一期一会

日々是好日な身辺雑記

高級リゾート地マルベーリャ

2015年05月30日 | 旅行


フエンヒローラ滞在2日目の昨日は、海からの日の出を見ようと、7時から海岸遊歩道のジョギングに出る。
写真を撮ったりしながら、ゆっくり走って25分位すると、丘の上に要塞の建つ公園に出る。坂を走って登ると良い運動になる。







快晴の時にはモロッコが見えるというこの地の、海に向かって建つ要塞は、北アフリカ大陸のムーア人の襲来に向けたものか。
そう言えば1930年代のスペイン内戦の始まりとなるフランコ軍の反乱はモロッコから起きている。

シャワーを浴びてゆっくりした後、高級リゾート地であるマルベーリャ行くために10時にホテルを出る。
バスターミナル近くのCafeでクロワッサンとコーヒーで朝食を摂るが、前夜のパエリヤのせいか腹が空かない。
10:30発のマルベーリャ行きのバスは、ジャバラでの2両連結の大型バスだったが、多勢の観光客でいっぱいだった。

マルベーリャは著名人の別荘や名門ゴルフ場があるこの地域屈指の高級リゾート地で、高速道路を走るバスからも、
プール付き邸宅や大型ホテル&スパが見える。旧市街は前日の白い村ミハスと同じく、
白壁の家やショップ、レストランが並び、ミハスをより華やかにしたような町並みだ。





昼食を挟んで3時間ほどブラリ歩きを楽しみ、4時頃ホテルに戻る。スマホ片手に30日、31日グラナダ以降の行程を検討する。
決まっているのは7日(日)リスボン発11:30の飛行機でイスタンブールに向かうことだけ。
どうしても行きたいローマ時代の古都で世界遺産のメリダは、今までの体験から遺跡見物は半日位で終わる。
セベーリャ乗換えメリダまでのバスの所要時間が分からない。
メリダ1泊にすると、リスボン5泊になるが、それだけの見所はあるか?等々
検討した結果、メリダ2泊にし日帰りで同じく世界遺産のカセレス行く事にする。

これで旅行後半の全行程が決まったのでメリダのホテルを予約する。続いてリスボンのホテルを探すが適当なものが見つからない。
カミさんいわく(口コミや写真を見ても、三ッ星ホテルでも見すぼらしい感じ)と。
ポルトガルはEUの中ではギリシャに次いで経済的に大変な国なのでそんな影響か。
唯、4泊するのでホテルは重要。一旦中止しこれから4日間の内に決めることにする。

全行程が決まったところで夕食の為に前日と同じモンカジョ通りへ。
8時には少し時間があるからウィンドウショッピングをするというカミさんをおいて、お店の事前探索に通りをブラリと。

この通りの両脇にはレストランが軒を連ね、客引もいるがそんな一人から(ニーハオマー)との掛け声。(NO)と言ったら
次は(フィリピーノ?)と。普段からテニスやジョギングで日に焼けているが、一層焼けたかと思いつつ(ソイ ハポーネ)と
言ったら(Kobe Beaf!)と、なんとも憎めない客引だった。

カミさんも合流し、店を決めたのはトミー・リー・ジョーンズに似た客引の店。ウェイターは俳優の照英に似ていた。
前日の店にはナインティナインの岡村に似たウェイターがいてカミさんと思わず笑ってしまった。
アンダルシア地方にはハポーネの性を名乗る日本人の末裔がいるらしいので、その関係の人か。





食べたステーキは300グラム近い大きさで、二人で食べても充分だった。白ワインも美味しく、2杯飲んだ。