北斗星上り最終列車は、現在上野を目指して順調に走っていると思われます。最後まで無事に走り切って欲しいですね。
客車列車の楽しみの一つに、牽引する機関車が途中で変わる事があると思います。北斗星は本州・青函・北海道と3区間で牽引機が変わる釜換えの多い列車でした。切り離された機関車だけを撮影する事も楽しみの一つですが、列車追っかけ撮影をしていると、どうしても撮影対象から外れてしまいます。撮影会でカンを付けて並んだ姿を撮るのも悪くは無いですが、生の姿の方がそそられます。
EF81とED79が付けた状態で入替している姿はおさえる事が出来ませんでしたが、EF510は尾久で、DD51は重連状態を函館で記録する事が出来ました。
尾久車両-センターに編成を押し込んだ牽引機は、構内入替のDE10に編成を託してすぐに踏切近くへ戻ってきます。車庫は様々な構造物があって撮影しにくいのですが、単機なので何なり抜くことが出来ます。
ステップに旗を持った誘導員を乗せて、近づいてくる姿を望遠縦構図でぴったり収まります。重量感が出てかっこいい。機関車は前進してくるのですが、機関士も窓から首を出して前方を見ています。
噴火湾上空を埋め尽くす雲のため、早い段階で撃沈が分かっていた北舟岡での撮影後、函館まで下道はしんどいので、平日でしたが贅沢にも高速での移動を選択。その駄賃で北斗星の函館入線に余裕で間に合ってしまいました。時間も早くギャラリーも多いと思われて、見るだけのつもりでカメラを持ってホームへ行ってみると予想通り混沌とした状態。編成も長く、引きを取れる状態でもないため撮影は諦めて、ビデオで見送りました。結構停車時間は短く、あっという間に折り返し発車となっていました。
北斗星が出ていくと、ホーム五稜郭寄りの機回し線に、札幌から函館まで牽引してきた釜が、続行での出発待ちをしていました。五稜郭方面へ向かうため、カンはケツ打ちで撮影が可能でした。ホームは十分に明るくまずまずのバルブ撮影となりました。

2015.07.26. 尾久車両センター
Nikon D700 AiAF NIKKOR ED 80-400/4.5-5.6D
2015.08.06. 函館
Nikon D7200 AiAF NIKKOR ED 28-70/2.8D
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