凸凸ロンチキ返空を朝練

7/31早朝、神戸へ出勤する途中で紀勢方面からの凸凸ロンチキを狙ってきました。

4時前に起きてみると星空が出ており、晴れを期待して山崎カーブミラー前へ。627号機が入る予定の3097レにあわせて到着すると先客は3名おられましたが場所は十分ありました。400mmでもやや足りないので、少し前よりの位置確保。先に来られている方のアングルに被らないことを確認して準備を開始します。
ところが、3097レはいくら待ってもやって来ません。山陽線からの上り貨物は遅れているようです。少しの遅延であればかえって光線状況はよくなるのですが、山陽2076レからの継走のため、大幅遅れの可能性があります。公式情報は7時まで待たねばならないため、状況がよくわからないまま待つことにします。
すると、本来なら頻繁に走ってくるはずの下り貨物も全くやってきません。下りもかなり遅れているようです。

待っている間に、知り合いの方も来られて、総勢5名強となりましたが、十分さばける人数です。後で聞いた話では、調子踏切は20名ほど集まったとのこと。釜が大きく順光で2両撮れるのは魅力ですが、編成後半にビール工場の陰に入るため、私はこの時間帯はあまり行きません。
紀勢線方面からの本命ロンチキは予想通り遅れずにやってきました。並走する内側線の電車もなく安心してやってくる姿を待ちます。到着の頃に比べて露出もぐんと上がっています。線路にかかっていた沿線建物などの影も予定通り抜け、いい光線の中通過して行きました。これまでの失敗を生かすべく、2両である事がよくわかるように少し奥目からシャッターを切っていきます。前機のフロントガラスを通じて、補機のキャブが見えるほどいい日差しの中をやってきます。


最後は正面を向いてほぼ単機にしか見えないアングルで終了。
影を作る構造物が連続して密集している地帯ですが、高速連射でその影をかわしていきます。


3097レは結局6時半まで粘りましたが、撮る事が出来ませんでした。後で公式情報を見ると、6時間以上遅れていたようです。
その代り、遅56レがいい光線でやってきたので撮影。何の変哲もない桃釜ですが、後々「クロスパンタの桃」などと貴重品になるかもしれません。



撤収後は、名神クロスへ寄り道。宮原帰区のための凸重単を狙います。時間を読み違ってカーブミラー前でゆっくりしていたため、三脚をセットする間もなくやってきてしまい手持ちであわてて撮影。側面には最高の光線が当たっていますが、架線柱に最後尾をかじられてしまいました。顔に光が当たらないのは仕方ありません（トーンを全体にあげて、ガングロ回避している分日の当たっている屋根が少し白飛びしてしまっています）。


おまけで遅51レが続行でやってきたので撮影。51レだけは別格で、通勤ラッシュ帯でも突っ込んでくるとの予想通りの走りで通過していきました。


ここまで撮影するとタイムアップ。機材を片付け職場へ向かいました。
体力的にはきついものの、精神的なリフレッシュは十分。3097レは残念でしたが、光線にも恵まれ満足な朝練（朝活）となりました。
ご一緒させていただいた皆様、ありがとうございました。

2014.07.31. 島本 - 山崎 工9896レ / 遅56レ　
Nikon D700 ED AF NIKKOR 80-400/4.5-6.3D

2014.07.31. 長岡京 - 山崎 単8789レ / 遅51レ
Nikon D700 ED AF NIKKOR 28-70/2.8D