ようやくトレイルランの脚の痛みもなくなり、今日は休みだったので
9時から久方ぶりに航空公園で10キロのジョギングをした。
新緑の公園の中を一時間位走って汗をかくと、北島康介ではないが
(気持ち良い!)という感じである。
走った後は入念なストレッチをし、10時半から2時間テニスをする。
先週はコートに足が貼りついた状態だったが今日は快調に球を追えた。
さて鳴り物入りでNASDAQに上場したFacebookの株価下落が止まらず23日まで15%下げた。
それに伴い、色々な事が明るみになってきて、興味深い。
今朝のBS1のワールドニュースでやっていたのはFacebookが上場前の情報開示が
不十分でザッカーバーグ他幹部が提訴されるらしいということ。
*主幹事証券会社であるモルガンスタンレーが一部の投資家にのみ業績情報を
流していた疑い
*GMがFacebookのサイトでの有料広告の効果を疑問視し取り止めた
*NASDAQに上場したばかりだがNYSE(ニューヨーク証券取引所)に移す話があること
*Facebookの2011年12月期の実績からすると上場時の38ドルはPER(株価収益率)67倍
という割高であること。
NASDAQからNYSEへ移行の話は本当に実現するのだろうか?
上場初日当日システム障害があったらしく、それが理由なのか?
それは株価下落と因果関係はないので八つ当りというものだろう。
そのシステム運用会社も提訴されたらしい。
鐘や太鼓でFacebookのIPOを囃し立てたモルガンスタンレーが株価を下支えしてる
らしいが、まぁ~正に「ウォール街の懲りない面々」である。
Facebook以上に関心があるのは前期大幅赤字決算になったパナソニック、ソニー、
シャープの再建である。日本を代表する電機メーカーだったが厳しい局面に立たされ、
いづれも新社長で再建を期すことになる。
現在、日経新聞で「迫真 シャープの決断」という記事が連載されており、
シャープの筆頭株主になった台湾の鴻海精密工業との企業文化、
意思決定のスピードの違い等が書かれ読み応えがある。
パナソニックは今期黒字決算を目指し技術畑からの津賀新社長の下で
再建を期すことになる。個人的にはパナソニックの株主なので日立のような
事業構造の変革でV字回復をしてほしいものである。
ソニーには革新企業としての世界的なSONYのブランドを取り戻してほしい。
事業構造の変革ということでは富士フィルムは凄い!
同じ生業のKODAKのようにはならなかった。
矢張りTOPのリーダーシップなのだろう。
HPが27,000人のリストラを正式発表した。リストラの詳細は未だ発表されていないが
プリンター事業とITサービス事業の不振が原因とか。
HW主体の事業構造からIBMに倣いITサービス事業の拡大ということでEDSを買収したが
その部門の縮小も報じられている。CEOもマーク・ハード氏から3年で3人目?
CEOが変わる度に会社の大きな方針が変わるというのもどうなのだろう?
HPはここ数年リストラが続いているが短期的な施策で行っているからだろうか?
どちらにしてもリストラが続くと社員のモチベーションが下がりマイナスであることは
確かである。コスト削減だけでは論じられない。
とうとう日本の国債も格下げされた。消費税増税論議の結果次第で更なる格下げも
あるという。そんな状況でも政治は何も決められず、政局で動いている。
四国や東京湾に橋を架けるなどして現在の財政赤字を作った自民党にはその責任を
感じての対応を求めたいし、民主党は政権与党の体をなしてなく、
同じ党内で、あれだけ意見が違うのだから二つに分かれてほしい。
総理と元代表の会談のセッティングというのも何なんだろう。
あの子泣き爺いのような幹事長もなぁ~。
この爺さん達は世代間格差の問題とか真剣に考えているのだろか!
若い人たちにツケは回せないだろうに!
このブログには政治向きの事は書かないと決めているのだが、それを守るほうが難しい。
でも止めよう、書き始めると罵詈雑言を浴びせそうだし、
落語の(長屋の八っつぁん、熊さん)路線になってしまうので。
このブログは毒にも薬にもならない椎名誠の(赤マント)のようなものを・・・と
思っているので。こんな事を書いたら椎名誠に怒られるか(苦笑)
でも週間文春に連載されているエッセイ(赤マント)シリーズは長年読んでいて、
(最近は読んでいない)その文章の軽妙さのファンだった。
それにしても、よく言われる(日本は経済は一流、政治は二流)は本当だなぁ。