monmon photo
日頃撮影した写真の記録。鉄道中心に。

個人的な範囲以外での画像の無断使用を禁じます。
 



今年は貨物列車150周年と、丹生川にある貨物博物館開館20周年が重なるyearであり、鉄道の日前後で記念HMを掲出する貨物列車が運転されました。
9月ごろに1週間程度掲出されていたのですが、情報をキャッチしたのが遅く、その後に期間延長されましたがそれも数日程度であり参戦出来ないまま終了となっていました。残念な思いをしていたのですが、貨物博物館開館日に合わせて、再度掲出されることとなり、その数日前から貨物輸送150周年のHMのみ掲出(富田側)して開館日まで運行しているとの情報があり、参戦計画を立てることにしました。また、例年5月ごろにあるセメント工場の定期点検によるセメント・タキ貨物の運休がちょうど重なっている(この5月も点検で運休したはずですが・・)ためホキ便しか運転されない状況で、どの列車に装着されるのか予想しやすい状況でもありました。博物館の開館時間にちょうど走るとなると501レと502レに入ると予想されます。

空が明るくなりかけてきた朝6時に保々駅へ。目的は、6時台の運行があるかどうか確かめるためです。改札から構内を覗くと、始業点検真っ最中でした。3710レはないのに6時台に運行ありという事になります(この4月訪問した際も同様でした)。この日は、車体の裾が丸みを帯びたED452+453の形のそろったコンビで運行されていました。晴れた明け方のまだ日が出切らない薄暗い中を、日中はめったに点灯させない前照灯を灯し、白ホキはかすかな光を浴びて薄オレンジに輝きながら通過していきました。朝から良い光景を見ることが出来ました


ここで、4月の訪問のことを思い出してぴピンと来ればよかったのですが、ED453側に狙いのHMが装着されていたのです。(気づいていれば、東藤原での入換風景や折り返し3712レスジで運転される重単回送を撮影していたのですが・・)901レ撮影後は当初の目的である501レまで時間があるので、ホキもう一つの終点がある衣浦臨海鉄道を目指してしまいました。

再び戻ってきてほぼ手前ストレートにて逆光承知で501レを撮影するも、予想通りHMがない姿で現れます。また、以前のような保々での停車時間もないようで、来ないのかと心配になってきた11時少し前にようやく姿を現しました。

しかし、車体の裾が丸みを帯びたコンビが再び登場となり、機番を見ると901レと同じではないか!あわてて機関車が横を通過した後に振り向くとED453に150周年のHMがちゃんと据えられていました。セメント運休中は、1運用でホキ便と検査の貨車回送便を賄えるように運用変更していることにこの時にようやく気付いたのです。
また、予想に反してフル編成の8両白ホキに加えて、検査明け?の黒タキが1両付くおまけまであり、

501レ撮影後は東藤原へ。道路工事があちこちで行われていましたが、列車到着前に駅横の踏切に到着。ちょうど係員の方が詰所から出てくるところでした。
切り離され踏切あたりまで引き上げてた機関車は、多くの黒タキが留置されている留置線の間を通って富田側へ機回しされると、反対側に連結して推進でまずは黒タキ1個を空いた留置線へ推進で押し込み。突放が見れるかと一瞬期待しましたが、そろりと止めて、いったん引き上げると、白ホキを工場に押し込みます。

しばらくすると、502レの財源となる白ホキ2両と黒タキ1両を連れて出てきました。


引きつけてもう1枚。


駅で停車して発車待ちをしていますが、出発準備が整っており、把握していた貨物のスジとは少し違います。ホームで観察するために入場券を購入しがてら聞いてみると12時ちょうどの発車とのこと。3714レスジに時変している可能性もありますが、少なくともセメント全面運休中の502レはこの時間になるようです。
ホームで少し観察すると、時間がないため急いで丹生川へ向かいます。到着すると先客さんが1名おられ、すでにセッティング完了されています。急いで準備を済ませるや否や踏切が鳴って列車の登場。丹生川駅手前で複線のように見える架線柱の被らない編成写真スポットですが、編成の短い502レだからこそ狙える場所でもあります。ただ、架線中の影やパンの位置など考えるとなかなかポイントが難しいですね。

これはパンタ串刺し。


これは顔横の架線柱がうっとおしく、2両目電機にくっきりと架線柱の陰。


これは、顔横の良い位置にボックスが鎮座。


この日最大の目的は果たしましたが、今行った編成は503レで富田から折り返してくるはず。把握している時刻は14時過ぎに富田発ですが、今回の様に早スジになるかもしれないと保々の手前のストレートで張っていると、13時53分頃に重単でやってきました。これまた準備不足で、メインのケツ打ちが重単なのに架線柱間で抜けずお粗末な結果に・・。


このあと、501レと同様に東藤原へ追いかけますが、14時18分発の上り列車が発車する前に到着するスジのようで、この列車の発車直後に到着するも駅や構内に姿なし。すでに工場へ今夜の補機を迎えに行ったようです。なお、セメント全面運休の場合は夕刻の白ホキ便である504レは早スジとなり3718レのスジで運転されるようです。そして、碧南市から帰ってきた白ホキを牽いて1501レで保々までで運用1サイクルを終えるようです。

おぼえがき(2023年度セメント全面運休時の貨物電機運用)
901レ~?レ(重単:3712レスジ)~501レ~502レ(12時東藤原発)~503レ(13時53分ごろ保々、14時18分ごろ東藤原)~504レ(3718レスジ)~1501レ
今年10~11月ごろに定期点検したという事は、来年は例年ある5月頃の定期点検はなく、貨物の水鏡撮りたい放題状態になるのでしょうか?

2023.11.01. 三岐鉄道
Nikon D7200 AF-S NIKKOR 70-200mm ED VR II/2.8D



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