ゴールデンウィークの初日の昨日4/29は、今シーズン最後のマラソンとなる武相マラソンを走った。
一緒に走ったのは2月の青梅マラソン以来のランナー仲間4人と、私の知人のIさんだ。
例年11月の府中多摩川に始まり、12月の所沢、1月のフロストバイト、2月の青梅、
そして4月の武相と走っている。東京マラソンは応募し続けているが今だにあたらない。
今年はランナー仲間の一人が初出場したので、来年は順番が回ってくるかも知れない。
3月は東京近県で適当な大会が無いのと、3月は大体海外旅行に行っているので予定できない。
武相マラソンは9:00に町田市立陸上競技場をスタートして多摩丘陵のアップダウンのきつい21.5kmを走るハーフマラソンで、
そのコースのきつさからか、定員3,000人でも1,800人位の出場だ。
他のハーフマラソンは2時間10分前後のタイムだが、この大会はプラス20分位かかる。
昨日は気温23度とマラソンには暑い感じだったが、新緑の中を走るのは気持ち良かった。
(まぁ、それも最初のうちだけだが)
だらだらと長い上り坂にかかると、前を見るとウンザリするので、路面を見ながら黙々と走る。新緑を楽しむ余裕がなくなるのだ。
人生と同じく上りあれば下りありで、下りでタイム短縮を図りスピードをあげるという繰り返し。
このコースは距離表示が5km毎なので、どんなペースなのかよく分からないが、
5km地点が32分30秒、10km地点が64分58秒で、やはりいつもの6分/kmより遅い。
家を出る時に昨年の完走証で2時間26分のタイムを確認していた。
青梅マラソンが終わった時点では武相マラソン2時間15分切りの目標を立てたが、
スリランカ旅行などで走り込みが思うようにいかず、昨年より1分でも速ければとハードルを下げた。
15km地点計測では、それは何とかなりそうかと思ったが、20km地点の前に急な上りが残っており、
沿道から(これを上りきれば、あと1キロだよ頑張って!)の声援がかかるが、歩かないのが精一杯だった。
そしてゴールインしてストップウオッチを見たら2時間27分48秒だった。
計測ICタグを返し、貰った完走証の記録は2時間28分52秒で昨年より2分遅かった。
この大会はネットタイムが無く、スタート時刻からゴールインまでの時間が公式記録になるが、
やはり意気込みだけでは、脚も記録もそれに付いていかないのだ。
荷物を置いていた競技場のスタンドに戻ったら、Iさんが既に着替えて待っていた。
タイムを聞いたら1時間49分で昨年より2分速かった。片や2分速くなり、片や2分遅くなる
この差は日頃のトレーニングの差かも知れない。
ただ、彼は2回目のフルマラソンとなる昨年11月の大田原マラソンでサブ4(4時間切り)を達成し、
ここ数年7月の富士登山競争にも出場し好成績を納めているので、元々の脚力も違うのだ。
大田原マラソンは制限時間が4時間なので、そもそもサブ4ランナーを対象にしているような
ハイレベルの大会で、自信とチャレンジ心がないとエントリー出来ない。
富士登山競争に対する思い入れは強いらしく、大会前には2,3回現地に行って同じコースを走るらしい。
同じ歳なので刺激を受けるが、意気込みと記録ともその域には近づけない。
この後ランナー仲間も次々と戻ってきて、今シーズン最後のマラソンは終わった。
記録はともかく、健康で走れるだけで満足だ。
マラソンが終わった後は生ビール、餃子、ラーメンで打ち上げというのが定番だが、
1台の車に乗りきれないので、Iさんとバスと電車で帰る事にして会場でランナー仲間4人とは別れる。
ゴールデンウィーク明けにランナー仲間とは今シーズンの打ち上げをする予定になっている。
この大会は行きは小田急線の鶴川から専用バスを出してくれるが、帰りはローカルバス利用となる。
多摩センターまでバスで行き、そこのビアホール(だん家)で遅めの昼食を取る。
最近はリタイアシニア向けなのか、居酒屋なども昼間から開いている店がある。
陽が落ちる前にアルコールを飲む習慣はないが、今週は大学病院での3ヶ月毎の
定期健診がセーフだったので、自己規制の枠を外し生ビールに加え白ワイン2杯を飲んだ。
こうして今シーズン最後のマラソンは終わり、次は11月の府中多摩川まで無いが、
来シーズンこそ出場する全大会で自己記録更新したいものだ。