monmon photo
日頃撮影した写真の記録。鉄道中心に。

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長らく見慣れた、四日市のDE10とDE10がともに入換作業をする姿も次改正で見納めになる可能性が高そうです。
DD200の増備が進み、稲沢のDE10運用も徐々にDD200に置き換えられつつあります。先日まで名古屋港の運用が置き換わってましたが、最近は稲沢の入れ替えに使用されています。習熟運転を兼ねて代走を重ねているかのようで、じきに四日市への乗り入れとなるのでしょう。
奇跡的に今期残った凸運用も残された機関車の検査期限を考えると2015年5月以降に検査出場はなく、2021年5月で6年の有効期間満了となてしまいます。次年度1年間運用に穴をあけずに走り通すことはおそらく不可能でしょう。

当たり前のように各地で見慣れた光景となっていたこれらディーゼル機関車ですが、活躍する姿を見られるのはあとわずかでしょう。
本線で駆け抜ける姿に目を奪われがちですが、ヤードを忙しなく行きかう姿もまた見ていて楽しいものです。

四日市を訪問したある日。2084レを組成するために行き来するDE10やDD51の姿がありました。四日市駅の貨物ヤードの有効長は10両分ほどしかなく、1列車のコキを分割して作業せざるを得ないようです。したがって、到着後と出発前は分割、連結の作業が必要になります。
2084レの本務機となるDD51に誘導員が乗りこみ、一足先に出発線へ。


DE10が引き出してきたコキを出発線の中ほどで待つDD51に連結。


DE10はもう1編成引き取りにヤードへ。


この間に、DD51も出発位置へ向けて少し貨物を引き出します。


追加のコキを従えて、DE10が戻ってきました。


このコキも出発線のコキに連結して組成完了。20両程度の長編貨物が仕立てられました。さすが、中京工業地帯の一翼を担う四日市ですね。1日数本のコキ貨物ですが、それぞれにはたくさんの荷があるようです。
駅の反対側へ回って出発待ちの様子ですが、脚立で少し視点を上げてみても標識がどうしてもかぶってしまいます。


DE10はまだ休まず働き続けます。名古屋方に引き上げていったなと思ってみていたら、四日市コスモ石油から出荷のタキを従えて帰ってきました。おそらく夜に発送される6076レの荷になるものと思われます。


最後に、2084レの発車を撮影し、もうしばらくするとやってくる8075レの到着を待ちます。


2020.05.21.
Nikon D7200 ED AF NIKKOR 80-400/4.5-5.6D








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