一期一会

日々是好日な身辺雑記

半導体関連株

2024年07月26日 | 日記
昨日25日(木)の株価はNASDAQや日本市場も大きく下げた。毎朝の習慣で4:00頃起きると直ぐに米国株をチェックする。米国株の取引時間は現在サマータイムなので、日本時間の22:30〜翌5:00となっている。登録してある銘柄は殆ど下げており、特に米国株高を牽引してきたエヌビディアが大きく下げていた。この株価を見て迷うことなく買い時だと思い、3Mを全株売り設定したら即約定した。そしてエヌビディアの買い設定したら資金不足とのメッセージが返ってきた。3MはNISA成長投資枠全額を使って買っているので、NISA口座で買うことは出来なく、売却金が課税口座に反映するのは、当日の17:00という事だった。

3Mを買う時にエヌビディアも検討した上で、3Mが右肩下がりの底値、エヌビディアが右肩上がりの高値という事から、3Mを買ったという経緯だ。ただその後のエヌビディアの株価上昇を見て、まだまだ上昇余地があるだろうと思い3Mから乗り換えた。3Mは12%の利幅だった。そして今朝3:00に起きてエヌビディアを@116ドルで買った。

そして3Mを売った昨日の日経平均も−1285円安と大幅下げとなり、特に半導体関連株が大きく下げた。この下げを見てMRFに資金があったので一銘柄の買いを検討し、買い候補としてウォッチしてきた川崎汽船、中外製薬、日本電子の3社から1番下げが大きかった日本電子を@5900円で買った。日本電子は元々昨年11月末に新NISA成長投資枠x2に買い替えようと一旦売ったもので、それが上がり続け(押し目待ちに押し目なし)という格言通りの状態だった。その売値近く下げてきたというのも買いの理由だ。こうして買いたいと思っていた2銘柄を大幅下げ局面で買うことが出来て、取り敢えず満足だ。

そして今日の日経新聞の16面(投資情報)に、川崎汽船が利益大幅上振れ、今期最終2倍とあり、中外製薬の純利益19%増とあった。それを買う余裕資金がなかったが、中外製薬はいずれ保有銘柄にしたいと思っている。

(投資情報)にこの2社以上に大きく載っていたのがルネサスエレクトロニクス純利益29%減、時価総額1日で7600億円減だった。ルネサスは昨日が−407円安、今日が−141円安だった。7/11の終値が3382円をつけた時に、3400円での売り設定を8/8までの有効期限でしてあるが僅かに届かず下げに転じた。

しばらく我慢の期間が続きそうだ。

トランプvsハリス

2024年07月25日 | 日記

 

7月初めこのブログで(見たくない光景)としてアップした2024年アメリカ大統領選の様相が今週になり一変した。旅行中の22日(朝)3:00枕元のiPhoneの着信音が鳴り、日経速報メールでバイデン撤退を伝えていた。これでトランプ大統領という悪夢の再現は無くなったと直ぐに思った。

あの討論会の後も、ゼレンスキーをプーチンと、ハリスをトランプと言い間違える失態が続き、民主党内からも撤退論が相次いだ。そしてあのトランプの銃撃事件での拳を振り上げ、バックに星条旗という写真だ。これがバイデンにとって致命的で(強いトランプ老いて弱いバイデン)のイメージが広がるだろうと思った。この事件を受けて指名受諾演説の内容を変えると言われた。その党大会の受諾演説の要旨が日経新聞に載った。国民の団結を訴えるというトランプらしくないものだが、スピーチライターが書いたものを読んでいる内はボロがでないが、人間はそう簡単には変われないものだ。後半になるとハンガリーのオルバンや金正恩の話を持ちだし自画自賛するという、まるで政治漫談のようだ。その後の選挙キャンペーンでも得意の(習近平から美しい手紙をもらった)と自慢するという阿呆の極みだ。

そんな事で(トランプvsバイデン)から(トランプvsハリス)になったので、このブログで書かないとしていたが、この選挙戦でのポイントでは書くことにした。2020年の選挙結果が出た後にこのブログで、2024年の大統領選はカマラ・ハリスとニッキー・ヘイリーという2人のインド系女性で争われるだろうと書いた。共和党はトランプではなく、ニッキー・ヘイリーを選ぶべきだった。

そして2020年の選挙戦の時によく見ていたNHK BS16:00のワールドニュースを、昨日予約録画設定した。このニュース番組は公共放送PBSニュースとABCニュースで構成される1時間番組で、アメリカ政治を知る上で最も適正な情報を得れる。ABCニュースのアンカーは4年前と変わらずデイビッド・ミューラーだった。その内ジョージ・ステファノプロスも登場するだろう。今日はミネソタ州知事が出演していたが、トランプ政治への評価は卓見だった。

そしてトランプがランニングメイト(副大統領候補)として指名したJ・D・バンス上院議員で、エール大卒でベストセラー本を書いた作家でもあるが、ある面いわくつきの人物である。すでにメディアで報じられているし、長くなるのでカットする。
ただ、この人物を知る上で参考になるのが2021年のFOXニュースでのインタビューで、それが22日にXに投稿された。子どものいない人々としてカマラ・ハリスや同性愛者を公言しているブディジェッジやオカシオ・コルテスを揶揄したもので、その投稿を2日で2385万人が視聴している。これから3ヶ月半双方からネガティヴキャンペーンが展開されるだろう。
 
 
 

トップ写真の支持率については、調査媒体によっては逆にもなるし、まだまだ分からない。アメリカの大統領選は得票数ではなく、州レベルでの勝利者が選挙人の総取りというシステムなので、激戦州を制するのが重要だ。2016年のトランプvsヒラリーではヒラリーの方が全国レベルでは得票数が上回っていた。

ただバイデンもトランプも嫌いだというダブルヘイターと言われる層が25%いる。特にイスラエルのガザ攻撃に対するバイデンの姿勢に抗議・批判が若い世代に多い。カマラ・ハリスはイスラエル批判を展開していたので、その層を取り込めるだろう。バイデンが撤退した事で、テイラー・スウィフトもハリス支持声明を民主党大会の頃に出すだろう。

この2日間でジョージ・ソロス、ヒラリー・クリントン、ジョージ・クルーニーもハリス支持を表明している。逆に銃撃事件の後でトランプ支持と毎月70億円の献金と報じらていたイーロン・マスクは、今になってそんなに多額ではないと言いだす始末で、明らかにバイデンの撤退で様相が一変している。

このまま11月にはハリス大統領を見てみたいものだ。


お茶と陶磁器

2024年07月24日 | 旅行
五島列島から戻ってからのプランは全て姪にお任せで、一つの見所が終わると(次どこ行くの)という感じだった。最終日の22日(月)はお茶のミュージアム、波佐見焼関連使節、棚田、魚雷発射試験場跡、世界の窯広場と盛りだくさんのプランだった。
 
(和多屋別荘)




目が食べたくなるバイキング朝食。この後にフルーツとコーヒーを。まぁ、食べれるのは健康の証と考えよう。
(チャオシル)
 




施設名チャオシルは茶を知るから来ているお茶専門の資料館。遣唐使時代の中国から伝わったと言われる茶の歴史や製造工程などが展示されている。あまり知られてないと思うが、嬉野市は全国有数の生産量を誇るお茶の産地なのだ。旅館の茶寮で飲んだお茶も美味しかった。夕食には食前茶というものが出た。
(Shop&Cafe ZOE)


(しらたまパフェ)


 
波佐見焼というのを知らなかったが、400年以上の歴史を持ち、現在でも日用食器のおよそ16%のシェアを誇り、全国3位の出荷額だ。波佐見焼の特徴は、白磁の美しさと藍色の絵付けで、OYANEという波佐見焼のショップでカミさんと義妹は皿を買った。
モノは増やしたくない断捨離思考の私は、先ずは使ってない食器棚にあるDANSKやNoritakeの皿を使えばと、一言述べたが聴き入れてもらえなかった。私の作るきんぴら牛蒡などの田舎料理はDANSKの皿に合わないのだ。
 
前日の豆乳パフェと同じく、しらたまパフェも美味しかった。普段スイーツの店に入ることがないが、今度カミさんを誘ってスイーツ名店巡りでもしてみるか。

(鬼木の棚田)


鬼木の棚田は日本の(棚田百選)に選ばれた名勝地で、今まで見た棚田の中で1番美しい景観だった。

(川棚発射試験場跡)


 
1918年(大正7年)に建設され、佐世保海軍工廠や三菱長崎兵器製作所で製造された魚雷の発射試験が行われていた。波が穏やかな湾で島の頂上の観測所から速度や航跡を調べた。
3月に国登録有形文化財に指定された。
 


(BUCO Cafeでランチ)
 
BUCO Cafeは湾近くの眺めの良いカフェで、シーカャックの貸出しなどを行っている。店内にはピアノやサクスフォーンが置いてあったので、JAZZの演奏をやっているのだろう。
写真は小串ボロネーゼで、手ごねハンバーグとトマトソースたっぷりの平打ちパスタがスキレット(鉄製のフライパン)に。ボリュームもあり、朝食バイキングとしらたまパフェを食べたにも関わらず、別腹のように完食した。前日同様スイーツのカフェは姪が以前に行った店の案内で、何処も店構えのセンスが良かった

(世界の窯広場)
 



世界の窯広場には古代から近世にかけての世界を代表する珍しい窯が12基再現されている。中国や朝鮮半島、日本、イギリスなどの世界の窯の歴史と技術を見ることが出来る。
 
 
佐世保に戻ってから2日間佐賀県と長崎県の県境辺りをレンタカーで廻ってみて感じたのは、地方都市での生活の豊かさというものだ。車から見る有田、伊万里辺りの家がとにかく立派で大きいのだ。農業、窯業、観光業の三本柱で町の財政もそれなりに豊かなのか?
 
昨年のGWに雲仙島原、今年の五島列島と長崎に住む姪を訪ねる形で旅行をして、地域の食べ物や文化、歴史を感じられ楽しかった。
後は対馬や天草だが、どちらも姪は行ってるらしいが、対馬は歴史的に韓国との繋がりが深く、文化的にも興味深いので、いつか行ってみたい。
 
こんな旅をしてきて長崎空港20:25発の便で帰ってきた。
 
 
 

中通島から佐世保へ

2024年07月23日 | 旅行

3日間の五島列島観光を終え、21日(日) は6:40発のフェリーで佐世保に向かった。ホテルアオカからフェリー乗り場までは車で10分くらいなので、前日に6:20頃のタクシーを依頼したら、その時間帯の空きはないとの事だった。次のフェリーが10時台だったので、どうしようかと思案していたが、しばらくしたら部屋にフロントのアジア系らしき男性から電話があり、5:40の迎えであればと。


(ホテル アオカ)




6:40発のフェリーはジェットフェリーではないので、小値賀島、宇久島と寄港して2時間半の9:10に佐世保に着く。湾には軍艦が3隻停泊しており、ターミナルの近くには造船所や米海軍基地があるていう、佐世保らしい風景だった。
 


 
(フェリーからの島々)


(佐世保•鯨瀬ターミナル)




5:40のチェックアウトで、中通島では朝食を取っていなかったので、レンタカーを借りた後は絶景の九十九島が眺められる佐世保バーガー本店へ。

 


 
何年振りかのハンバーガーとコーラの朝食は美味しかった。マクドナルドは昔からあまり利用しなかったが、バーガーキングはそのボリューム感が好きになり、西新宿のセンタービル店にはよく行ってた。佐世保バーガーは大きいのと慣れてないので、食べ方に一苦労。紙袋を持って食べても、ソースや中身がこぼれそうになる。

(石岳展望台)
 


 
石岳展望台から臨む九十九島は、映画「ラストサムライ」の冒頭シーンのロケがあったらしく、海の青さと島々の風景は絶景だった。

(アリタセラ)






アリタセラは2万坪の敷地に、陶磁器の専門店が22店舗とカフェ•レストランやギャラリーもある最大規模の有田焼のショッピングモールである。日用食器、業務用食器、美術工芸品の陶磁器を見て廻り、写真の店の物が色合いが良いと思ったが店の名をメモしてなかった。

(秘窯の里•大川内山)








有田焼の次は伊万里焼という事で大川内山に廻る。秘窯の里の由来は、延宝3年(1675年)から廃藩置県(1871年)まで佐賀鍋島藩の御用窯が置かれ、朝廷や将軍家に献上する高品位な焼き物が焼かれ、その流失を防ぐためか関所まで設けられていた。また三方を山に囲まれた秘境ムードあふれれることから(秘窯の里)と呼ばれていた。その鍋島焼の伝統、技法を受け継いだのが伊万里焼である。
 
(武雄温泉)


(平川屋)


(豆乳パフェ•ごまオリーブ)


武雄温泉散策の後は、嬉野温泉に本店がある平川屋で昼食代わりに豆乳パフェなるものを食べる。元々は胡麻豆腐や温泉湯豆腐の専門店だったのが、豆乳をベースにしたフラッペやパフェに展開したようで、東京に出店したら当たるだろうと思う店だった。

(武雄市図書館)




(武雄市こども図書館)


驚いたのが武雄市図書館で、図書館と蔦屋書店、STARBUCKSが一体となった施設である。図書館のあらゆる種類の蔵書の数も凄く、蔦屋書店の雑誌や小説をSTARBUCKSで読めるのだ。そのSTARBUCKSはテーブル席があり、勉強をしている若者達がいた。図書館の設計もよく考えられており、椅子が置いてある閲覧コーナーも、書籍の種類ごとの小さなスペースなので、読書に集中出来るだろう。近くにこんな図書館があれば一日中でも過ごせる。隣に立派なこども図書館もあり、育児環境にも良いだろう。地方創生のハード物もこういうものであれば、地方活性化に有効だろう。

(嬉野温泉•和多屋別荘)






(10階の部屋からの眺め)


この日泊まった嬉野温泉は、喜連川温泉(栃木県)、斐乃上温泉(島根県)と並んで日本三大美肌の湯と称されている。この歳で美肌というのもあまり関係ないが、確かにヌルッとした泉質だった。週3〜4回ジムの炭酸泉に入っているが、血流が良くなる以外の効果はないのか。
 
和多屋別荘(別館ではない)は、二万坪の広大な敷地の中を嬉野川が流れ、日本庭園や月見台があり、館内には有田焼の陶磁器が多数展示されていた。12階建ての大型旅館であるので、コロナ禍での経営は大変だったろう。社員旅行や大型ツアーも減っているという状況下で、(泊まるから通う場所へ)とイノべーションして、日帰り客を取り込むレストラン&スパとしてのイベントの企画や施設になっている。武雄温泉で入った平川屋も7/25〜9/1の期間限定の出店も予定されている。
草履形の室内履きに丸に十の薩摩島津藩の紋が付いていたが、江戸時代から薩摩藩に利用されていた縁から来ているらしい。





 












夕食は日本料理の利休の個室で取ったが、居酒屋で飲むのと違い、出てくる料理でお開きを決めないといけない。ご飯が出てきたら追加のアルコールを注文しずらい。それでも生ビール、サワー、日本酒利き酒セット、ワインボトルと飲み、姪の恋話などで盛り上がった。

中通島観光

2024年07月21日 | 旅行
五島列島旅行3日目となる20日(土)は8;00発のフェリーで中通島に向かった。1時間5分で着くこの島は捕鯨で隆盛を極めた島だ。現在は五島列島の海産物として全国的に有名になったのが「飛魚(あご)」漁である。そして五島列島で1番教会の多い島であり、世界遺産の構成資産である頭ヶ島地区がある。

(桐教会)

(桐教会からの眺め)




中通島観光の1番目は湾の眺めが五島一と言われる桐教会に行く。そこからの凪いだ湾の海面はブルーからグリーンのグラデーションが見える。その美しさは今までに見たことがないものだった。

(中ノ浦教会)






(龍山展望台からの眺め)

(竹酔亭のスタミナうどんセット)

五島うどんの名物店(竹酔亭)のあご出汁のうどんつゆをかけるスタミナうどんセットは、トッピングの半熟玉子、豚キムチ、茄子、紫蘇、梅と出汁が相まって美味しかった。

(世界遺産 頭ヶ島天主堂)






(キリシタン墓地)



世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の頭ヶ島天主堂は全国的にも珍しい石造りの教会だ。拝観には予約が必要で、14:00から30分という時間帯で取っていた。我々以外に拝観者はなく、どっしりとした重厚な教会を静寂な中で見れた。

(ハマンナ)



ハマンナは地元の人しか知らない穴場スポットで、姪が知人から教えてもらった所で、浜には我々以外の人影もなく、穏やかな海の沖には別名ライオン島と呼ばれる源五郎島が浮かぶという絶景ポイントだった!思わず飛び込んで泳ぎたくなる穏やかで綺麗な海だったが、全員裸足で入るだけだった。人っ子一人いない浜だったので、短パンのまま入り岩場で乾かす手もあったが、どのくらいで乾くか分からないが、熱中症でお陀仏だろう。

(矢堅目の駅)






中通島の最北端に矢堅目という小島がある。古くから伝わる伝統製法を用い、一切の添加物を使わずに薪で焚き上げる自然海塩が(矢堅目の塩)だ。その塩とミルクを用いた塩ソフトはさっぱり味だった。

(居酒屋 優心)










3日連続の居酒屋での夕食は、鮪と鯵のすり身が美味しく、その2つを追加注文し、この日も話が盛り上がった。