一期一会

日々是好日な身辺雑記

アエロフロート

2019年04月27日 | 旅行


昨日から北アルプスの西穂高登山をする予定だっがこの天候で中止となった。
4月中旬の降雪で4/14の名栗トレイルランの大回りコースが中止となった事で、1,300mの低山でさえ積雪凍結だったのだからと、
(ヤマケイオンライン)で西穂高の最新状況を調べてみた。
そこには西穂山荘の4/17の投稿で(冬も終盤、診療所まわりの除雪作業はじまる。もうしばらくは冬山装備で)とのタイトルで、
真っ白な雪景色の西穂高の写真が載っており、稜線は風が非常に強く防寒着必須、丸山から独標まではルートを見失いやすいので無理は禁物、
西穂独標の100m手前からは険しい岩稜帯で滑落すれば大きな事故に・・・とあり、これでは無理と相棒と相談し中止を決めた。

そんな事でGWは前半は天気も悪いらしいので、近場ぶらり歩きと誉田哲也の本を3冊確保したので、それを読んで過ごそう。
5月下旬から6月中旬頃に海外、国内を問わず何処かへ旅行したいと思って、福建省の客家の土楼、熊野古道、しまなみ海道などを
検討し未だ決めていないが、9月中旬の旅行としてウィーンINミュンヘンOUTのエアチケットをロシアのアエロフロートで購入した。
ヨーロッパ行きはアエロフロートが一番安いのは知っていたが、今まで検討した事もなかった。
ロシアというイメージと、インターネット上での口コミが良くないのと、2年前に娘がプラハ行きの便にアエロフロートを利用し、
スーツケースに入れておいた10万円相当のユーロが盗まれたというトラブルがあり、その連絡を受けてアエロフロートに電話をしたが、
お金が戻ってくる事は無かった。
現地での届け出とか面倒な手続きを教えてもらったが、旅行中の娘が対応出来ず諦めるしか無かった。
まぁ、これはスーツケースに現金を入れておく事じたいが、不注意極まりないので授業料として仕方がない。
大学生時代からバックパッカーとして一人旅をし、三十数ヵ国を旅してる娘だが、どこか抜けてるところがあって、
他に2度ほどトラブりその度にサポートセンターとして私が対応していた。
この10連休も昨日からバリ島へ出かけているが、カミさんから重々と注意されていた。

そんな経緯の中で何故アエロフロート便を購入したか、それも格安航空券サイトではなくアエロフロート直接購入だったか。
いつもエアチケットは半年くらい前に格安航空券サイトで購入しているが、94歳の母親が年末に体調を崩し、あまり先のものを買えなくなった。
幸いにもその後は特に問題はないが何せ高齢なので先は分からない。
そんな話を隣町に住む飲み友達のIさんにしたら、アエロフロートの直接購入ならキャンセルが出来て、
そのキャンセル料も12,000円が4,500円に値下がりなると教わり、彼も5/5のプラハマラソンに出場する為に
ウィーンINプラハOUTの便を昨年末にアエロフロートで直接購入したと、便の種類などの資料を貰った。

それから格安航空券サイトやウィーン直行便のあるANAのキャンセルポリシーを調べたが、電話でも確認したアエロフロートの
1時間前のキャンセル可の4,500円という条件にかなうものはなかった。
今回はブタペストと南ドイツがメインなのでブタペストINの便も検討したが、モスクワでの乗り換え時間が短くターミナルも違うので止めた。
ウィーンから電車でブタペスト、またウィーンに戻り2泊して電車でミュンヘンへという大まかな予定だが、
購入した今でもアエロフロートへの一抹の不安は拭えない。
口コミではなく、アエロフロートのサイトを見ると(手荷物が到着していない場合のお手続き)というタイトルで届出フォームや賠償請求、
未到着の手荷物に関する情報などが載っている。
もしウィーンでスーツケースがピックアップ出来なかったら、その後の旅行はどうなるのだろうと想ってしまう。
ウィーンにユニクロとマツキヨがあれば問題は無いのだが。

GW明けにプラハ旅行から戻るIさんに会い、アエロフロート利用状況を聞いてみよう。
彼はご子息がモスクワ駐在なのでアエロフロートは利用した事があるのだろうが、トラブル話は聞いてない。
トラブルと言えば、爆弾テロがあったスリランカのシナモン・グランド・コロンボは、一昨年の3月に旅行した時に
同じグループのシナモン・レッドに泊まり、夕食は2度このシナモン・グランドで取った。
今回のテロは富裕層を狙ったものらしいが、まさに5ツ星の高級ホテルだった。

平和で安全な日本にいると気づかないが、海外を個人旅行すると色々リスクは感じる。

架空請求詐欺&なりすましメール詐欺

2019年04月23日 | 雑記


この2週間架空請求ハガキやAmazonや楽天を装ったなりすましメール、海外からの不審なメールが届いた。
架空請求詐欺ハガキは先月に続いて2通目で(民事訴訟最終通告書)とあり、もっともらしく事件番号なるものが付されている。
内容は、債権譲渡のあった企業または団体から契約不履行で訴訟が提出された、訴訟取り下げ最終日を経て民事裁判が開始されるとし、
本件に関する問い合わせ・相談窓口(民事紛争相談センター)と、電話番号が記されていた。
3月に1通目が届いた時にインターネットで、このハガキが架空請求詐欺だという埼玉県警、神奈川県警の警告文を確認していたのでまたかという感じで、
霞が関の住所で消印が佐野(栃木県佐野市?)というのがマヌケだ。
訴訟取り下げ期日はハガキ配達日の3日後の4月11日となっているのが、訴訟にしては短いだろうと思った。

それにしてもこのハガキから、どのようにして詐欺に導くのだろうと、疑問と言うか、好奇心と言うか、
ハッキリ言うと野次馬心が湧いてきた。
ハガキは相談窓口として書いてある電話番号にかけさせる事に主眼があり、それから振込詐欺に繋げるのかと想った。
こういう詐欺する人間の話し方はどんなだろう、弁護士風?、役人風?、電話して聞いてみたくなったが、
家の固定電話や携帯電話ではマズイのだろうとも思い、4/11(木)のテニスの前に公衆電話からしてみようと思った。
一番近いのは駅構内の公衆電話だが人通りが多いので、駅前広場の公衆電話ボックスからかける事にした。
一応頭の中で、(心当たりがないんですけど・・・) (どうすれば・・・)と話し始めと、最後の捨てゼリフまで考えていたが、
9:00に電話したら話し中となっていた。
非通知電話だと話し中になるという機能は固定電話にないだろうから、訴訟取り下げ期日という事で電話が多かったのか。
テニスの時間もあったのでそこで止めたが、よくよく考えると今どき公衆電話ボックスから電話する方がどれだけ怪しい人間かと思われるだろうと、
その後掛け直すのは止めた。
カミさんに話したら呆れられたが、まぁそれが普通の反応だろう。因みにこのハガキはカミさん宛てのものだった。

そして先週は私宛てにAmazon 、カミさん宛てに楽天を装ったなりすましメールが届いた。
どちらも巧妙に体裁を本物と同じくして、アカウント情報を盗もうというものだった。
Fake Amazonメールは(アカウント情報検証を完成して下さい)とあり、カード情報を入力させる仕掛けになっており、
最初は半信半疑だったのでAmazonのサポートセンターに電話で確認したら、直ぐ調べてくれ、そんなメールは出していないという事と
Amazonからのメールを確認する方法を教えてくれた。





メールは日経と証券会社の受信用、 知人・友人とのやり取りにGmailを利用しているが、それ以外でメールアドレスを要求される時は
Niftyのアドレスを使っている。
どうもこのアドレスが盗まれたようで、Amazon以外にもFake Appleから(お客様のApple IDは情報不足か、正しくないです)との変な題名のメールや、
海外からの明らかに怪しいメールが何通も届いている。
このNiftyのメールはセールスプロモーション関連が多いので、3日に1回くらいの割りでチェックするくらいで、
題名を確認して殆どが読まずにゴミ箱入りにしている。
まぁ、そんなことでいくらなりすましメールが送られてきても引っかからないが、もし振り込み詐欺の電話があったら、
騙された振りをして詐欺グループ摘発のお手伝いをしようと思っているが、まだその電話はない。





消費税増税再延期!?

2019年04月19日 | 雑記


今週は日曜日にトレイルランで山道を走って下ったので、太腿の筋肉痛でジョギングも出来ず、昨日のテニスでも球際の強さを発揮出来無かった。
昨日はテニスから戻った後は、誉田哲也の(硝子の太陽 ノワール)を読んでいたが、16:00からのPBSニュースを見ようとTVを付けたら
その前のBSニュースが放送されていて、萩生田幹事長代行の増税延期の可能性という筋の悪い話のニュースを見て、
(何じゃ、これは!)と一気に怒りが込み上げてきた。

発言の要旨は「景気がちょっと落ちている。次の日銀短観次第では増税延期もあり得る」、
「本当にこの先危ないぞ、という事が見えてきたら、崖に向かって皆んなを連れて行くわけにはいかない」、
「増税を止めることになれば国民の真を問うことになる」、というものだったらしい。
インターネット番組での発言なので、映像音声は伝わってきていない。



景気はアベノミクスの成果で良くなったと言ってなかったかい!リーマンショック級の景気悪化なのか今は!
「崖に向かって皆んなを・・・」と言うが、巨額財政赤字を先送りしたら崖ではなく若い世代を奈落の底に突き落とすようなものだろう!
それでなくても、今の現役世代は健康保険料や介護保険料などで給与の手取り額は増えてないのだろう。
その意味では消費税は幅広く徴収し、財政健全化の為に避けて通れない施策だろう。

「国民に信を問う」というのも言葉のレトリックで、2016年の2度目の増税延期の時も安倍総理が使っていたが、
(増税延期の是非を問う)ではなくて、(財政赤字問題先送りの是非を問う)と正しく言い直してほしい。
そもそもこんな大事な政策の話をインターネット番組でするのではなくて、反対意見も述べられる討論番組や新聞紙面でやってほしい。
トランプのツイッター利用と同じレベルだ。とにかく増税を選挙のテーマにしないでほしい。
これを選挙のテーマにして衆参同日選挙で圧倒的多数を獲得し、憲法改正の道筋でもつけようとでも思ってるのか。
憲法改正こそ正々堂々とone-issueで選挙テーマにして議論してほしいものだ。



2016年の増税延期の時も、ノーベル賞経済学者クルーグマンやエール大学浜田名誉教授などを呼んで、
景気への影響からの増税反対論を言わせていたが、巨額財政赤字は景気の落ち込みとは別次元の話だろうし、
本来景気への少々の影響があっても実施すべきで、景気との結びつけに安倍政権の姑息さを感じてしまう。

この萩生田発言に対する野党の反応も呆れるもので、立憲民主党福山幹事長も(アベノミクスの失敗だ、
増税出来るような景気ではない)という口あんぐりコメントだ。これでは政権復帰など出来ない。
日商会頭の三村氏が信じられない発言だと記者会見で言っていたが、三村氏は歴代の経団連の会長を輩出してきた新日鉄の社長、会長をつとめた人で、
きちっとした国家観を政治家より持っているのだろう。

これが海外から経済(人)は一流、政治(家)は二流と言われる所以だろう。

注:このページの写真は財務省のホームページから撮ったもので、ここで日本の財政状況などが詳しく載っています。





名栗トレイルラン

2019年04月14日 | 日記


今日は名栗トレイルランの大回りコース25.9kmを走る予定だったが、水曜日に名栗に雪が降ったので中止になるかもしれないとのメールがあった。
そして最終決定を土曜日の17時にするという事だったが、やはり山が積雪・凍結状態なので大回りコースは中止し、
それに代えて10:00スタートの小回りコース7.5kmを2周するというコース変更になった。
トラック競技でもないのに、トレイルランで同じコースを2周するというのはどうなんだろうと思った。
制限時間7時間半の25.9kmのトレイルランという事で、経口補水液OS-1を2本とランニング用のデイパックを用意していたが、
今回はトレイルランの気分だけ味わう小回りコース1周だけと決めた。

金曜日は昔の仕事仲間2人と神田で18:30から飲んでいて、1軒目は居酒屋で2軒目はBARという予定で、
神田に会社がある51歳の知人が店まで決めてくれていたが、(日曜日にトレイルランがあるから)と1軒目だけにしてしまった。
BAR行きは止めたが一軒目で焼酎一本を飲み終え、ハイボールを飲んでいたら店の女性が帰る挨拶に来て、
時計を見たら23:30になっていて、池袋からの最終電車に間に合うかという時間だった。
2人は辻堂住まいで電車は問題なく、私も幸いにも最終電車の一本前に間に合ったが、電車が気になる時間まで飲んでいたのは久しぶりだし、
1軒の店で5時間も長居出来るのも下町神田だからか、その店を設定した51歳の彼に感謝すべきだろう。

小回りコースは10:00スタートだが、大回りコースエントリー者は8:00スタートなので、4時半に起きて食事をし5時49分の電車に乗り飯能に向かう。
飯能駅前から6:15発の大会貸し切りバスに40分ほど乗り、大会会場の名栗さわらびの湯の広場に着く。
そこでゼッケンと参加賞を受け取り着替えるが、周りを見渡すと20代から30代と思われる男女が多く、
ハゲ頭や白髪頭の中年男性は見当たらなかった。これが大会注意書きにあった(フルマラソンをサブ5での走力が必要)との所以か。
そして殆どの人がデイパック姿で、大会事務局からもマイカップを持参するようにとのメールがあったので、スポーツドリンクなどを2本位入れて来たのだろう。
私は7.5km一周だけと決めていたので、デイパックも持って来てないし、用意していた経口補水液OS-1は1本だけ終わってから飲もうと持ってきた。



8:00スタート予定だったが、10:00スタートの小回りコースとダブらないように8:30スタートに変更された。
名栗湖に沿った道路を30分程走ると、山道の上りになるが一人しか通れないので渋滞して歩くだけになり、
そんな上りが50分くらい続いたろうか、あとは一気に下りだが木の根っこがきになり、ずうっと地面を見ながら20分くらい走った。
そして1時間40分くらいで一周を終えたが、そのままゴールインしたら上位入賞者になってしまうので、
大会スタッフに2周目パスを申告し計測タグを返却する。
着替えてカミさんが作ってくれた酢と蜂蜜の飲み物を飲み、さわらびの湯からの乗合バスに乗り帰宅する。
貸し切りバスは無料で乗合バスは飯能まで810円だが、貸し切りバスの出発が14時以降だという事で、乗合バスで戻ってきた。





名栗トレイルランはその気分だけ味わうという感じだったが、思わぬ4月の雪で25.9kmは中止になったが、
埼玉の低山でこんな状況になったので、26日から予定している北アルプスの西穂高のルート状況が気がかりだ。


川越花見ぶらり歩き

2019年04月05日 | 日記


先週は7分咲きだった桜も今週は天気も良かったので満開となった。
その満開の桜を観に、多摩湖一周15kmや小平グリーンロード19kmを走り小金井公園へとジョギングをした。
来週4/14(日)に名栗トレイルラン25.9kmを走るので、今週は筋肉痛になるくらい走り込み、来週は休んで山道を走る脚を作ろうと思っている。
トレイルランは7年前の(奥武蔵もろやまトレイルラン)の第一回大会に出場したが、その後この大会も人気化し、今年は締め切り前に定員に達し
エントリー出来ず、その1週間前の名栗トレイルランに出場する事になった。
初めて走る大会なのでコースのイメージが湧かないが、標高差が1,400mあるので、上りも下りもそれなりに大変だろう。
トレイルランはマラソンと違い、木の根っこや岩などでつまずく可能性があるので、注意して走らないといけない。

(4/1小平グリーンロード)







(4/1小金井公園)



(4/3多摩湖・狭山公園)



そして昨日は午後から2ヶ月に1回の整髪に川越に行き、夜は山友達との一杯があったので、それまで川越をぶらり歩きした。
40年近く通っている理髪店は、蔵造りの町並みの一番街にあり、この通りは平日にも関わらず大勢の観光客で賑わっており、
春休みの女学生や中国からの観光客なのか、和服姿の若い女性の姿が目立った。
理髪店の後はぶらりぶらりと歩きながら子供達の七五三詣をした氷川神社にお参りして、そこから歩いて3分くらいの新河岸川に廻る。
新河岸川は荒川の支流で、江戸時代には川越と江戸を結ぶ物資の舟運ルートとして盛え、川越を夕方に発つと千住に朝着いたという、
時代劇のワンシーンが思い浮かぶような話だ。
川越をぶらり歩きしていると(川越城大手門跡)や(川越城本丸御殿跡)などの石碑や、廓(くるわ)町という江戸の昔を想わせる町名などが目につく。
新河岸川の桜並木は今年観て廻った中で一番見事なもので、トップ写真も新河岸川の桜だ。





新河岸川花見の後は、近くにあるヤオコー美術館で三栖右嗣の絵画鑑賞をした。
この美術館には手術して退院した月に来たので6年ぶりだったが、その時に観た(老いる)と(生きる)のリアリズムには衝撃を受けたが、今回観ても同じだった。
この2作品以外にもフランスやスペインの風景画、パキスタンの少年を描いた(ナガールの花束)、
枝垂れ桜を描いた150号、120号という大作4点など印象深い作品を観た後で抹茶とおはぎのセットで一服する。
ヤオコー美術館は建築家伊東豊雄氏の設計になるもので、三栖右嗣の展示作品と共にこの美術館の特徴になっているが、
コンクリート打ちっ放しのユニークな建築物だ。
ヤオコーは15年間くらい住んでいた川越が本社で、1号店も知っているが当時からすると店舗数も大きく増え、
イトーヨーカドーやイオンが苦戦する中で、食品スーパーチェーンとしての成功組で、この10年間の株価も右肩上がりだ。





6時に待ち合わせた山友達とはいつもの居酒屋へ。
55年くらいの付き合いになるこの山登りの相棒とは2ヶ月に1回の整髪の時に呑んでいるが、今回は席につくなり(身体の具合はどう)とのお尋ね。
How are you的な挨拶かと思い、I'm fine thank you and youとばかりに(特に変わりはないよ、お前は)と返したら
(片方の耳が聴こえなくなったよ)との答え。
後から考えるとあのお尋ねはこの話の前振りだったのかと思ったが、半年以上前から耳鳴りがしてMR検査も受けたとの話を聞いていたので、
(医者は何と言ってるの)と尋ねたら(加齢からだと)との答え。
頼んだビールが来て乾杯をし、メニューを見ながら料理を注文したら、話が花見話に移り耳の話題から離れてしまった。
同年代のショーケンも亡くなった事でもあり、次回会った時には聴こえなくなったレベルや、対処法なども聞いてみよう。

話題が逸れてしまった一因は、相棒が今月行く山の話を持ち出したからでもあるが、それはGW前の26日(金)27日(土)と決まった。
北アルプスの西穂高に行くのだが、4月の山は積雪もありまだ冬山なので、西穂山荘から独標までというルートにした。
いつも山登りのプランは相棒が考え、それに従って登っているが、それは根拠のない楽観派の私が決めるより
慎重緻密派の相棒が決めた方が良いとの思いと、低山キャンプ派だった彼を山登りに誘い込んだ経緯からだ。
今回も2、3日前に山小屋に電話してルートの状態を確認すると言い、アイゼンとヘルメットは持った方が良いだろうとの事。
そして7月の立山と9月下旬の涸沢カールの紅葉見物登山を決めた。
室堂平からの立山登山にはあまり乗り気ではなかったが、槍ヶ岳、奥穂高岳、前穂高岳、雲の平行きは私の希望を通させてもらったので、
今回は相棒が強く押す立山登山に乗る事にした。

(ほろ酔いで帰宅路の夜桜)



先週、今週と桜の名所を廻ってきたが、今年は天気も良く、長く花見を楽しめたが今日の風で桜も散ったろう。

「散る桜 残る桜も 散る桜」

良寛のこの句も、「平家物語」「方丈記」などで語られる、日本人の心に根付く無常観の現れか。