monmon photo
日頃撮影した写真の記録。鉄道中心に。

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きのさき10号を見送ると、折り返しを撮影するために移動する事にしました。どこで撮っても光線状態はあまり良くありませんが、12時近くなるので、久しぶりに胡麻カーブで撮る事にします。インカーブからの撮影で北西側から撮る事になりますが、基本的にに北向きに走ってくるので仕方ありません。

現地に近くに着くと、丹後ディスカバリーで運転されるはしだて+まいづるがやってくる時間です。早朝定番の胡麻ストレートは光線状態が悪いうえに何度も撮っているので面白味がありません。ちょうど胡麻カーブの京都側であぜ道から線路の築堤に寄れる所があったので、ここで迎え撃つことにしました。
名づけて「逆胡麻カーブ」。初めてなのでどれくらいで撮ればいいのかわかりませんが、適当に目分量で画面を作ります。築堤の雑草で足回りが大きく隠れてしまいますが、雑草の生えていない地点まで目一杯引き付け、普段より高速シャッターで被写体ぶれを防ぐ事にしました。築堤下からなので、自然と見上げ角度になり車体で背後の道路や住宅地などはほとんど隠れてしまい意外とすっきりした画になりました。気合を込めた一発切りも良い位置で決まってくれました。


これを撮影後はすぐに撤収し、すぐ近くの胡麻カーブへ移動します。すでに先客がおられましたが、スペースは十分にあります。側面勝ちに色付いた稲穂を入れて撮影してもいいのですが、側面勝ちに行くと背景の処理にいつも難渋するので、稲穂はバッサリと切り捨てて思いっきり被りつく事にしました。この日は通過時に毎回曇る巡りだったため、せっかく日の当たる側面重視にしてもどうせ曇ってしまうだろうと考えたのです。
立ち位置はちょう畔と線路の交わる地元の非公式踏切のところで、枕木を束ねて建てた柵が線路に沿ってあります。その柵の外側にへばり付く位置にカメラを設置し広角一杯で下からあおって画面を作ります。列車の顔の横にはちょうど緑が来るように配置してセット完了。奥のカーブから大きく飛び出して来るイメージです。
ありがたい事に練習電が1本ありましたが、すぐ先にある胡麻駅へ停車する普通列車で減速しかかっており、あまりタイミング練習にはなりませんでした。
定刻にカーブ奥から381系がやって来ました。光線はというと、予想通り少し曇りでガングロも避ける事ができそうです。予行演習していた位置に列車が差し掛かった瞬間にシャッターを切りました。画面を確認するまでどうなっているかわかりません。ドキドキしながら確認してみると、ほぼ狙った位置に停まっていました。白いガードレールが写るのは仕方ありません。黄金の稲もほんのわずかですが画面右に入りました。広角特有のちょっとゆがんだ顔面がまたカッコよく見えます。前面のでっぱりからだいぶ後ろ側に運転席の窓がある事が普段の撮り方ではあまり感じられませんがこのように撮るとかなり強調されて見えますね。

この日は6両増結の381系で望遠ドカンと広角ドカンの2種仕留める事が出来て、天気はいまいちでしたが、国鉄色三昧で満足の行く内容でした。
原型大窓ヒサシ付さん、御一緒していただきましてありがとうございました。

2012.09.16 胡麻 - 明治鍼灸大前 / 明治鍼灸大前 - 胡麻
Nikon D700 ED AF NIKKOR 28-70/2.8D

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