定期排雪列車を撮る・3日目～豊浦・下沼跨線橋俯瞰～

Weblog / 2014-01-22 21:43:57

宗谷排雪列車遠征3日目です。

前日は稚内に宿泊し、夜練もないため宿に到着後は街に出て居酒屋で北海道の魚を肴に1杯飲むと疲れですぐに酔いが回ってしまいました。見たことも聞いたこともない魚がまだまだ日本にはいっぱいいるんですね。
翌朝は6時半から朝食（宿名物のバイキングで海鮮丼を作成）をしっかりとって、7時ごろに出発します。宗谷本線に沿って、海沿いの道を南下していきますが、どこも画になりそうな雰囲気です。

少し内陸に入り抜海駅を過ぎると昨日もやって来た目的地になるのですがこの日はすでに5人以上の人出です。今日は網越し撮影はしないと決めていたので、生い茂る草や枝でキャパは結構少ないのですが、法面へ降りて隙間を確保。そうこうしている間に本日もスーパー宗谷2号は見送る鉄になってしまいました。この日は雪の勢いが強く、立ち位置も狭くて滑りやすいため、カメラとビデオの併用はパス。昨日ほとんど撮れていなかった事もあり、撤収が比較的容易なビデオ優先としました。降り続く雪に耐え待っていると、通過直前に雪が弱くなってきました。これならカメラも用意しておけばよかったと悔やんだのですが、待機中にカメラは雪まみれになっていただろうと思い直し、ビデオに集中。前日よりも盛大に雪を飛ばして通過して行きました。

急いで撤収すると、次なる撮影地へ移動します。昨日と全く同じでは面白くないと、前日パスした豊浦～下沼の県道跨線橋で撮影する事としました。道中、利尻富士の様子をうかがいますが、日は射しているのにお顔を見ることは出来ませんでした。そして、撮影地へは2番手に到着。除雪されたばかりに道路の雪壁から橋の欄干に上がり、安全に撮影出来る体位を確保。次第に撮影者が集まってきます。

そして、定刻に奥のカーブを曲がってゆっくりやってきます。こちらでも雪の跳ね飛ばし具合は良好で、ライトもすべてついています。多くを望遠縦撮りすると、広角に少しずつずらしながら撮影を続けます。最後はレンズの広角よりいっぱいで車体を全体に入れて撮影。跳ね飛ばした雪もいい具合に収まってくれました。巻き上がる雪煙で編成後半が隠れており、迫力の1枚となりました。