石巻港まで追いかけた後は、しばらく時間が空きますので、一気の本線へ戻り、DD200が金太郎の次位でぶら下って北上してくる1655レを狙う事にします。順光撮影地の立居が難しいこと、どんどん曇り傾向なことをいいことに、志低く光線無視で確実に撮れそうな場所を選定します。
小牛田のひとつ南側の松山町駅は有人駅で入場券を買って構内へ。本線の駅だけに長大なホームがあります。下りは本屋側に対向式ホーム、跨線橋を渡り上りは島式ホームとなっています。中線はその線形からおそらく上り線の待避線であったと思われますが、現在は使われなくなり線路は草生しています。その分架線柱は幅広く撮ってあり撮影にはおあつらえ向きかつ安全です。ローアングルに構えて2台セットすると、間もなく列車がやって来ました。直線区間も長く、遠くからその接近を知る事が出来ます。
ムドであり、DE10ではないとは言うものの、本線を走る石巻貨物をようやく撮影できます。天気は予定通り曇り。早朝も正面に光線は入らないですが撮れないよりはマシで、朝一からここにしておけばよかったと悔やみつつ、キンタが予定位置にくるのを待って2台ともシャッターを下ろします。石巻線内の2編成を束ねてやって来るのでコキ20両と結構な長さの編成で撮りごたえも十分。空コキは3両ほどありましたが最後尾なので気になりません。望遠構図もまずまずの仕上がりでした。
撮れた画の構図やピンなどさっと確認すると、すぐ撤収して追いかけます。と言っても分割作業などもあるため小牛田の停車時間が長く慌てる事はありません。
しかし、ここで大きなミス。ムドはDD200と思い込んで、しっかり画を確認していませんでした。遠征の疲れもあるかもしれません。しかし後からちゃんと見ると原色のDE10!そうと分かっていれば次の撮影地選択は変わっていたのですが、先にちゃんと見ているのに次の撮影地で列車がやってきてびっくりというお粗末さでした。次の撮影地で並んで撮影していた方によると、おそらく検査の加減か、ここ連日原色が代走しているとの事。運用もよく見ておくべきでした。まだ車両数が足りず検査の時には代走なのでしょう。よりによって、原色を充ててくるとは。
2019.09.14. 鹿島台 - 松山町 1655レ
Nikon D700 AiAF NIKKOR ED 70-200mm/2.8D
Nikon D7200 AiAF VR ZOOM NIKKOR ED 80-400mm/4.5-5.6D
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