一期一会

日々是好日な身辺雑記

第38回武相マラソンに出場。

2015年05月02日 | 日記



今日2日(土)からゴールデンウイークに入るという人が多いのだろう。
現役で働いていた時は、このGWが気候も良く、最も楽しみにしていた休暇だった。
(毎日が日曜日)の身には、GWも昔ほどの思いもなく、今日も娘とカミさんが義妹と姪と行く(ルーブル美術館展)に誘われたが、
大変な混雑だろうと思い断り、家に居てMusic Tubeで音楽を聴きながら、こうしてブログ書きをしている。

GWに入った人もいるという29日(水)は、ランナー仲間4人と今シーズン最後となる大会の武相マラソンに出場した。
アップダウンのきつい多摩丘陵を走るこのハーフマラソン(21.5km)は、いつも他のハーフマラソンと比べて25分ほどタイムが悪い。
今回は昨年記録の10分短縮を目標に出場したが、気温が高かったせいか、目標タイムに届かず、昨年とほぼ同じ6秒差だった。
過去に出場した大会の順位と記録が載った完走証は全て取ってあるので分かる。

他のハーフマラソンではあまり給水をしないが、この日は5ヶ所の給水ポイント全部で給水をし、最後のポイントでは2杯も飲んだ。
そして他の大会と違い、この給水がスポーツドリンクではなく、文字通り水だけというのが、暑さに参った身体には厳しい。
それと距離表示が4ヶ所位しかないので最後までペースが掴めない。
そんなことで2月に走った青梅マラソン(30km)より、走り終えた後の疲労感が強かった。

9時スタートのこの大会は、着替えて会場をあとにする頃には昼時になり、ランナー仲間の車に同乗し牛角へ。
いつもは冷えた身体を暖めようと、ラーメンと餃子がレース後の定番だが、この日は違った。
餃子と一緒に飲む生ビールも止め、グレープフルーツジュースにする。
翌日に飲み会が控えていたので(アルコールは週一)の原則に従った。
帰宅してからは直ぐ風呂に入り、夕食を済ませた後は8時にベッドに入り、5時まで寝てしまう。

翌日午前中はテニスで、いつもは10kmのジョギングをしてからテニスをするが、この日は太腿の痛みもありジョギングは止める。
そしてテニスの方も、コートの前後左右に球を追いかけるという具合にはいかず、お姫様のようなテニスだった。

夕方には浦和での飲み会があったので出かける。この日のメンバーは定年後の第二の職場で知り合った同じ歳の男性二人だ。
関係性を表す(第二の・・・)というのも、13年位で会社を移ってきたので、2番目の職場ということではなく、
単に定年後の職場という意味で(第二の・・・)と表現している。

本社の研修で知り合った同期は8人位いるが、このお二人とは気が合い、2ヶ月に1回位のペースで呑んでいる。
そして飲むのが浦和という普段馴染みのない場所であるのも異色の集まりだ。私ともう一人の方は隣の市という近さだが、
もうひと方は千葉県野田市にお住まいなので、中間点が武蔵野線の南越谷や大宮か浦和になるのだ。
その中でも落ち着いた街ということで最近は浦和の伊勢丹の近辺で呑んでいる。

この日は隣の市の人が3月末で65歳の定年退職になったのと、昨年5月に定年退職になっていた野田市民の彼が、
20日にスペイン旅行から帰ってきてたので、その土産話を聞くという名目で集まった。
今までは18時半スタートだったこの飲み会も、全員がリタイアの身となり17時と早くなった。
スペイン旅行土産話の延長線上で(何処にでもいる中国人観光客)の話から、安倍総理の訪米の話と、
いつも通り話のネタは尽きることがなかった。
またトピックとして野田市民の彼は、今まで南会津に借りていた貸別荘が3月に切れたので、
今月から群馬県長野原町に農地付き貸別荘を借りるとの話があった。
これはドイツが発祥の地とされる(クラインガルテン)と言われるもので、 家庭菜園規模の農地が付いた貸別荘で年間48万円の賃料だと言う。

本格的な別荘だと利用頻度や維持、相続など煩わしさもあるが、この(クラインガルテン)だとそれも無く、
契約切れ毎に違った土地に住めるという楽しみがある。正にリタイア後の理想的なライフスタイル(晴耕雨読の日々)である。

もう一人の隣市民の彼は、来週8日からウズベキスタン旅行に行くとのこと。
ツアーでもそんなに行かない中央アジアのウズベキスタンへは、外務省に勤務する
ご子息がモスクワ大使館からウズベキスタンの大使館に移ったので、この機会にという事で行くらしい。
タジキスタン・カザフスタン・トルクメニスタン・アフガニスタンという国と国境を接するこの国の知識は無いが、
シルクロードの地でもある興味深い国だ。 帰ってきてから土産話を聞かせてもらおう。

そして、日帰り北岳登山をするという健脚でもある彼は、7月に富士登山競走という山岳マラソンに出場するという。
富士登山競走だから登りオンリーだろうし、そのキツさは多摩丘陵のアップダウンの比ではないだろう。
同じ歳の人のこういう頑張り話を聞くと元気が出てくる。
5時にスタートした飲み会は、先週の大学病院の定期検査が無事OKだったこともあり、こんな話をしながら9時まで続いた。