5月のGWにフィンランド航空ヘルシンキ乗換えローマ行きのエアチケットを買っていた。
その経緯については6月にアップした(ローマ人の物語 スペシャルガイドブック)に書いた。
10/7(土)から10/21(土)までの予定で南イタリアを廻る。エアチケットは早得割なのでいつも早目に買っている。
因みに今同じ便を買おうとすると8万円ほど高くなり、残り2席となっている。
今回の主な目的地は、2006年にローマ、フィレンツェ、ミラノを廻った時に入れなかったヴァチカンやコロッセオを観る事と、
文豪ゲーテの言葉とされる(ナポリを見て死ね)のナポリ、ポンペイ遺跡、そして一番の目的地シチリアだ。
上の写真は2006年に入れなかったヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂だ。
8月に入りホテルの予約や、主要都市間の移動手段を決める為に、2週間の行程を決めないといけない。
先ず必見の場所をリストアップし、移動時間などを調べる。スーツケースを引いての個人旅行なので、
起点となる都市のホテルを決め、そこから周辺の観光都市に出かける事になる。
行程を決める為に(地球の歩き方 南イタリアとマルタ島)を買い、ネット上のブログの旅行記を参考にする。
そんな下調べをしていたら、当初考えていた旅行プランより変わってきてしまった。
旅番組でよく紹介されるカプリ島の青の洞窟や、キノコの様な家の町のアルベロベッロはスケジュール的に無理になった。
青の洞窟を外すのは特に躊躇はなかったが、世界遺産でもあるアルベロベッロへは行きたくて、
ナポリとシチリアの間の宿泊都市として考えたが移動に無理がある。
レンタカー使用で廻るのであれば問題ないが、カミさんが嫌がるのでバスや電車での移動になる。
ネットで調べたらVELTRAという会社で、ナポリからの日帰りオプショナルツアーが一人98ユーロであるのが分かったが、
片道4時間なので慌ただしい観光になると思いそれも断念。
ナポリからシチリアへは夜行寝台列車を使い、今年G7が行われたタオルミーナに泊まろうと思ったが、
寝台列車が取れず夜行フェリーに変更する。
そんな下調べの中から出来た最終プランが下のメモで、これをカミさんに渡しネットでチケットの手配をしてもらう。
今回ネットで色々調べていて気になったのが、ナポリの治安の悪さだ。
危険地域として・スペイン地区・モンテサント地区・フォルチェッラ地区
・ナポリ中央駅周辺・サニタ地区と具体的に地名が上がっており、それを地球の歩き方の
地図にマーキングしてみると見所と隣り合ったりして、エリア的にも広い。
ネット上の情報はどこまで・・・という事もあるが、地球の歩き方のWebサイトの特派員ブログにもナポリの治安の悪さが載っている。
意外なのがゴッドファーザーで知られるマフィア発祥の地シチリアには治安の悪さの情報はない。
日本のヤクザと同じく堅気の素人には手を出さない、という事か。
2006年のローマでは地下鉄の中でカミさんがジプシーの女の子達にカバンを狙われたし、
その電車を降りた時はホームでスーツケースを引いた白人男性がカバンを引ったくられ悲嘆にくれていた。
今まで一人でバックパック旅行したり、カミさんとも個人旅行で色々経験しているのでそれなりに考えて行動しているが、
今回は特に用心しないといけない。
そんな南イタリアの話とは関係ないが、昨日は南越谷で呑んだ。
メンバーはこのブログ5/17(新緑の上州へ)での二人で、定期的に2ヶ月に1回の割で呑んでいる。
それも新宿や銀座という都心ではなく、いつも南越谷なのは千葉県野田市に住むSさんとの
中間点なのと、都心の居酒屋チェーンにない地元居酒屋の良い店があり気にいってるからだ。
一軒目は居酒屋の(やまちゃん)で、ここは焼き鳥の種類やツマミも多く、5:00に入ったが
6:00頃には満席になり、立ち飲みの人でも賑わう人気店なのだ。
BS TBSの酒場放浪記の吉田類のサイン入り色紙が飾ってある正にザ居酒屋とでもいう店だ。
(この店は最高だね!)と3人の意見が一致。
二件目はBARの(PROVARE)で、このBARで〆るというのがいつものパターンだ。
最近新宿の様な所でもBARは少なくなった気がするが、南越谷には良いBARがある。
若い時には青山のBAR(ラジオ)という良い店があり、よく行ってたが今はどうなっているか。
この(PROVARE)は店内は広く、カウンター席だけでなくテーブル席もあり、
ウィスキーのロックには溶けにくい丸氷という本格的BARだ。
ツマミはナッツとピザを取ったが、このナッツは種類も量も多く、3人で摘んでも充分な程だった。
このような酒とツマミでいつも通りの楽しい呑み会だったが、何年か前にツアーでナポリに行ったSさんからは
(思ったより安全だよ)との言葉は聞かれなかった。
そして今朝6:00に北朝鮮ミサイル発射のJアラートの放送があり、(有事の円買い)で為替も円高に振れたが、
急落を恐れていた株式相場はそれ程でもなく、後場には下げ渋った。
ただ核実験の可能性もあり、まだまだ先が見えない。