一期一会

日々是好日な身辺雑記

世界遺産コルドバ旧市街散策

2015年05月25日 | 旅行


昨日24日(日)は、ゆっくりホテルでのホテルでの朝食を摂った後に、旧市街の見所巡りに出かける。
全ての見所が歩いて10分以内の所にあるので、ホテルを出たり入ったりの休みを入れてノンビリ廻る。

コルドバはメスキータを中心に旧市街全体が世界遺産となっている。キリスト文化、イスラム文化、ユダヤ文化が混在した街だ。
同じ旧市街でも、これまでのセゴビアやトレドと街の雰囲気が少し違う。アンダルシア地方の街の雰囲気なのだろうか。

先ずはイスラム教とキリスト教が共存するメスキータへ。ここは後ウマイヤ王朝を開いたアブドゥール・ラフマン1世に
より785年に建設が始められ、3回の改修を経て、200年かけて25,000人収容出来る大モスクが完成された。
モスクの内部は大理石と赤煉瓦を交互に組み合わせた850本のアーチが並ぶ様は見事なものだ。



その後キリスト教徒のレコンキスタ(国土回復戦争)により1031年に後ウマイヤ王朝が滅び、再奪還されるという歴史がある。
そんな歴史からモスクの中にカテドラル(大聖堂)があるという複雑な構造になっていて、ミフラーブというメッカの方向を示す壁がんで
カリフ達がアラーに祈ったという場所の近くに、キリストの像がある。それが下の写真だ。
メスキータはコルドバの歴史を象徴する場所だ。





中庭で行われていた男性合唱団のコーラスを聴いたりして2時間程過ごし、その後ビアナ侯爵の邸宅として14世紀に建てられたビアナ宮殿、
ユダヤ教会と廻る。ビアナ宮殿は12ものパティオがあり、花々が咲いた庭園は綺麗だった。
こういう入場料が1日5,000円位かかる。65歳以上の割引はなかった。イスラムの教えに年齢割引はなかったのだろう。







そしてこの日の夕食は、ライトアップしたメスキータが観たいというカミさんの要望に従い、9時にレストランへ。
日没が9時40分頃なので、その時間になる。カミさんはサングリアを飲むが、休肝日の私は炭酸水で夕食。
ライトアップしたメスキータを観てホテルに戻る。

今、現地時間8:30。朝食を食べながらメールを見ていたら、1時間前に日経速報メールで茨城で震度5の地震と。
詳細は分からず。これからバスでセビーリャへ移動なので、着いたら確認しよう。