一期一会

日々是好日な身辺雑記

イスタンブール経由バルセロナへ

2015年05月13日 | 旅行


昨日12日成田発22:00トルコ航空イスタンブール行きの便でバルセロナに向け出発した。台風の為か30分出発が早まる。
北回りでのイスタンブールまでの飛行時間は11時間半。時差-6時間の現地到着時間は早朝というか深夜の3時25分。
そんな時間でも、イスタンブールはヨーロッパや北米大陸へのHUBとなっている事から、免税店も多勢の人で賑わっていた。
バルセロナへの出発時間8:35までの時間潰しを、日経新聞電子版や株価チェックでしようと思い、フリーWifiの接続を確認する。
それらしいWifiをキャッチするが、ログインIDを要求され、それも表示がトルコ語なのでよく分からない。
インフォメーションで確認したら、空港内に無料Wifiはないとの事。
仕方なく、持参した詰碁の本を読んだり、カフェでお茶をしたり、マンウオッチングをして過ごす。

出発ロビーには、ホテル代節約で前夜から泊まっていたのか、ソファーに横たわりながらイビキをかいて寝ている人達がいた。
同じ飛行機で来た日本人もいたが、イスタンブールからの行き先は違うようで、読んでる(地球の歩き方)もイタリア版だったり
ベルギー版だったりまちまちだ。バルセロナ行きの便には日本人は居なかった。
目についたのは、大きな声で話す中国人の団体だ。


バルセロナ行きは定刻通り出発し、3時間の飛行で11時35分に着く。家を出てから26時間が経っていた。
空港からは市街中心部のカタルーニャ広場までバスで40分で、料金は一人5.4ユーロなので、安くて便利。

カタルーニャ広場からは地下鉄で予約してあるホテルの最寄り駅へは7つ目。券売機の前で料金が分からずモタモタしていたら、
若いお兄さん風の人が寄ってきて教えてくれた。そして教え 賃として1ユーロ要求する。カードで買ってたのでキャッシュは持ってないと断った。
勿論日本で両替していたが、財布を出した時に取られる姿を連想したのだ。カードがやられたら旅行が出来ない。
教え賃の要求は2010年のトルコ・ギリシャ旅行中にも(ホテル行き方)教え賃であったが、勿論(勝手に教え)だから払わない。
金額ではなく、その後に続くトラブルが予想されるのだ。定年後4回海外一人旅をしてきたが、あらゆるとこにワナが潜んでいる。







そんな事がありながらも、2時半頃にチェックイン。30分ほど休んで旧市街のゴシック地区を散策に出かける。
旧市街は石造りの建物で、道も狭く中世期の雰囲気が残る、フィレンツェのような街並みで、なかなか良かった。
その中でも13世紀から15世紀に150年かけて建てられた石造りのカテドラルは外壁や天井にも細かな彫刻が刻まれ、素晴らしかった。
その時期のカタルーニャ王国の隆盛ぶりが偲ばれる建物だった。





アイスクリームやフルーツジュースを飲みながらゴシック地区を散策した後は、バルセロナ市民の台所サンジョセップ市場に行く。
海外旅行に行くと必ず市場に行く。その土地の生活振りが分かって楽しい。
そんな市場巡りの中でも、ここは食料品の種類の多さと賑わい振りは屈指のマーケットだ。

生ハムやフルーツも小さくパックされ、1ユーロ位で売っている。それを買い食いして楽しむ。とにかく美味しい。
この市場の近くにカミさんが旅行雑誌でチェックしていたタパスの店があり行ってみるが、開店が20時からというので、
そこでの食事は諦め、寝不足と歩き疲れもあり、今日は早めに寝ようということになり、
夕食はサンドウイッチとジュース、ヨーグルトを買い、部屋で簡単に済ませた。
カミさんも(疲れた)の連発だった。

明日はバルセロナ観光のメインイベントのサグラダファミリアとカタルーニャ音楽堂見学だ。早めに寝て疲れを取ろう。