一期一会

日々是好日な身辺雑記

ミュンヘンからモスクワ経由成田

2019年09月23日 | 旅行


帰国日の9/22(日)は5時40分にチェックアウトし、駅前から6:00発のバスに乗り、ミュンヘン空港には6:40に到着。
早速、買い物で支払った税金を払い戻してもらうリファンドの手続きをする場所を探す。
その手続きをする為に先ずはアエロフロートの荷物預かりのタグを取らないと行けないのだが、
電光掲示板にアエロフロートのモスクワ行きの便が表示されていない。
各航空会社の搭乗手続きカウンター探すが、アエロフロートのカウンターが分からず、リファンドをする場所も分からず、その内に自動チェックイン機を見つけチェックインする。
インフォメーションにも人がいず、ようやく空港職員に聞いて分かったアエロフロートのカウンターはCフロアの端にあった。
成田のように航空会社のカウンターがアルファベット表示されていないので、分かりづらい。
そうこうしている内に7:30頃になり電光掲示板にモスクワ行き10:10が表示されたので、出発カウンターで搭乗手続きをして私のスーツケースを預け、カミさんのスーツケースはタグを付けてもらいリファンドの手続きへ。








リファンドは60ユーロくらいで、そのユーロを受け取る場所がパスポートコントロールとセキュリティチェックを通って搭乗フロアーにあるというので、直ぐにゲートに入るが長い列なのと、セキュリティチェックが今までに経験した事がないくらい厳重で、毎日持ち歩いていたザックにペットボトルが入っているのを忘れていたら、レーザーで見つけたのか指摘され、パスポートの提示を要求された。
ミュンヘンオリンピックの時のテロ事件の経験から、セキュリティチェックが厳しくなったのだろう。
そんな事をしていたら、セキュリティチェックが終わった頃は9:15頃になり、搭乗時間が9:30の為リファンドした払い戻しユーロも受け取れず、手続きした書類をエアメールで送る羽目になった。

14:00にモスクワに着いたが、成田への便が19:00発なので、搭乗まで4時間半くらいあるが、FreeWifiは携帯電話番号を入力する必要があるのと、何かとインターネットでは問題を起こしているロシアなので、FreeWifiを使うのは止め、お茶をしたり、小腹おさめの軽食を取って過ごした。
ブタペストで香草入りレモネードを飲んでから気に入り、この2回のお茶&軽食でもミントティーなどを飲んだ。







今回の旅行は9泊10日プラス機中一泊という行程だったが、見逃した場所も多く、4泊したミュンヘンも日帰り旅行が2日あったので、BMW博物館やアルテ・ビナコテーク美術館にも行けなかった。
地下鉄、バス、トラムが自由に利用出来ればもう少し効率よく廻れたのだろうが、ドイツ語表記と言葉の壁のハードルが高かった。
これからは(住むように旅する)という考えで、2ヶ所くらいに絞り、長めの滞在をしたいものだ。
今回の旅行で強く感じた点が二つあり、一つはウィーンやミュンヘンで街行く人が驚くほど大きいという事だ。男性は190cm以上で八村塁クラスがゴロゴロおり、女性も180cmクラスがざらだ。
オランダ人も大きいらしいが、民族的なものか、乳製品で育つという栄養学的なものからか、どうなんだろう。モスクワにつき空港職員を見ても、ドイツ人のような身長はない。

もう一つは日本と比べ社会システムを含めエコ意識が格段に高いという事だ。
スーパーなどで買い物をしてもビニール袋はないので、買い物袋持参である。
サンドイッチなどもビニール包装はしてないし、紙袋に入れて持ち帰るのだ。
飲食店以外のデパートやショップも20時頃には閉まるし、日曜日は殆ど店が休みで、コンビニもない。閉店法という法律で規制されているそうだ。

カミさんいわくスーパーにも有機農業品のBIOマークの商品棚のスペースが広いとの事だ。
車道と自転車道、歩道は分けられており、自転車に乗っている人が多い。

ミュンヘンのあるバイエルン州はその経済規模がイタリアやスペイン位あるが、そこで集めた税金は経済規模の劣る州に配られ格差解消に繋げているとの事で、再分配の社会理念で成り立つている国なのだろう。
それもミュンヘンにはあのBMWの本社と工場があるのだ。
その経済規模も原発停止でも維持出来てるし、EU全体の経済を引っ張っている。
一国そしてEUのリーダーとしてのメルケル首相の政治手腕は、あの政治哲学も理念もないトランプとは大違いだ。

まぁ、ドイツは緑の党という政党があるくらい環境には厳しいお国柄だ。
エコに関する事も法律で規制されているらしいが、日本の議会も不毛の議論に終始することなく、
立法府としてキチンと国のあるべき姿の法律を作ってほしいものだ。
環境大臣として小泉進次郎氏が就任したが、彼には世界的な視野に立っての環境行政を推進してほしいものだ。

あと20分ほどで成田着なのでこの辺で。

ノイシュヴァンシュタイン城、フュッセン観光

2019年09月22日 | 旅行


ミュンヘン滞在4日目で実質的な最終日となる9/21(土)は現地ツアーに申し込み世界遺産のヴィース教会、ノイヴァンシュタイン城、フュッセンの日帰り観光に行ってきた
当初、フュッセンとノイヴァンシュタイン城を個人で廻ろうと思っていたが、ノイヴァンシュタイン城の
入場時間は、予め決められ時間に入場しないといけないという制約や、ローカルバスへの乗換えとか、難しそうなので、現地ツアーに申し込んだ。
現地ツアーと言えども海外旅行でツアーを利用するのは初めてだが、やはり移動は楽だし、ガイドさんの説明も、歴史やドイツ、バイエルン州の現在の状況などが分かり良かったのと、改めてこのコースを自分達で廻るのは難しいと感じた。



(一人では食べきれない大きさのサンドイッチ。ハムの量もハンパではない。)

いつもの様に、前夜買っておいたサンドイッチとコーヒーで朝食を済ませ、ミュンヘン駅のスターバックスの前に7:45に集合。
日本人向けのツアーという事で10人くらいかと思っていたが、30数名のツアー参加者で大型バスでのツアーでツアーガイドはミュンヘン在住20年という日本人女性。
ノイヴァンシュタイン城もフュッセンもオーストリア国境に位置するので、アウトバーンを2時間くらい南下する。
アウトバーンは速度制限なしの無料の高速道路だが、大型バスは100km/時速と決められているそうだ。
アウトバーンを走るバスは、南下するので表面のアルプスの山並みに向かって走るという絶好のドライブだ。
途中でアウトバーンを降り、ロマンティック街道を走るが、ロマンティック街道のドイツ語の本来の意味は(ローマ人の道)で、古代ローマ人が作った石畳の道で、フュッセンが最終地点になっている。

(ヴィース教会)
世界遺産でもあるヴィース教会はのどかな村にある。






(ホーエンシュヴァンガウ城



(ノイヴァンシュタイン城)







大型バスを降り、歩いてアルプ湖へ行き、その後ホーエンシュヴァンガウ城のある所でローカルバスに乗り換え、山道を上ってノイヴァンシュタイン城の見える絶景の撮影ポイントのマリエン橋からは、
渓谷に建つ白亜の城が見ることが出来る。この城を建てたルートヴィヒ2世に関わる興味深い話があるが長くなるのでカット。帰ったらこの人に関わる本を探して読んでみよう。

(フュッセン)
古代ローマ時代にヨーロッパ北部とイタリアを結ぶアルプス越えの要衝の町として発展したフュッセンはこじんまりとした町だ。









(ローマ人の道の終点)





ヴィース教会、ノイヴァンシュタイン城、フュッセンと廻ったツアーは19:30にミュンヘンに戻る。
この日の12:00から始まったビール祭りのオクトーバーフェストは10/6まで開催され、ミュンヘン市街は
チロル地方の民族衣裳姿の人や観光客で賑わっていたが、会場は大変な混雑で入れそうもないので、
駅前のエデンホテルのレストランで、ホワイトビールとソーセージ、牛肉の煮込みでミュンヘン最後の夕食を取りホテルに戻った。







一夜明けて現在現地時間4:30で、これから荷物をまとめ5:40にはチェックアウトして、6:00のバスに乗りミュンヘン空港に向かう。
モスクワへの飛行機は10:30発だが、ミュンヘンでのショッピングの税金払い戻しのリファンドの手続きに時間がかかるのと、ミュンヘン空港を見て廻りたいとのカミさんの意見により早めの出発となった。
モスクワ経由で帰国の途につくが、日本が台風接近との情報もあるので、どうなのか。

ミュンヘン市街観光

2019年09月21日 | 旅行


ミュンヘン滞在3日目となる昨日9/20(金)は、ミュンヘン市街地のマリエン広場を中心にブラリ町歩きと
カミさんがショッピングをする日と前から決めていた。
マリエン広場はホテルから歩いて15分ほどで行けるので、既に何度か行ったり来たりしている。
ヨーロッパの町の構造というのは、教会や王宮を中心に街が発展したので、後から出来た鉄道の駅は旧市街地から離れている。
ミュンヘンも中央駅付近とマリエン広場を中心とした旧市街とは雰囲気が違う。
スペイン、ポルトガルを1ヶ月かけて電車で廻った時は、ホテルを教会のある旧市街に取っていたので、
スーツケースを引いての移動が大変だった。
またトルコを1ヶ月かけて廻った時は、長距離バスを使っての移動だったので、市街地から離れたバスターミナルで降り、そこからまたローカルのバスに乗り換えるという移動法だったが、一人でのバックパック旅行だったので、リュックを背負っての移動は楽だった。

今回は私が持って来たスーツケースが到着早々に引き手のハンドルが収まらなくなり、その状態では何かと大変なので。何回かやってようやく納めた後は、取手を掴んで引いているので大変だ。
カミさんからは買っていこうかとの提案があったが、勿論、断捨離中の身でそんな提案は受け入れられない。
それでなくても我が家には5個のスーツケースがあり、捨てる事を提案しているが、受け入れられない。
4月に遊びに来た息子がドイツに出張に来た時にRIMOAのスーツケースを買ってきたと言っていたが、
10万円近いスーツケースを買う発想は私には無いが。この親子はモノマニアの血統かもしれない。
来月デュッセルドルフに出張で来るらしいが、また何か買ったの話があるだろう。
どちらにしても帰国したらこのスーツケースは捨てる。物が少ないスッキリ生活が理想だ。

昨日朝目覚めて1番にしたのは、東京マラソンの抽選結果の発表で、東京オリンピックの年に走れればというので、今年もエントリーしたが落選だった。
10年近くエントリーして、ランナー仲間3人は何回か出場しているが、とうとう私は東京マラソンは走らないままで今回のエントリーを最後にするつもりだ。



9時から始動したミュンヘン市街観光は先ずギャラリエというデパートから始まり、次に靴店でのカミさんのショッピングをマンウオッチングをしながら待つが、待ちくたびれるので、旧王宮のレジデンス見学と昼食を兼ねたマーケット見学し、その後は別行動にして15時半カンペール待合せにした。

(旧王宮のレジデンス)
バイエルン王家の居城、日本語の音声ガイドを聞きながら、2時間くらい城内を見て廻る。









(野外市場のヴィクトアーリマルクト)
3年前にウィーンでサンドイッチを食べ美味しかった(NORD SEE)があったのでここで昼食。
カミさんはここでチーズのお買い物。








(ペーター教会)
ミュンヘンで最も古い教会。



(新市庁舎のカラクリ時計)



(ビアレストラン・ホーフブロイハウス)
ミュンヘンの最大観光名所、体育館のように広く、木の長椅子に座りビールを飲む人で大賑わい。
当然、トイレも大賑わいで、ここではビールも呑まずトイレを借用しただけ。
流石にビアホールのトイレでコインを徴収していたのでは間に合わないので無料だ。





15時半に待合わせたカンペールでは、それぞれがお目当の靴をお買い上げ。
ウィーンのカンペールではスニーカーみたいだと忠告した黒い靴を、替えの靴紐は無いと女性店員に
言われたのを、男性店員に再交渉し青の靴紐をゲットし購入となった。凄い粘り腰。
カミさんが買って、私が買わないのも同じ財布からなので不公平になるので買った。
日本で¥25,900が消費税のリファンドで¥14,000くらいになる。
1つ買ったら1つ捨てるという原則に基ずづき、履いてきたナイキのスニーカーは捨てていく。



買い物の後はいったんホテルに戻り、夕食はレジデンスにあるワインレストランへ。
19時に店に入ったら満席の状態で、入り口近くで一人でワインを飲んでいた中年男性が荷物をよけ
席をあけてくれた。
この私と同じ年でアイスランドで漁師をして、今ミュンヘンに住んでいるというこの男性が、
なかなか親切で色々と教えてくれた。
店内を見渡すとあまり食事をしている人がいなくて、ドイツ語のメニューを見て困っていたら、
オススメのワインを教えてくれ、そのワインに合うピザを薦めてくれた。
サラダをカミさんが頼もうとしたら、ビネガー味のドレッシングはワインに合わないとの助言にカミさん感心しきり。
ソーセージ料理はメニューのどれかと聞くカミさんに、ピザが大きいのでそれを食べてからにしたらとのアドバイス。
ドイツはモーゼルワインが有名なのだが、酒の知識のないカミさんは、殆どの人が白ワインしか飲んでいないようだがと聞いたら、赤ワインは白ワインと比べクオリティが低いとの答えで、サラミはドイツ製よりハンガリー製だとも。







私への日本では何をしているのだとの質問に、リタイアの身だと話したら、明日から始まるビール祭りの
会場の警備員をするのだと顔写真入りの証明書を見せてくれた。

そして一昨日のマリエン広場の大勢のビールを飲む人達の大騒ぎを聞いたら、サッカーファンの騒ぎだとの説明にやはりと納得。
店に入った時は居酒屋風の雰囲気と、ワイン飲みが主体な事で、その私の店選定に不満気な様子だったカミさんも、ワインとピザの美味しさと、この男性のオープンな人柄に感心しきりだった。
帰りにホテル近くのベトナムレストランで締めのフォーを。






ドイツ最高峰ツークシュビッツエ(2962m)へ

2019年09月20日 | 旅行



ミュンヘン滞在2日目の昨日9/19(金)は前日にチケットを購入していたDB(ドイツ鉄道)の7:20発の電車に乗り、ドイツ最高峰のツークシュビッツエ(2962m)の登山拠点の町ガルミッシュ・パルテンキルヒエンへ向かう。
ツークシュビッツエはバイエルンアルプスの山並みの一つなので、ミュンヘンからは地図で見ると下に位置し、オーストリアの国境に近い。
ガルミッシュ・パルテンキルヒエンまでの1時間半の車窓からの風景は、3年前のザルツブルグからハルシュタットへ向かう時の風景に似ていた。





ガルミッシュ・パルテンキルヒエン駅に着き、ホームの地下道を駅舎と反対側の通路を進んで行くと、
バイエルン・ツークシュビッツエ登山鉄道の駅があり、そこで1人54ユーロで登山鉄道とロープウエイの往復券を買ったが、これが間違いだった。
ツークシュビッツエへの行き方は二つあり、登山鉄道でアイブゼーまで行き、そこからアイブ湖ロープウェーで一気に山頂まで行くのと、もう一つはアイブゼーで乗り換えず、そのまま登山鉄道に乗り続けて終点駅ツークシュビッツプラット駅まで行き、さらに山頂ロープウェイに乗り継いで山頂に至るルートである。
我々は行きを後者で、帰りを前者でと考え、2つを自由に選択出来るのだろうと往復券(Round Ticket)を買ったが、後者は登山鉄道がトンネルに入るので途中から景色が見えず、ツークシュビッツエプラット駅からの山頂ロープウェイで初めて山の連なりが見えるというルートだった。
山頂での360度のパノラマを楽しんだ後で、前者のロープウェイでアイブゼーまで下りようと、改札口でチケットを挿入するがバーが動かず、アイブ湖ローブウエイは別だという事が分かった。
そんな事で同じルートで下山したが、トンネルのある登山鉄道ではなく、アイブゼーからロープウェイ利用がオススメだ。
そんな事で全体の山容の写真が取れなかったので、上のトップ写真は電車のチケットを撮ったものだ。









ホテルには17時に戻り、夕食は19時頃からマリエン広場の新市庁舎の地下にある(ラーツケラー)へ行く。
この店は驚くほど広く、歴史を感じさせるインテリアで、バイエルン料理のメニューも多数で、なかなか良かった。
飲み物は勿論ビールでウエイターにオススメはと聞いたら、(every thing)と言われたので、この間Mさんが勧めてくれたホワイトビールをそれぞれ頼み、ザワークラウトとソーセージ、チキンと香草のサラダ、スープを注文する。
カミさんのビールはレディースサイズだったが、お酒は強くないカミさんもロンドンでエールビールを飲んでからビールが好きになり、このホワイトビールも美味しいとご満足。
メインとサラダを一品ずつでのシェアだったが、我々シニアの夫婦には充分な量だった。







マリエン広場は昨日の喧騒が嘘のように、大勢のビールを飲む人達もいず、昨日のあの騒ぎは何だったのだろう。サッカーの試合の流れか?
そういえば、ユニフォームの様なTシャツを着た人や旗を持っていた人もいた。

現在9/20(金)の8:40で今日は一日ミュンヘン観光である。日本を出発してから毎日7:00頃から活動していたので、久し振りにノンビリした朝だ。
カミさんはショッピングの時間がたっぷりあるので、地図にマーキングしながら張り切っている。
(さぁ〜開店の時間ですよ)という感じだ。

ウィーンからミュンヘンへ

2019年09月19日 | 旅行


今日18日(水)はウィーン発8:30の電車でドイツの南に位置するミュンヘンへ向かう。
ドイツは初めて訪れる国で、同じく初めてのブタベストのハンガリーを入れ、25カ国55回目の海外旅行になった。
ウィーンからのQBB(国鉄)の電車は、ブタペストへの電車と比べると新しい車両だった。
昨日のサンドイッチ店は閉まっていたので、ウィーン駅構内で朝食用のサンドイッチを買い、その種類の多さに驚き。
ウィーン駅構内はフィットネスジムもあり、本当にこの国は豊かだ。
ヒットラーの生まれたリンツ、3年前に訪れたザルツブルグを過ぎるとチロル地方の山並みが見える。
丘の上に建つ家並みなどの風景を見ながらの4時間の電車旅の後、12:30にミュンヘン中央駅に到着。

(ウィーン中央駅)













ミュンヘンで4泊するVIVADI HOTELは駅から3分程なのだが、英語表記が少なく両サイドの出口が
どちらか分からず、取りあえず出てみるかと出た側は、道路には物乞いの人や日本では死語となった片脚がない(いざり)の人が二人もいて、ヨーロッパ随一の経済大国ドイツとは思えないショッキングな光景だった。

カミさんがGoogleMapsを使って探しあてたVIVADI HOTELは、反対側の出口でホテルが立ち並ぶ通りに面していた。
このホテル選択のポイントは、4日間の内、日帰り遠出が2日あるので駅近である事が絶対条件で、
Booking Comで日本人の好評価口コミが多く、簡易キッチンが付いていたのが決め手だった。
三ツ星ホテルだが4泊で¥86,000と、一泊あたりの料金も今回のホテルの中で1番高かったが、部屋は1番広かった。

ミュンヘンはウィーンからは北の方にあるので少し寒く、カミさんはヒーターの使い方をフロントの女性に聞いていた。
会社で国際部門のEU担当としてフランクフルトのオフィスとも日常的にコンタクトしてるらしい娘からは、肌寒いくらいらしいので、上着を持っていった方が良いとのメールが出発前にあった。

街行く人の姿はそれぞれで、ダウン姿の人もいて、カミさんは寒いの連発だが、モンベルのパーカー着用の私は寒さは感じなかった。
チェックイン後、翌日のガルミッシュ・パルテンキルヒエン行きの電車のチケットを購入に駅へ。
ここがまたよく分からず、番号札を取って20分ほど待ち購入。





そこからは旧市街の中心地であるマリエン広場へ。市庁舎の周りには9/21から始まるビール祭りの前哨戦か大勢のビールを飲む人で賑わい、地鳴りのような歌声と言うか雄叫びの様な初めて目にする光景だ。
その大酒飲みを見張るように武装した警官がグループで随所に立っており、日本の祭りでは見ない光景だビールの他にウオッカなのか小瓶を20本以上並べているグループがあり、写真を撮る為にスマホを向けたら、飲むかと言わん ばかりに小瓶を差し出されたが、勿論遠慮した。

このミュンヘンのビール祭り見物を主目的に、昨年知人のMさんがミュンヘンに来ている。
外資コンピューター会社時代の仕事仲間である彼は、技術職だったのでアプリソフト開発の拠点だったミュンヘンには出張で何回か来ており、今月会った時にもミュンヘンは好きな街の一つだと言っていた。







主な見所の位置確認をした後はカミさんのショッピングにお付き合い。
カミさんは明日の2,957mの山行きに備え、地球の歩き方の地図に載っていた無印良品で、厚手のハイネックのシャツを買った。
そしてウィーンのカンペールでの結果に諦めきれなかったのか、Goggle Mapに地図を入れ店を探す。
私が(カンペールらしくない)と助言したシューズの紐を変えられないかと交渉していたが出来ないようだ。今履いているのは黒の靴にブルーの紐というカンペールらしいデザインのものだ。
Mensの棚を見たらスエードの靴で気に入ったものがあり、買ったらと言われたが、Timberland で同じ色のスエードのブーツを持っているので決断出来なかった。
ホテルに戻りインターネットで調べたら今年の冬物の商品で¥25,900で、それが160ユーロ(¥20,000)
だからやはり安い。20日がミュンヘン市街観光なのでそれまでに決めよう。
因みに下の写真の真ん中の物で、ソールがベージュで色が違うのがカンペールらしい。



夕食はホテル近くのベトナム料理のレストランへ。ウィーンのタイレストランと同じくオシャレな感じの店だったが、 店の人はベトナム人のようで、フォーと春巻きを頼み、今日もアルコール抜きのジャスミンティーでの食事で、広場で見た人達の様に身体の事も考えず呑んでみたいものだ。