなり大きなもの。今回の遠征らしい締めくくりになりました。
ついでに記しておくと、この撮影地からほど近い「鶴の湯」は新千歳空港近くで、十数年前に学生時代に大雪山系縦走登山で最後に立ち寄った鄙びたいい温泉だったのですが、今回久々によってみたところ、建て替えられて以前の面影は微塵もなし。ただのこぎれいな温泉になっていました。5年前に立て替わったのだと。きれいになったのだからいいっちゃいいのですが…。良き思い出のままにしておければよかったとちょっと後悔です。
2015.08.09. 美々 - 植苗 8008レ
Nikon D700 AiAF NIKKOR ED 80-200/2.8D
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