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EF64-37が緊急登板!信州カシオペア紀行を桑ノ原ストレートで撮る
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併結時に手旗で列車を誘導
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盛岡カシオペア紀行・瀬峰バルブ
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2017-08-21 01:37:08
出撃費用の無駄遣いに終わった東北遠征から2週間。たまたま入っていた東京出張に引っかけてリベンジマッチを敢行。天気は終始曇り基調で、最後はまたもや列車が来ないというオチ付きでしたが、今回は何とか列車と対面する事が出来ました。
東京での用事を済ますと、19時前の新幹線に飛び乗って北上。車窓からは荒川花火大会など沿線の花火大会がいくつも見えます。普段よりもお得な車窓を眺めて仙台を目指します。そういえば
1年前の道内カシオペアクルーズ遠征
も同様に花火大会を眺めながらの北上でした。
21時までしか営業していないレンタカーをゲットすると、後からやって来る撮影者を待つ間に腹ごしらえでもと思うものの、急に雨が強く降りだし、駅前でラジオの広島戦(RCC:中国放送)を聞きながら到着を待ちます。東北地方でもしばらく我慢していると電波が安定してきて何とか放送が聞き取れるようになります。
22時過ぎに合流し、最初の目的地を目指します。もともと札幌まで向かうための時間帯に上野を出発しているため、青森や盛岡に朝到着するようにするためには時間調整が必要で、いくつか馬鹿停があります。しかし、主要駅の場合は駅自体が施錠されており近づくことが出来ません。以前、仙台駅でバルブに挑戦した際は、終電発車後5分で到着というのに非常に感じ悪い応対で強制排除。規則なので仕方ないのでしょうが、まだ10分くらい駅が閉まるまで猶予は十分ありそうな様子でしたが、居座る酔っ払いたちを横目に撤収となりました。
そこで、夜間開放されている無人駅での停車を狙う事になるのですが、今回はおあつらえ向きに夜中に50分近く各馬鹿停し、貨物を退避する駅がありました。
時間はたっぷりあるため高速は使わずに北上。0時頃に駅に到着すると、終電が行ってしばらくしたところでした。ホームなど結構ライトが照っていますが、多くの部分が減灯されるものと思われます。まだ比較的明るいうちに下見を実施。ホームには保線作業員と思われる作業員の姿があり、車も1台来ています。彼らはホームで座り込んでいるだけで本日ここで何か作業があるのか、停車時の監視活動のため派遣されてい居るのか不明です。
中線退避ですので、入線する番線や停車位置を確認。ホームから十分撮影できる事も確認できて一安心。仮眠に入ります。
既に撮影者と思しき車が1台停車していますが、それほど競合する様子はなさそうです。しかし、到着30分ほど前になると車も5台ぐらいに増えていました。機材を持ってホームへ入りますが予想通りかなり灯りが落ちています。
すでに数名スタンバイしており、入線は撮影せずに先に展開した人たちが一通り撮影後に場所を融通してもらう事で話をまとめ、ぼーっと入線を待ちます。保線員たちは相変わらずホーム中ほどで座り込んでいるだけで、撮影者の方へやってくる様子はありません。
定刻に姿を現した列車はハイビームでゆっくり近づいてきます。予定通りの位置で停車すると、ありがたい事に停車後は減灯してくれました。正直ハイビームのままではかなり厳しいので、大変助かります。
まずはホームの端から望遠気味に撮影。AFも迷いながらも何とか合う位置を探してバルブ。どうしても光を受けて保護レンズの汚れでゴーストが出てしまいます。
何枚か条件を変えて撮影すると、次の撮影者に譲って今度は近づいて側面を重視して撮影。今回の牽引機は流れ星マークのあるなかで唯一のヒサシ付133号機。特徴であるヒサシと側面の星マークが分かるようにますは先ほどよりも少し広角で。あまりシャッターを解放するとノイズが増えるうえに、顔がライトで飛んでしまうため、後半の客車があまり明るくなりませんが、ほどほどの所で妥協。
さらに寄って、標準レンズに付け替えて撮影(TOP)。これぐらい近づくとライトの光軸からかなりはずれるためゴーストもなく撮影可能。白い流れ星マークもくっきり見えて満足の1枚となりました。
長時間停車のためじっくり撮影可能ですが、後半は撮影者が徐々に増えてきます。すでに手前で撮影して追っかけてきているのでしょうか。編成写真は十分撮影したので、場所移動してパーツ撮りなどしていると、灯りが近づいてきました、貨物列車の通過です。
当然長時間停車するからには何らかの列車が追い抜く事もあるはずです。この丑三つ時に時刻を把握してわざわざ撮影に来るぐらいの撮影者であれば当然それぐらい織り込み済み(何時頃に通過列車がやって来るなど調べて把握したうえで)と思うのですが、この時ホーム先端で撮影していてる者たちは、貨物列車が近づいてきても避ける様子も見せずに撮影に興じており、結果貨物列車からきつい警笛を食らう始末。鳴らされて当然の醜態です。
たとえ把握していなかったとしても、接近してくる様子は少し前に明らかに見えるのですから、きっちり下がるぐらい当たり前のこと。列車接近にもお構いなしでホーム端ぎりぎりでカメラを構え続けていました。この時間やって来るには、当然自動車を運転しなければこれないような時間と場所ですが、車を運転する身であれば、特に夜間のその怖さはわかるはずです。むしろ列車は横に避けられない分、撮影者がしっかり避けなければなりません。本来人がいないはずの時間のホームに人がいるだけでもドキッとする事でしょうから。
彼等に注意してやればよかったのですが、私はかなり離れたところから別の角度で写真を撮っていたため、その集団に声をかける事はできませんでした。
幸い事故は起きなかったものの、昼間に群がる子供たちよりは遥かにコアと思われる撮影者ですら、これほども安全に対する意識レベルが低いのかと、その様子を目の当たりにして非常に情けない気持ちにさせられました。
2017.08.06. 瀬峰 9011レ
Nikon D700 AiAF NIKKOR ED 28-70/2.8D
Nikon D700 AF-S NIKKOR 70-200mm ED VR II/2.8D
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