翌日のE6甲種のためにメガフラの撮影地を置き傘で確保(!)すると、あたりはすっかり暗くなってきました。ちょうど吹浦の港で開催されていた花火大会を横目に車を南へ走らせます。この日最後の撮影は鶴岡でのあけぼのバルブです。
2年前に新潟遠征した際に、鶴岡バルブはいいよと教えてもらったのですが、距離が遠すぎて断念しました。それ以来、頭の片隅に残っていた「鶴岡バルブ」日本海では果たせませんでしたが、ようやく今回挑戦する機会が巡ってきました。
20時過ぎに鶴岡駅に到着。車を停める場所などを確認し、一旦風呂と食事で駅を離れます。あけぼの到着の30分ほど前に再度戻って来て、入場券を買って構内に入ります。駅本屋側の1番線に入る列車を島式ホームの2番線から撮影するのですが、1番ホームより2番ホームは上り方面に長く、ホーム屋根の下で撮影する事が可能です。
停止目標を見て立ち位置を決めて準備をしていると、あと2名の撮影者が現れ、総勢3名での撮影となりました。皆さん、翌日のE6甲種と絡めての訪問のようでした。
定刻になり、列車が入線してきましたが、やっぱり停止目標より手前。ここも停車時間は短く、構図変更する時間がもったいないなので、トリミング前提で撮影を行います。ただ、きちっと停止位置に止まると釜横にはしらなどが煩わしくかかって来るため、この方がありがたかったです。釜は2日前と同じの139号機。136号機とコンビを組んで上下連続運用に入っているようです。連日双頭連結器付の釜が見れていう事なしです。撮影時には気が付かなかったのですが、帰宅後に写真をよく見ると前パンも上がっており両パン上げの姿で写っています。あまり詳しくないのですが、この区間は交流であり、セクションまでにまだ「あつみ温泉」停車があるので、後ろパンのみの片パン上げで良いはずなのですが…?
今回もAout Focus vs. High Beemの戦いとなりますが、HMより下あたりで無難にピンを合わせて撮影。仁賀保よりは余裕を持って条件を変えたカットを撮る事が出来ました。ただ1番線側には釜周辺の照明に乏しく、釜のライトが明るいためにそれほど長時間シャッターも開けられず、仁賀保ほど明るくは写りません。
全体的にまずまずの明るさで撮れる鶴岡、釜から3両程度は明るく撮れるけれど後ろは真っ暗の仁賀保、好みが分かれるところでしょう。
撮影後はご一緒した山形県(地元ではなく内陸部の方でした)にお住まいの方と色々お話をして盛り上がり、うっかり上りあけぼのが最終列車である事を忘れかけましたが、駅員が見回りに来られる前に気づいて慌てて改札へ急ぎます。駐車場でさらに話し込んでしまいました。
そのおかげで、翌日めでたく晴れカットをゲットしたあつみ温泉撮影地についても事前情報を得る事が出来て、非常に役立ちました。本当にありがとうございました。
2013.07.27. 鶴岡 2022レ
Nikon D700 ED AF NIKKOR 80-200/2.8D
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