monmon photo
日頃撮影した写真の記録。鉄道中心に。

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岡山出張のついでに、なくなるまでに1度ぐらいは撮っておきたいと思っていたDE10牽引のトロッコを撮影してきました。
ラストスパートに向けてお名残り乗車目当てのテツ目当ての連日運転による絶賛荒稼ぎ中で、木次線の営業収入が跳ね上がり延命に少しでも寄与してくれることを期待するところですが、次の観光列車である「あめつち」はキハ40系ベースの車両であるため、勾配区間に弱く備後落合はおろか出雲坂根までもやって来ることなく、遥か手前の出雲横田までというもの。木次線の魅力を十分に伝えられる運行区間なのか、十分考えての代替案なのでしょうか。廃線へ向けて追い込んでいきたいので本気の代替列車を出してこないように感じます。

本来であれば、復路の運転を追いかけ倒したいところなのですが、時間の制約がありそれは難しいため、延長運転の朝の回送列車を撮影することにしてみました。陽の長い時期であれば、十分明るい状態での撮影も可能であったと思われますが、10月上旬ではまだ暗いうちの木次発車となるため、たいして撮影は出来ないと思われますが、とにかく木次駅へ行ってみることにしました。

未明からの撮影に備え、この日は木次駅前で久しぶりのマルヨを敢行。駅前広場の片隅に車を停めて仮眠します。
朝五時ごろに目を覚ますと、周囲はまだ真っ暗。しかし、木次駅の待合スペースはすでに明かりが灯っていました。施錠はされておらず、駅舎内へ入ってみます。入場券を買おうと思いましたが、さすがに出札口も券売機も稼働していませんでした。待合スペースにはおろち号の乗客を歓迎する職員手書きと思われる立て看板が置かれていました。


改めて駅時刻表を見ると、運転本数が少ないですね。これでは日常使いには難しいでしょう。


ディーゼルエンジン音が聞こえてくるため偵察すると、予想通りおろち号の出発点検が既に始まっていました。しばらく点検の様子を眺めると、駅の南側(備後落合方)の踏切へ行ってみます。出区するには、一度こちら側へ引き上げてくる必要があるためです。暗闇のためビデオ一本で待ち構えます。こちらには他1名の同業者がおられました。
予想通りの時刻に列車は入換を開始。踏切の南側の本線上に引き上げると、いったん踏切が上がります。急いで撤収すると再度駅へ向かいます。

駅はホーム入口も施錠はされておらず、立入り可能な状況でした。1番ホームで待っていると、程なくおろち号が入線してきました。ありがたいことに車内の明かりはすべて灯っている状態。
スマホ撮影のため、かなり荒い画です。


入線を見送ると対向ホームへ移動し、バルブ開始。頭はホームすれすれで停車するため、ケツ打ちしかできません(ハイビにやられるよりマシ)。アウトカーブからのため、やや引いて先頭の機関車も見えるように構図を作成し1枚撮影するともう出発時刻。ゆっくり何カットか撮影することをもくろんでいましたが、何とか1枚撮れたという程度に終わりました。

仕方ないので、出発姿をもう1枚撮って終了となりました。


2023.10.09. 木次 回9462レ
Nikon D7200 AiAF NIKKOR ED 28-70/2.8D

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