12/23は、ちょうど滋賀での夜勤明け。引き継ぎを済ませると、山を越えて草津線へ一直線に向います。振り返ると湖西の山並みが美しく雪化粧しており、雲一つ無い青空でしたが、湖西線への誘惑を振り切り向かった先は天井川を潜るポイント。私にとっては、草津線と言えばという代名詞的なポイントですが、普段の列車でなかなか撮りに来る事が出来ずにいました。
近くの公民館に車を停めさせてもらい、機材を担いでトンネル近くの踏切から撮影地を偵察。すでに先の方で1名構えておられました。
ここはかなり朝早くでないと、架線柱の無い側が順光になりません。とはいえ、順光側も側面はまだまだぬるく、ほぼトップライトですが、架線柱側へ回り、十分に安全な位置から被りつきで機材をセットします。
ちらりと見える雪化粧の比良山系を入れようかとも思いましたが、この位置からは構図が苦しく断念、せっかく久しぶりの青空が広がっているので、青空バックに見上げてドカンと待ち受ける事にしました。ただ、手前には線路に影が落ちているためあまり引き付けられず、かといって奥すぎると天井川のトンネルが車体でほぼ隠れてしまいますし、先客さんが見切れてしまいます。
直前走りの113系で練習(といっても、カフェ+かぼちゃ混成の今や貴重編成)して切り位置を確認します。
定刻になると、踏切が鳴り出してビデオスタート。トンネルの向うのカーブからクモヤ君が顔を出し、スピードに乗ってやって来ます。悩んで決めた切り位置でしたが、ベストの構図には顔に棒状の影がくっきり…。手前のカットは線路脇の幟が被るは、ピンもいまいち。1つ後のカットはピンがきているもの、カツい…。しかし、後のカットでは指さし確認がビシッと決まっており、ピンも来ているため採用(当たり前ですね)することに。
草津線で撮るという目標を晴れカットで果たせました。
次回機会があったら、もう少しトンネル側に構えてトンネル抜きをやってみたいですね。
2013.12.23. 甲西 - 三雲 試9752M
Nikon D700 ED AF NIKKOR 80-400/4.5-5.6D
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青い空に似合う 車体だと思います。
国鉄時代のかたがたは 色使いがすばらしいなあといま思いました。
おいらと同世代または先輩のかたがたですねええ!!
確かに、あずき+クリームの車体は青空に映えますね。お顔にパッチワーク塗装が残念ですが…。
元々は、塗装しないと錆びるから仕方なく色を塗る事になっているのでしょうが、昔の列車はどのような色がふさわしいかよく練っておられることがよくわかります。それいひきかえ最近は、コスト削減のために単色化とか、色を大事にしようという気持ちが感じられない残念な列車が増えてきていますね。