monmon photo
日頃撮影した写真の記録。鉄道中心に。

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3/11に私にとって、定期日本海の最後の雄姿を抑えるべく、鳩原俯瞰を目指しプチ登山をしました。
数日前から考えていたのですが、敦賀の天気予報が悪く、毎日天気予報とにらめっこしていました。すると、昨日あたりから午前中は曇り→午後は雪と好転(?)してきたため、突撃を決めたのでした。
ネットで情報はあるものの、クマが出るとか最後の坂は道なき道であるとか、一人で初挑戦は心細く思っているところ、急なお誘いにもかかわらず京都れいる倶楽部のeexpressさんが同行を快諾してくださいました。

7時前にふもとに車を止めて、リュックを背負い登山開始。順調に道を上って踏切を通過、すぐの分岐と有名な時計のある小屋の前も右手右手にルートを取り、土に埋まった中古車を過ぎると有名な鉄塔への看板1枚目。その先から道が怪しくなりますが、道なりに沢を詰めるとすぐに2枚目の看板と橋が見つかりました。
ここからは渡った沢の隣の尾根を直登します。尾根に取りつく段階では鉄塔は全く見えないので、どこに取りつくのか少し悩みます。ここにも看板が1枚欲しいですね。今回は、先に上る人の姿が見えたため迷わずにたどり着けましたが、橋を渡った地点は完全に藪の中で、単独行なら心細くなるポイントです。
尾根筋を上がる道はバリエーションルートですが、なんとなく踏み跡が道になっています。高圧鉄塔保守ルートのはずですが、保守の方も大変ですね。久しぶりの登山はきつく、息が上がってきたころに、鉄塔の足元が見えて現地到着。車を止めた地点から20分の道のりでした。

現地にはすでに数名おられ、後からもどんどんやってこられます。
曇り覚悟でしたが、太陽が顔を出し、照ったり陰ったりを繰り返しており、遠く敦賀湾も穏やかに見えているため、期待が膨らみます。
以前のまむしさんの作例を参考に、広角を手持ちで、車両をいっぱいに入れる画角を三脚固定&レリーズの2台体制で臨みます。広角では、若狭道の工事のクレーンがやや目立ち、山肌が剥き出しになっている場所がみられます。以前に比べて広角の景色は悪くなってきているようです。それでも、上から見下ろす景色はまるでジオラマのようです。
基本の画面が決まると、ループトンネル飛び出しや、上ってきた踏切の後追い俯瞰を確認して備えます。

3096レは510牽引で曇った中で通過、真っ赤なボディーは俯瞰に向いていますね。
日本海前走りの12両サンダーは良い光線で通過、12両でもしっかり引き付ければ、山陰に入らず編成に光が当たっています。
山間に接近ブザーが響き渡り、ループ手前のトンネルから日本海が飛び出してきました。予想通りローピンが入り、106号機と思われます。すると、下り線にしらさぎがやってきました。2列車クロスにはなりませんでしたが、広角で構えていた方には2列車入りました。検査明けから近い106号機ですが、ヘビーローテの活躍で少し汚れているものの、屋根上の機器がギラリと輝きました。


眼下の列車通過を見送ると、後追いポイントへ移動し、通過を待ち構えます。11両に増結されても見えている線路の上に編成は余裕で乗っかりました。が、釜の位置ばかり気にしていたため、最後尾のカニに架線柱が重なってしまいました。なんとか愛称幕が隠れなかったものがあったのでよかったのですが、後も気にするべきでした。


初挑戦で、天候にも恵まれ、最初で最後の機会をきちんとモノにすることが出来たため、足取りも軽く下山する事が出来ました。

日本海は定時でやってきたため、10時半過ぎには京都市内に戻ってこれたのですが、京都マラソンのために適当に迂回路を進むと、ついに進路を失い、市内北部を西へ東へ右往左往する羽目になってしまいました。



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コメント
 
 
 
日本海 (ナースまも)
2012-03-15 22:00:13
今日MBSの夕方のニュースの特集で、日本海が明日で運航を中止することが取り上げられていました。
 
 
 
ニュース (mon)
2012-03-17 18:05:22
どの駅も最終日は大変だったみたいやね。
夜行列車の歴史のなかでまた一区切りついた感じで、やはりニュースになるだけの大きな出来事なんですね。
 
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