一期一会

日々是好日な身辺雑記

美食の都サン・セバスティアンへ

2015年05月16日 | 旅行


今朝は7時にホテルをチェックアウトし、地下鉄に乗り北バスターミナルへ向かう。風が吹いて肌寒さを感じる天気だった。
朝食はバスターミナル内のCafeで、サンドウイッチとコーヒーで済ませる。海外では食事が偏るが、これだとバランスが取れる。
出発前にカミさんが窓口で、トイレがバスに着いているか、食事が取れる場所に止まるかを確認する。
トイレは着いてないが途中で4回止まる、バスの中での食事は禁止で、Cafeのある所で20分くらい休憩する、とのこと。

バスの中ではMusicTubeでダウンロードしてある音楽を聴いていたので、特に退屈する事はなかった。
昨日のモンセラット行きの電車の座席にコンセントが付いていて、それでスマホを使っているのを見て、プラグを持ってきてた。
iPhoneも動画を連続で流すとバッテリーが2時間半位しか持たないが、バスの座席にもコンセントが付いてたので、
8時間の乗車中も退屈することなく、過ごせた。



途中、風力発電の羽根(ブレード)が何十機も設置されているのが見えた位で 、変化のない風景が続き、予定通り16時半に到着。
そこからタクシーに乗り、10分くらいで今日から3泊する「ホテル パラシオ デ アイエテ」へ8ユーロで行く。
このホテルはTripAdviserでの口コミを見て予約した4つ星ホテルで、中心部から離れた高台に建つ、環境抜群のホテルだ。




荷物を置いて直ぐに町に繰り出す。中心部まで歩いて20分くらいとの事だったが、バス停が近くにあり頻繁に通るらしいので、
バスで行くことにする。二人で3ユーロ。

サン・セバスティアンが美食の都と言われるのは、2014年にスペインでミシュランの三ツ星を獲得した8軒のレストランの内、
3軒がサンセバスティアンにあるという事でも分かる。海に面しているので、魚介類が豊富で、新鮮な食材で作られるのだろう。





バスク地方の料理として、小さなパンに食材を乗せたり、串に刺したピンチョスが有名だ。
旧市街にそのピンチョスを食べさせるBAR(バル)が並んでいて、店の中に入りカウンターに並んでいるピンチョスを
見れる。
そんな中で選んで入ったのが(CASA TIBURCIO)という店。皿をもらいピンチョスを取り、その場で支払いをする。
一品2ユーロらしく、数えて金額をお客に告げる、どこか回転寿司を連想させる精算システムだ。

飛び込みで入ったこの店は正解だった。とにかく美味しく、店の人も親切で色々教えてくれた。
カミさんも美味しいの連発で、大満足の様子だった。ワイン2杯とそれぞれピンチョスが9品で32ユーロで大満足の夕食だった。



帰りにスーパーマーケットで朝食の食材としてチーズ、野菜パック、リンゴ、ヨーグルト、パン、ジュースを買う。
これで野菜不足で偏った食事のバランスを取るのだ。この小さなスーパーマーケットもワインの在庫量は凄かった。