一期一会

日々是好日な身辺雑記

格安航空券ロンドン行き

2014年04月13日 | 旅行



永く寒かった冬も終わり、ようやく春めいて桜の季節になったが今年は週末の天気が悪く、
花見の機会を逸してしまった。例年行く千鳥ヶ淵や多摩湖サイクリングロードの桜並木の花見も出来なかった。

桜の写真は題名の内容と関係なく、10日(木)にいつものジョギンギコースの航空公園で撮ったものである。
この日は三ヶ月毎の大学病院での定期検査がある為、仕事は休みだった。
2,3日前からナーバスになりながら受けた定期検査も異常なしとの結果でホッと一安心。
この検査結果を受けてその日の夜に前回書いた掘り出し物の格安航空券を予約した。
旅情報の参考になればと思いそのことを・・・。



今までの経験上から格安航空券は早得割だと認識しているので、ベトナム・カンボジア旅行から帰ってきて直ぐに
次の旅行の格安航空券を探し始めた。時期は9月の敬老の日、秋分の日を挟んだシルバーウィーク。
ベトナム・カンボジア旅行が一人旅だったので次回はカミさんとの二人旅。
それもいつものように格安航空券を探し、ホテルも自分達で予約するという旅だ。
行き先の候補として1にニューヨーク・ボストン・ナイアガラ、2に西海岸・グランドキャニオン、
3にロンドン・コッツウォルズを検討した。その3つの候補地から11日間という休暇の日程から効率的に廻れることと、
大都市と美しい村の田園風景という組み合わせでロンドン・コッツウォルズに決めた。

ロンドン・ヒースロー空港行きの格安航空券探しには、以前使ったことのある旅行会社のオンライン予約サイト
(イーツアー)、(フリーバード) (スカイゲート)と価格比較サイトの(Trip Adviser) (Skyscanner) を使う。
オンライン予約サイトは全ての航空会社を扱っているのではないようでトップにくる最安値の航空会社が違う。
そんな中から1最安値、2羽田発深夜便、3乗継時間を含めた最短総移動時間、という条件で探し当てたのが
カタール航空ドーハ乗り換えヒースロー空港行きの便。この便が羽田発01:10で帰りが羽田着23:35だった。
この時刻では預けた荷物が出てくる待ち時間を考えると最終電車にも、池袋発01:30の深夜バスにも間に合わないなぁ・・と考えこむ。
私一人だと空港ロビーで始発電車を待つという手もあるが、バックパッカーではないカミさん同伴ではそれも出来ない。

そこで( 羽田空港 深夜着 )でGoogle検索をすると空港での深夜の過ごし方情報が載っており、
第一到着ターミナル内にファーストキャビンという一泊4900円のカプセルホテルがあるのが分かった。
ただ「耳栓を貸してくれる」とあったので周りからイビキが聞こえてくるのだろう、
これもカミさんの賛同を得られそうもないので駄目。




そして別の日に改めてスカイゲートのフライト一覧からカタール航空の羽田発便の空席確認・予約のページに進んだら、
帰りのドーハでの乗り換え便を選択でき成田着17:55があるのを知る。
因みにTrip Adviserで見ると同じカタール航空でドーハ、関西空港と2回乗り換えて羽田着20:35というフライトもあった。
カタール航空というあまり馴染みのない航空会社でこれだけ選択肢があるのが素晴らしい❗️


そんなことでカタール航空の便を10日(木)にスカイゲートからオンライン予約した。
スカイゲートは昨年DeNAに買収され現在はDeNAトラベルとなっている。

オンライン予約した便は
往路が羽田発01:10 ドーハ着05:55 ドーハ発06:45 ロンドン着12:10 総移動時間19時間
帰路がロンドン発16:00 ドーハ着00:45 ドーハ発01:45 成田着17:55 総移動時間17時間55分
航空代60,000円+燃油サーチャージ54,700円+空港施設料2,610円+取扱手数料5,400円の
計122,710円だった。Trip Adviserがもう少し安かったが、これは予約サイトがeBookers
というイギリスのサイトに飛ぶのでポンドを円換算すると、という話。

同じ日程で行先をパリやマドリードに変え検索しても同じような価格でカタール航空が最安値のトップにくる。
世界のトップクラスの一人あたりのGDPを誇り、石油は売るほどあるわけだから燃油サーチャージが
もう少し安くても良いと思うのだが。いづれにしてもヨーロッパに行くのにはカタール航空利用が最も安い。



これだけインターネット上で格安航空券を入手できる現在、主要都市に店舗を構えての
HISのような格安を謳った旅行会社のビジネスモデルはどうなのだろう?
我が町にもHISの支店があるが来店者で賑わっている感じはない。

9月のロンドン・コッツウォルズ旅行を決めたのでそれまでは新緑の山里と夏山登山を楽しもう。
その前に7月の定期検査というハードルがあるが、そこまで待っていては格安航空券がなくなってしまう。




シュムリアップの旅の終わりは・・

2014年04月05日 | 旅行



シュムリアップ滞在も残り2日となった21日(金)にホテルを移った。
最後のホテルはTrip Adviserの口コミに
( 町の中心から少々遠いですが・・・プール、バー、朝食、ホテルのタワーが気に入りました。
このホテルはバックパッキングや貧乏旅行を楽しんだ時代はとうに過ぎたけれど、5ッ星ホテルのような高額な宿も
期待していない人たちにとってピッタリの中間レベルのホテルだと思います。)とのカナダ人男性のコメントがあり、
それを読み旅行の最後はノンビリ過ごそうと、このホテルを予約した。

チェックアウトまでの午前中、歩いて30分の所にあるアンコール国立博物館見学に行く。
この博物館には1000体の仏像が納められ、年代順に8つのギャラリーがあり、
マルチメディア技術を使ってクメール文明、石碑文、アンコールワット、アンコールトムの説明がされている。
建物の中も広く美術館のようで2時間ほどゆっくり見て廻る。

博物館見学後ホテルに戻りチェックアウトし、トゥクトゥクで次のホテルへ移る。
このホテルはその名の通り平屋建てのロッジ風で部屋数も40室くらいで小じんまりしている。
荷物を置きホテルの周囲を散策するが、村ということで緑豊かな所を想像していたが違った。
その貧困さが目につく家が何軒かあり、野犬のような犬が数匹いたのでジョギングも出来ない。
前にバリ島でジョギングをして犬に追われて往生したことがある。東南アジアでは犬を繋いでおくという習慣がない。



そんなことで23日(日)朝6時にチェックアウトするまで、このホテル内で過ごした。
21日の夕食から22日の3食もプールサイドのレストランで取り、日中はプールで泳いだり、プールサイドのデッキチェアーで本を読んだり、
Wifiが使えたのでiPadで日経新聞のまとめ読みをしたりして過ごした。
海外の旅先でこんな過ごし方をしたのは初めてだ。同じような過ごし方をしていたのが、フランス人の若いカップルと
国は分からないが中年の男女カップル。どちらもたまに軽く泳ぐ以外は本を読んでいる。
それ以外に2組のカップルで、このホテルの滞在者は私を含めこれで全てのようだった。
プールの片側は足のつかない深さで、距離も目測で20mはあろうという本格的なものだった。
周囲の環境以外はTrip Adviserの口コミの通りだった。

2日間の滞在中の夜に一度停電があった。村なので電力供給事情が悪いのか。
ホテルの女性がローソクを持ってきてくれたが停電は30分くらい続いた。
ローソクと言っても日本にあるような長いものではなく、小さな灯りなので本も読めず、
ベット脇のサイドテーブルにおいてじっとしてるしかなかった。



そんな過ごし方をして23日(日)シュムリアップからクアラルンプール、クアラルンプールから羽田と乗り継いで、
予定より30分早い22時に羽田空港に到着。
スーツケースも機内持ち込みだったので待つこともなく24時に帰宅出来た。
クアラルンプールからの7時間の機中ではジョン・ル・カレの「ナイト・マネージャ」下巻を集中して読めたので時間の経つのも早く、
羽田に着く前に読み終えた。

今回の旅行は最初にアンコールワット行きを決め、その後にベトナムの世界遺産フエとホイアン行きを決め、
その国と都市を結ぶ時間的効率と価格の点から航空会社とルートを決めた。エアーアジア、ベトナム航空、シルクエアーを利用し、
エアーアジアについては頻繁に料金をチェックしていたがその価格決めの仕組みが最後まで解らなかった。
シーズナリティもあるのだろうが料金がよく変わる、往復料金でも往きと戻りで価格が違う。
因みに今回はクアラルンプールまでの往きが¥22,300で、帰りが¥41,859だった。
ただフライトマップを見るとカバーしている国・地域が広範囲になり、サウジアラビアまで飛んでいる。
CEOトニー・フェルナンデスの経営手腕なんだろう。
誰もが飛行機に乗れる時代を創りあげるという彼の経営哲学が、
機体に「Now Everyone Can Fly」とキャッチフレーズとしてペイントされている。
正にクアラルンプールのターミナルで乗客を見ているとそんな感じがする。

今回のホテルはTrip Adviserの口コミを参考に決めた。このサイトは初めて利用したがなかなかの優れモノだ。
これまで利用していたホテル予約サイトAgodaやExpediaの価格がこのサイトでいっぺんに見れる。
他にHotels.comとBooking. comもあるので、口コミを見てホテルを決め、一番安い価格の予約サイトから予約する。
Trip Adviserはホテル探しのポータルサイトの役割をしている。

口コミはそれぞれの主観的なものなので、あくまで参考程度にすべきものである。
今回利用したAgodaとExpediaそしてHotels.comから口コミを書いてくれとの依頼があり、
出来るだけ旅行者の参考になるようにと客観的に書いた。
その内Hotels.comだけフエとシュムリアップのホテルの分が掲載された。
シュムリアップのホテルは私の評価点は平均より低かったらしいが、そのことも含め掲載の案内があった。
Hotels.comには10泊すると一泊無料になるというサービスがある。
その無料一泊の料金制限があるのかどうかが解らない。4っ星、5っ星ホテルでも良いというわけでもないと思うが。
今回はHotels.comを4泊利用したので、あと6泊利用すると一泊無料のサービスを受けられる。
また宿泊2日前に確認メールを送ってくる。そこには地図情報が載っているので何かと便利。
サービスがきめ細かいのだ。

今回航空券はLCCは勿論、ベトナム航空も直接航空会社のサイトからチケット購入をしたが
海外格安航空券サイトも数社あり、一社で全ての便をカバーしているわけではないので小まめにチェックしたほうが良い。
次回はイギリスに行きたいと思い、数社の海外格安航空券サイトでロンドン行きを検索してみたが料金がまちまちなのと、
乗り継ぎ時間の問題で現地到着までの所要時間に大きな差がある。
また同じ航空会社の便でも羽田発、成田発と別なサイトに載っている。
勤めている身で休暇の有効利用という点からすると今回のように羽田発深夜便が便利だ。
そんな条件の掘り出し物を見つけたので来週には予約しようと思っている。
9月の予定ではあるが航空券は絶対的に早得割りで、デパートの年末セールのように直前得割りではない。
掘り出し物なのでこの海外格安航空券サイト名は後日チケット購入後に。

インターネット上には旅に関する情報も沢山載っているので、上手に利用し旅を楽しみたいものだ。