
お盆期間の列車増発となる期間がようやくやってきました。今年は例年になく待ち遠しかったお盆期間でした。というのも、定期運転が終了してしまった「きたぐに」と「日本海」が復活運転されるためです。列車が走り始めた週末に早速撮影に出掛けてきました。
臨時化されて以降、きたぐには湖西線経由となったため、これまで撮影できなかったシーンがいくつも撮影可能となりました。琵琶湖線経由の頃よりも撮影ポイントは増えたように思います。この季節、鵜川や比良はちょうど日の出の頃で逆光シルエットも魅力的です。今シーズンはこのあたりを狙っていこうと考えていましたが、蓋を開けてみるとお盆前半戦は天気が悪く、日の出の頃では露出もままなりません。
8/11も朝から曇っていました。4時半ごろに家を出て、滋賀県へ向けて走りながらどこを目指すか考えた末、曇りであるために被りつける撮影地を選ぶ事にしました。
5時過ぎに現地に着くと、すでにお一方おられます。キャパが狭い撮影地ですが、有難いことに少しアングルを譲っていただき、私の定位置で構える事が出来ました。
少し前にやって来る始発の普通電車は113系8両編成なので練習電には最適です。練習電と言えども、貴重な被写体ですがこの日は抹茶×8両でした。ドンドン塗り替えられているためこれが普通になっていくのでしょう。空は予定通り曇ったままですが、待っている間に少し雲が薄くなり露出が上がり良い傾向です。ご一緒した地元の方が、下り貨物と被るかもしれないと心配されていましたが、無事先に通過して行ってくれました。この日は被りに冷や冷やさされる1日となりましたが、この時はそんなこと知る由もありませんでした。
定刻頃に遠く三つ目が光っているのが見えましたが、なかなか近づいてきません。手持ち望遠レンズの簡易置きピンで、臨戦態勢で待っていると手が疲れて待っていられなくなるほどでした。自転車で流すぐらいの速度で列車は通過して行ってくれたので、きっちりシャッターポイントでものにすることが出来ました。湖西線経由になっても敦賀~京都の所要時間はあまり変わっていないはずで、時間が有り余っているのでしょうか。
湖西線経由なら両パンをあげてかっ飛ばしてくるイメージなんですが、なぜか片パンです。ゆっくり走る時は片方でいいとかあるのでしょうか?
ここで日本海を迎えに北上しようと撤収にかかると、ご一緒した地元鉄の方から、もうじき貨物が来ると教えて頂き、再度構えなします。山崎での朝練で撮影する事の多い4058レがこの時間にやって来るのでした。太陽はどんどん上がって行っているはずですが、再び雲が厚くなり、露出がかなり下がったところでの登場となり、自分の許容範囲内でISOも目いっぱいあげザラついた画になってしまいました。500番台で白い車体だったことで少し助かりました。

2012.08.11 8502M/4058レ
Nikon D700 ED AF NIKKOR 80-400/4.5-5.6D
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