一期一会

日々是好日な身辺雑記

世界遺産 厳島神社へ

2019年11月30日 | 旅行

 昨日は絶好の観光日和の快晴となり、ホテル25階のバイキング朝食のレストランからは広島の街並みと瀬戸内海の島々がはっきりと見えた。





この日はメインの予定が宮島観光だったので9:00にはホテルを出発し、路面電車に乗り広島駅に向かい、 そこからJR山陽本線で30分ほどで宮島口へ。
さすがに宮島には世界遺産の厳島神社があるので、フェリー乗り場にはアジアや欧米からと思われる観光客が多勢いた。

(厳島神社)

厳島神社へは多勢の観光客で賑わう表参道商店街を避け、町屋通りをぶらり歩きしながら向かい、築250年の古民家を再生したカフェでまったりとした時間を過ごした後に。







(紅葉谷公園)
ようやく今年初めて紅葉らしい紅葉を見ることが出来た。




(千畳閣と五重塔)
豊臣秀吉が建立した大経堂で畳857枚分の広さがある事から千畳閣と呼ばれる豊国神社。









3時間ほどの宮島観光の後はフェリーで戻った宮島口にある明治34年からの穴子飯の老舗(あなごめし うえの)に行くが30分待ちというので隣の店に。
2000円と1800円の穴子飯があり、その違いはとカミさんが尋ねたら(脂ののりが・・)と、それはどこで分かるのだろう?
裂く前か後か、との考えがよぎったが2000円の特製の方を頼む。



広島に戻った後は広島城に。お堀、二の丸、本丸と当時の城の大きさを想わされるが、現在の城は原爆で焼失し昭和33年に再建されたものだ。





そして広島2日目の夕食は流川の(四季祭)へ。この店も大将が一人で調理する地酒と魚の小ぢんまりした店だが、料理も酒も美味しかった。
酒は前日が三種飲み比べ、醸し人九平次と飲み過ぎとブレーキがかかり、日高見を一合と、あのNHK朝ドラ(マッサン)で知られたニッカウイスキー創設者竹鶴政孝の生家の竹鶴一合をカミさんと熱燗で呑んだ。
料理の方は皮剥ぎの昆布締め、穴子の天ぷら、牡蠣の炙り焼きなど一手間加えた品を8品ほど食べたが全て美味しかった。









そして今日は朝食を早々に済ませ、8:30の開館に合わせホテルに荷物を預け、平和記念資料館へ。ここに展示されている衝撃的な写真や資料の悲惨さに声もなく、見て回る人達の話し声も聞こえず、たまに鼻をすするような音がするだけだ。







こうして実質2日間の広島観光を終えて、これから15:40の便で帰る。今回の旅行でJAL マイレージを12000マイル使ったがまだ10万マイル残っている。
有効期限のマイルがいつくるか分からないが、次はタイやベトナム行きに使いたいものだ。

JALどこかにマイルで広島へ

2019年11月29日 | 旅行
昨日はJALのどこかにマイルを使って、羽田発11:30の便で広島に来た。

どこかにマイルはフライトの時間指定は出来ず、時間帯での選択なので2泊3日の旅行にしては遅めの出発となった。
どこかにマイルでの旅行は6月の京都旅行以来だが、今回は前もって計画したものではなく、10月末に有効期限切れになるマイル数が大きいのに気づき急遽計画したものだ。
 
広島には40代の外資コンピュータ会社時代に広島県の千代田町にお客様がいて出張でよく来ていた。コンピュータシステムのユーザーというのは、リプレイスや増設があるので付き合いが長くなり、最初に訪問した時はまだ広島空港が市内の海沿いの三菱重工の近くだった。

汎用コンピュータの他に3DCAD、FEMなどのアプリも納入していたので年に何回か訪問し、千代田町に本社工場が移ってからは、広島空港からレンタカーで訪問していた。
そんな事で同年代の担当者の方とは、会社が変わった後でも出張で上京した折に会っていた。
実直ないかにも技術者という感じの人で、大変お世話になったが、今はどうされているか。
最後の訪問がリプレイスしたコンピュータの納品の時だと思うので、25年振りとなる広島空港だった。
13時に着いた広島空港からはリムジンバスに乗り、広島駅に着いたのが14時半だった。
早速駅ビルで遅めの昼食をお好み焼きで取る。





広島名物を味わった後はスーパーで花を買い、駅から歩いて10分くらいの所にある國前寺にお墓参りに行く。
このお寺には4年前に亡くなった息子の嫁さんのお祖父さんのお墓がある。
神戸に住んで居られたが、最後はご本人の意向で故郷のお墓に入られたらしい。
亡くなった時は、カミさんと1か月のスペイン旅行中で葬儀には参列出来なかった。

結婚式でお目にかかっただけだが、大阪勤務で何回か会ったのか息子の事を気に入ってくれたらしく、ナイスガイと言い、式後に着替え室まで来て話をしてくれ、お父さんもナイスガイだと言ってもらった。
長年石油会社に勤め瑞宝章を受勲したらしいが、気さくなお人柄でなかなかの人物だった。



お寺からはタクシーで2泊する三井ガーデンホテルへチェックインし、しばらく休んだ後で繁華街のぶらり歩きと夕食に出かける。
平和大通りに面したこのホテルには昔に泊まった事があり、広島の繁華街流川にも近い。
並木通り、中央通り、流川通りとぶらり歩きしたが、昔お好み村と言われた場所はビルが建て替えられ変わっていた。



夕食はガイドブックで調べておいたホテル近くの地酒と魚の店(吟結はなもり)へ。
3時近いお好み焼きの昼食に腹も空いてなかったが、東京より寒い中でのぶらり歩きだったので、6時前には店に入る。

広島と言ったら牡蠣ということで、刺身盛合せの他に生牡蠣、牡蠣フライを頼み、飲み物は地酒の3種飲み比べセットと、カミさんはミュンヘンで飲んで以来お気に入りになっているヴァイツェンビールを頼む。
このビールも美味しかったらしく、今度東京でビールBARに行こうとの提案があった。









お酒も料理も美味しかったが、気せずしてカミさんと意見が一致したのが、店の人の感じが良いとの事だった。
刺身醤油を気にいったカミさんが店の若い男性に尋ねたら、料理を作っている主人に聞いてくれたら、その主人が顔を出してくれ、醤油は市販されているものではなくダシなどを加えて作ったものだと言い、関東の醤油との違いについて、軟水とダシの関係とか説明してくれた。

注文を聞いてくれた若い男性も丁寧な説明と感じの良い接客で、満足の夕食だった。


株主総会

2019年11月27日 | 日記
今日は六本木で開催された株式会社SHIFTの株主総会に出席した。

会場は2000年代のITバブル時代に楽天の三木谷氏、ライブドアの堀江氏、村上ファンドの村上氏などが住居やオフィスを構え、六本木ヒルズ族としてメディアを賑わせていた六本木ヒルズ森タワー49階で行われた。
SHIFTの決算が8月なので時期外れの株主総会になった。

開催時間が13:00からなので、その前に神宮外苑の銀杏並木の紅葉を観てきた。
何年か前にも紅葉見物に来たことがあるが今日は小雨まじりの天候と、銀杏の木も見頃を過ぎたのか緑の葉も混じり、イマイチだった。
今年は八ヶ岳紅葉登山も天候不順で行けず、先週末に予定していた吾野の東郷神社の紅葉祭りも雨で行けずと、天気に恵まれず紅葉を楽しめなかった。
明日から2泊3日で広島に行くので、宮島の紅葉谷に期待しよう。



株式会社SHIFTはソフトウェアテストを事業とする会社で、7/24に4800円で買い、9/27に5400円で売ったが、これが大きな悔いを残す取引となった。
売った株の株主総会に出席するのは、8月末決算の時点で株主だった事と、2020年8月期も増収増益予想なので、また下げた時点で買おうと思っているので、よりこの会社を知る為に出席した。

そこで悔いの残る取引の理由だが、この株は7/24に買ってからも1日で6%位の値動きという小型株特有の波が3回ほどあり、その波に乗ろうと10/10の決算発表前に一旦12,5%で利益確定売りをして次の下げを待っていたら、10/1に10/7からの東証マザーズから東証1部への昇格が発表になった。
この発表を受けこの日は270円高となり、もう下げはないと諦めてSHIFTの売却金でシステナを1589円で買った。
この東証1部への昇格と株式分割への期待については、8/25のブログ(日経IR・個人投資家フェア2019)で書いているが、それが決算発表前だったのが誤算だった。

そして10/10の決算発表は売上げ52.7%増、純利益163%増、今期予想が売上げ43%増、純利益49%増となり、翌日はこの決算発表を受けて870円高(16,8%)の6030円となった。
その後も上げ続け11/20には7970円となったところで、毎日の株価をメモするのを止めた。
株取引に(たられば)はないが、年末株高の市場ムードと上昇の勢いからすると、切りの良い数字の2000円高の6800円か7000円で売り設定をしていただろうから、ヨーロッパ旅行が3回位行ける利益の機会損失だった。
あとは1589円で買ったシステナの株が20%高の1900円で売れれば、SHIFTの後悔も相殺されるがどうなるか。 今日の終値は1760円である。



株主総会の説明資料に資本金32億円を1000万円に減資する事や、カルビー、RIZAPの代表取締役だった松本晃氏の取締役選任の件が載っており、どちらも株主総会の決議事項になっていた。
減資でのメリットは税金が安くなる事だが、バランスシート上は資本剰余金に移されるので、直接的に株主に影響はないが、資料を読んで気づくのは新株予約権の発行で、これは昔の転換社債とストックオプションを合わせたようなもので、色んなメリット、デメリットがあるが長くなるのでカット。
1000万円に減資する資本金も1月8日頃には、また30億円位になると予想するが、その推測理由も長くなるのでカット。

既に今年も新株予約権で100億円を調達しており、1000万円への減資と第三者割当の新株予約権を使っての資金調達というのは良く分からない資本政策だ。
株主総会ではこの減資に関する質問があったが、あまり明快な回答ではなかった。
新株予約権の発行による資金調達は、安定株主の確保、ストックオプションでの社内利用、行使の条件付けによる敵対的買収への予防策などが予想できるが一番の狙いがどこにあるかは分からない。
10月の5%ルールによる大量保有の報告ではひふみプラスのレオスキャピタルワークスやJPモルガンが上がっていたが、急激な株価上昇は投資ファンドの資金が流れこんでいるからかもしれない。

株主総会後、遅めの昼食をヒルズの中のラーメン店(AFURI)で醤油ラーメン980円を食べたが、やはりヒルズ族の食べるランチは少し高めか。
まぁ、ヒルズ族という言葉もITバブル時代の名残りで、IT分野ではGAFAのような企業も出てきてないので死語なのだろう。
昼食の後は渋谷に回って再開発が進んだ渋谷パルコ、渋谷スクランブルスクエアにあるファッションショップ(STUDIOUS)(UNITED TOKYO)に行こうと思っていたが、小雨が降る天気だったので止めて、1回の乗換えで済む大江戸線で帰宅した。



このセレクトショップを運営するのが(TOKYO BASE)という会社で、月曜日に株を買ったが、来週この株を買い増すか、バイオ創薬ベンチャーの(GNIグループ)を買うかを検討中なので、(TOKYO BASE)のショップを覗いてみようと思ったのだが、肌寒さに(まぁ良いか)となってしまった。
この2社を検討する理由が幾つかあるが、一つはどちらも中国関連という要素がある。
買い増すか、新たにGNIを買うかは今週の株価の動きで考えてみよう。

来週から12月だが、年末株高となるかどうかは米中貿易摩擦の交渉の結果しだいだろう。
iPhoneにまで関税を掛けるような事はしないと思うが、トランプの関心は自分のことだけなので、手柄話にしたい農作物の大量輸入で体裁を作るのだろうか。
GSOMIAや香港問題にも関心を示さず、ツイッターばかりしてるこの男と世界は何年付き合わないといけないのか、あと1年で終わりにしてもらいたいものだ。




「ハプスブルク展」

2019年11月21日 | 日記
昨日は上野の国立西洋美術館で開催されている「ハプスブルク展」を観に行ってきた。

昨年上野の森美術館で開催された「フェルメール展」は大変な混雑だったので、今回は9:30の開場に合わせて行きたかったが、先週から腰痛になり一日置きの午前中に接骨院に通っている為、出遅れての鑑賞となった。
2年前にも腰痛になり整形外科に通ったが、今回はカミさんが肩凝りで通っている接骨院を勧められ行ってみた。
接骨院は初めてだが、電気療法と併せて国家資格の柔道整復師が徒手療法を施し、それが背骨から腰まで指圧で硬くなった筋肉を揉みほぐすのだが、マッサージという感じは無く、痛いのなんのって・・・。

そんな療法からか整形外科のようにお年寄りは見かけず、スポーツで足を痛めた中学生や若い人も多く、6人いる柔道整復師も若い人で、西武ライオンズの選手やゴルフ、サッカーなどのスポーツ選手の色紙が飾ってある院内は賑わっている。

先週から5回と集中的に通っているからか、8割がた良くなりあと2回位で完治するだろうが、根本的な腰痛予防法として、ジョギング、ダンベルの筋トレ以外にヨガを再開しようと思っている。
ジムやヨガ教室に行くのではなく、パワーヨガのDVDを60分コースと80分コースの2本持っており、それでやるので手軽に行える。
こんな腰痛と三頭山登山での太腿の痛みで今月は全く走れてなく、12/1(日)の所沢シティマラソンもぶっつけ本番となる。
先月までは100m上り坂ダッシュのトレーニングも取り入れていたが、走り込みが出来てない状態では10.25km/1時間9分の関門に引っかかるかもしれない。
最後のマラソン大会出場になるので、2時間25分の制限時間内完走だけはしたいがどうなるか。



昼は池袋の(フォーティン トーキョー)で牛肉フォーの大盛り990円を食べてから上野の国立西洋美術館に向かう。
昼食時にも関わらず館内は混み合っていたが、それでも上野の森美術館での「フェルメール展」ほどではなく、展示室の広さもあるのか意外とゆっくり鑑賞出来た。
「ハプスブルク展」という名から、3年前にウィーンの王宮で見た財宝の展示も多いかと思ったが、殆どが美術史美術館所蔵の絵画で、9月の2日間のウィーン滞在中は休館で、翌日に秋篠宮佳子様が鑑賞された事を知った。



展示絵画の中には3年前に美術史美術館で観たベラスケスの(青いドレスの王女マルガリータ・テレサ)などがあり、じっくり、ゆっくり1時間くらい観て廻り、出口まで来たところでまた戻り、印象深かった絵をもう一度観てまわった。やはり寺巡りと美術館・博物館は一人で廻るが良い。
ロンドンの大英博物館では入る時だけ一緒で、見て回るのも帰るのも別々だった。

もう一度観て廻ったのは(青いドレスの王女マルガリータ・テレサ)他のベラスケスの作品や、パルトロメオ・マンフレーディの(キリスト捕縛)で、キリストを裏切ったユダが、兵士達に誰がキリストなのかを示すためにキスしようとする場面のこの絵はカラヴァッジォの画風に似てたのが印象深かった。この絵は国立西洋美術館の所蔵品なのでまた日本で観れる。

最も強く印象を受けたのは光と影の天才と言われるレンブラントの(使徒パウロ)で、目の表情、額の皺、髪の毛と髭、手先や本を写実的に描き、何か訴える力のある絵だった。
レンブラントは聖パウロの絵を何枚か描いており、この(使徒パウロ)はウィーンの美術史美術館の所蔵品だが、2016年に行った時に展示されていたのか記憶になく、この時はフェルメール、ベラスケス、ブリューゲル、カラヴァッジォ、ラファエロの絵の記憶が強く、ブリューゲルの絵が多かった印象だ。
因みに下の(使徒パウロ)はインターネット上のスクリーンショットで、展示場で写したものではない。







(ハプスブルク展)の後は、普段来ることのない上野公園をぶらり歩きして、紅葉を眺める。
国立科学博物館では現在(ミイラ展)を開催しており、来月カミさんと義妹、姪で行くらしく、誘われたが遠慮した。
カミさんはミイラに強い関心があるようで、大英博物館や2度行ったボストン美術館でも観に行っていたが、人の関心のポイントは分からないものである。
来月4日から六本木の国立新美術館で開催される展示会(ブタペスト)のチケットも2枚手元にあるが、これは購入したものではなく、日経W会員向けのイベントの抽選で当たったものである。
9月にブタペストに行った時は1日半の滞在だったので、美術館の予定は組まなかったが、ブタペスト国立西洋美術館とハンガリー・ナショナル・ギャラリー所蔵のモネやルノワール、
エル・グレコの作品の展示らしいので、年明けにでもカミさんと行こうと思っている。




“ ウクライナ疑惑” 公聴会

2019年11月15日 | 雑記
昨日の日本時間深夜2:00から米下院での公聴会が始まり来週まで続くが、その公聴会に関する報道討論番組BS TBS(報道1930)、BSフジ(プライムニュース)、NHK BS(PBSニュース,ABCニュース)を録画しておいて見た。
日本のTV番組にはトランプ贔屓の木村太郎が出演しており、この人のジャーナリストとしての姿勢に疑問を持っており、FOXニュースの引用のような意見も予想出来たが、それぞれ討論番組として反対意見の人も出演しているので見た。

(報道1930)ではニューヨークタイムズが報じた10月の2週間の500件のツイートについて、朝の6時から国民の為にツイートでの情報発信でこれだけの努力している大統領はいないだろう、との意見には口あんぐりだった。
トランプのツイートは悪口と自画自賛が殆どで、どうみても国民向けの情報発信とは思えない。
さすがにこの見方には東京大学院久保教授、レギュラーコメンテーター堤伸輔の両氏から異論が出されていたが、相変わらずのトランプ擁護とバイデン攻撃で、またまたの2020年大統領選でのトランプ圧勝予言だった。
昨年の中間選挙、今月上旬の州知事選やバージニア州議会選の結果からすると、とてもトランプ圧勝とは言えないはずで、トランプ再選の可能性もゼロではないが、圧勝などという事はあり得ない。

公聴会の証言内容は置くとして、PBSニュースを見て気になるのは、質問する共和党議員のマナーの悪さで、テーラー駐ウクライナ代理大使の証言を遮り、一方的に自分の意見を述べ、Yes orNoでの回答を求め、証言させないという悪質なものだ。
これにはワシントンポストでも批判され、トランプの影響かとの指摘だが、その通りだろう。

特にマナーの悪かったのはPBSニュースに度々出演し、いつも上着を着ずワイシャツ姿で、この公聴会でもその姿だったジム・ジョーダン議員で、気になって調べたら超保守議員連盟フリーダム・コーカスの創設者で、昨年下院議長への立候補を表明したが、民主党の躍進で実現しなかった。
ウクライナ疑惑の中心人物ジュリアーニ顧問弁護士とこのジョーダン議員、人は見かけの印象とその中身は変わらないものだ。

問題はLIVEで中継されたこの公聴会を見たアメリカ国民がどう受け取り、2020年の大統領選でどういう投票行動を取るかだ。
上院で2/3の弾劾賛成は現在の共和党の議席数から考えられないが、このウクライナ疑惑はトランプにもバイデンにもダメージを与えたので、民主党候補はエリザベス・ウォーレンかピート・ブーティジェッジになるのだろう。
エリザベス・ウォーレンの政策、国民皆保険や富裕層への増税などを指して、社会主義的と言われているが、現在のアメリカ社会の矛盾、金融資本主義の行き過ぎによる格差などを考えると、適格な政策だと思うのだがどうだろう。

明日はトランプに首を切られた前ウクライナ大使マリー・ヨヴァノヴィッチの証言がある、トランプのウクライナ疑惑に関する直接的な証言は無いのだろうが、印象的な証言にはなるのだろう。

香港問題、韓国の徴用工問題とGSOMIA問題が連日報じられており、香港には5度、韓国にも2度行き板門店へも行ったので、関心を持って見ているが決着の形が予想出来ない。
そんな中、今日図書館に行き李栄薫氏の「反日種族主義」を予約してきた。
この本は韓国で7月に発売されてベストセラーになり、著者の李氏がBSフジのプライムニュースに出演した時に語った徴用工問題や慰安婦問題への見解が、韓国人とは思えないもので、日本語版が出たら読みたいと思っていた。

未だ図書館には蔵書になっていないので、予約というのは蔵書要望のようなものだが、遅かれ早かれ購入するのだろう。
1700円なので買っても良いのだが、断捨離の中で本も再読しないと思うものはBook Offで処分しているので、新しくは買わない。
最近買ったのは「超約 ヨーロッパの歴史」だが、図書館に予約していた本が続けて来たので積ん読状態になっている。

GSOMIAについてはアメリカから国防長官や統合参謀本部議長が訪韓して、強烈な圧力をかけているがどうなるか。
隣国であるが韓国、中国との付き合いは難しい。