上石見付近で撮影後、さらに追いかけます。列車はすぐそこの上石見駅で停車している間に追い抜けました。この後の撮影チャンスとしては保障されるのは1回。有名な足立のS字俯瞰を通りかかると既に多くのカメラがセットされています。我々はここは華麗にスルーして先を急ぎます。
次に選んだ撮影ポイントは、私がどうしても撮影したかった方谷~備中川面のストレートでした。作例を見てどうしても撮影したいと思っていたので、3082レの後にロケハンして何とか見つけ出したポイントです。ですが、残念ながらストレートでの撮影は信号ボックス設置のためにアングルは失われてしまっていました。しかし、縦撮りでストレートの先のアウトカーブから望遠で抜けば正面勝ちに捉える事が出来ます。
新見から先はこの地までに停車もなく、道路は交通量も多く流れが悪くなるため、一気に先回りして待ち構える事にしました。
撮影地に着くと先客が1名おられました。アングルに入らないように前に入らせてもらい、望遠レンズをセットします。何とか後の貨車の側面を入れたいとアングルを探りますが、撮影地の制約もあり、ほぼ面撮りとなってしまいます。ただ、編成全体は入れての撮影は可能で迫力のある画になりそうです。
それほどの準備期間もなく列車はやってきてしまいました。奥の編成がよく見える地点でまず1枚。圧縮が効いてこれはこれでいい感じです。ただややピン甘になってしまいました。
さらにパンタを気にしつつ引付けてカーブに差し掛かった地点で1枚。普段の作風と違って。面重視の画面が撮れました。いつもと違った画を撮るのも楽しいものです。面撮りは迫力がありますねぇ。後ろにちょろと貨物の後部が見えているのも気に入りました。
思った構図は撮れなくなっていましたが、撮りたかった地で気に入った絵が撮れて満足しつつ、次へ急ぎました。
2012.07.21. 方谷 - 備中川面 3084レ
Nikon D700 ED AF NIKKOR 80-400/4.5-5.6D
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