ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

文にあたる~牟田都子

2023-06-20 10:10:10 | 本の少し

 

☆☆☆☆☆

〈本を読む仕事〉という、一冊の本ができあがるまでに大きな役目を担う校正・校閲の仕事。今日も校正ゲラをくり返し読み込み、書店や図書館をぐるぐる巡り、丹念に資料と向き合う。単に字の間違い、誤植の訂正だけではなく、内容まで踏み込んでのどこまを「校正の範囲」とするのか悩ましい問題にぶち当たる。

短歌を詠う時でも悩むことだが、同じ言葉でもひらがなかカタカナ、漢字かアルファベットか、表記によってイメージは異なる。カボチャはカンボジア原産で辞書の見出しは「カボチャ」。料理本で、「肉じゃが」とくれがば「カボチャの煮物」でゃなく「かぼちゃの煮物」と書きたいもの。「サボる」と置けば目立つけど「さぼる」と書けば薄らいでしまう。(「サボる」は元々『サボタージュ』の「サボ」を動詞化したもの)。著者の表現なのか単なる間違いなのか著者の気持ちになって校正をしていく、大変な仕事です。

この春、岸和田の短歌会で短歌を発刊したのですが、その歌集づくりにおいても、何度も何度も校正を繰り返して、作者本人が居るのだから本人が全責任をもてばそれで良いのではと思っていたのですが、校正という作業がいかに大事なことと理解致しました。

それを裏付けるのが「辞書」、学生時代よりも引く機会は増えたのですが、持ち合わせてないのが「広辞苑」と「大辞林」、どちらも欲しくなりましたな・・・・。

②、机のそばにある、ごまめの辞書たち。

 

②、机のそばにある、ごまめの辞書たち。

 

 

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ごまめ自家製パスタ・914~2023.06.19

2023-06-19 12:12:12 | パスタ・焼きそば・皿うどん

ごまめ自家製パスタ・914~2023.06.19

“すだちタラコスパゲッティ”

この前TVでやっていた、「ママー」のおすすめパスタソースで確かBEST5に入っていたので買ってあったので、今日初めて会えるパスタをたべました。思っていた以上に美味しおました、べたつきもパサつきもなく、ほど良くパスタに絡んで美味しい。

ただ食材を増やそうとするとタラコぐらいしか良さそうでなくて、他のモノでは味のバランスが崩れそうで難しおます。まあ、何にもなくて、ずぼらしたいときのパスタでおますな。

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ごまめ自家製うどん・913~2023.06.18

2023-06-18 12:12:12 | うどん・蕎麦・そうめん

ごまめ自家製うどん・913~2023.06.18

“肉うどん”

久しぶりに肉うどん。千とせ風に、肉吸いのようにさっと火を通しただけの肉を乗せる。細ねぎしかなかったのが残念、ここは九条ねぎか最低でも青ねぎたっぷりのとこですな。久しぶりの肉うどんは甘い脂が浮いて最後の一口まで完食でおます。

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偶然の散歩~森田真生

2023-06-18 08:08:08 | 本の少し
 ☆☆☆
 
数学を講演会などで普及活動している作者。自宅を拠点にしているので、生まれたばかりの子供とも過ごす時間が多く、そこにはいろんな発見がある。今から考えると、私は仕事一辺倒で一つ、二つの時の幼子のかたこと言葉をしゃべっていたなど一切思い出せることはない。残念なことです。
 
今、愛犬との散歩に毎日出てますが、もう少しあれやこれやとおしゃべりしながらフラフラと散歩するようにしますわ・・・・。
 
 
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「第223回・和泉ワンコイン寄席」~2023.06.17

2023-06-17 17:17:17 | 和泉ワンコイン&笑福亭伯枝

「第223回・和泉ワンコイン寄席」~2023.06.17

一、桂白鹿・・・・・「ぞろぞろ」

鉄板の雪鹿が入門したての時の、師匠の家での食事のエピソード。何度も聞いてますが、洗練されて言葉に無駄が無くなって良いマクラに。噺は「ぞろぞろ」、江戸っぽくって上方では珍しい噺。こんな噺を選ぶなんて、今の若手の咄家さんは新作はするし、改作はするし、どんどん新しい噺は開拓するし、おそろしい限りですな。

二、笑福亭飛梅・・・「たがや」

これも、江戸の噺の「たがや」。もう入門されて15年目と、入門時を知っているだけに月日の経つのは早いですな。そして落語家としての充実度もさすがですな。こんな噺が、ワンコイン寄席で聴けるとは、これからの新顔の落語家さんには演目選びだけでも楽しみですな。

三、笑福亭伯枝・・・「西行・鼓ヶ滝」

今朝、ラジ関寄席で放送があった伯枝さん。そこで流れていた噺「西行・鼓ヶ滝」。能勢電の鼓ヶ滝でする人もある中、伯枝さんは実際に今もある有馬を舞台にしての「鼓ヶ滝」、講談の旭堂南鱗さん仕込み。短歌を少しかじっているごまめとしては、いつかモノにしたい噺のひとつですな。

「第223回・和泉ワンコイン寄席」

2023年6月17日(土)午後2:30開演

和泉シティプラザ・三階・学習室

一、桂白鹿・・・・・「ぞろぞろ」

二、笑福亭飛梅・・・「たがや」

三、笑福亭伯枝・・・「西行・鼓ヶ滝」

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「笑福亭伯枝のおもしろ落語講座・27」~2023.06.17

2023-06-17 10:10:10 | 和泉ワンコイン&笑福亭伯枝

「笑福亭伯枝のおもしろ落語講座・27」~2023.06.17

今のネタに入って3回目のお稽古。皆さんの出来上がりに感心。各人の個性が発揮できた落語に。落語っておもしろいですよね、練れば練るほど各演者さんの落語になっていくですな。

毎回皆さんがそのネタを選んだ意図が分かるように仕上がっていきます。今から、9月のミニ発表会楽しみでおますな。

 
法説亭志乱・・・「おごろもち盗人」
小浦モーニング・「火焔太鼓」
人支亭白木・・・「焼き塩」
小浦亭クック・・「子ほめ」
散歩亭ごまめ・・「七度狐」
五条亭楽園・・・「動物小噺」
善哉亭あずき・・「厩火事」
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そして、暮らしは共同体になる~佐々木俊尚

2023-06-17 07:07:07 | 本の少し
 ☆☆☆
 
21世紀になって新しいマインド、暮し方が変わってきました。
 
大衆消費社会の中で盛り上がり、お金持ちを目指す「上へ、上へ」という上昇志向。
大衆消費社会を蔑視し、反逆クールを気どる「外へ、外へ」というアウトサイダー。
 
そして次にきてるのが、所有するものを減らし、快適な動きやすい衣類を身にまとい、身軽に移動し、世界とダイレクトにつながるような裸の感覚を持つこと。その上で、わたしたち自身がじかに他者や都市とつながり、内外を隔てない開かれた共同体概念をつくっていくこと。つまりは「横へ、横へ」というネットワーク思考です。
ノームコアと、「普通という中核」という意味の言葉があるように。生き方そのものが、独自であることがカッコいいというスタイルを超越して「皆と同じ」というスタイルが逆に新しいのです。今私たちは自由です、だから自分で帰属する共同体を探し求めなければなりました。
 
あと20年ほどの人生。「孤独ではない自由」を求めて、他人との新しいつながりをみつけたいものですな。
 
 
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ごまめ自家製うどん・912~2023.06.16

2023-06-16 12:12:12 | うどん・蕎麦・そうめん

ごまめ自家製うどん・912~2023.06.16

“カレーうどん”

昨晩のごろごろ野菜のかれーを使っての“カレーうどん”を。和出汁はうどんを温める程度に少なめにして、カレーを多めにましてや最後に片栗粉で更にとろみを加えてこってりのカレーうどんに・・・あっさり目の黄色いカレーうどんも、こちらのこってり茶色のカレーうどんも、どちらも別もんで美味しおますな。

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今度は「どうする家康」を語る~松村邦洋

2023-06-16 06:06:06 | 本の少し
 ☆☆☆
 
あの松村邦洋が大河ドラマを語る。今回は今放映中の「どうする家康」。歴史を過去の大河ドラマを細かく振り返って配役、演出、そして史実に照らし合わせて語る。
 
それにしても、家康って特異だったんですな。今川義元、武田信玄、そして織田信長と敵になったり味方になったり、でもなぜか可愛がられていたんですな。それは歳が離れすぎていて、相手にされなかったのか、どこか憎めないところがあったのか。単に遅咲きというだけではなく、人生巡り合わせ、そして利だけではなくどこか仁を極めてることでしょうか。
 
人生50年から、60年、そして100年時代を迎えようとしています。
「遅咲き」する秘訣は、まず「長生き」することですな。
 
 
 
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ごまめ自家製らーめん・911~2023.06.15

2023-06-15 13:13:13 | ラーメン・冷麺・ちゃんぽん

ごまめ自家製らーめん・911~2023.06.15

“チャーシュー麺”

チャーシューともやしたっぷりのラーメンを。和出汁を使ってのあっさり目に作る。キムチ入れるのを忘れたが、胡椒で補う。どこか優しい一杯でおました。

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マンガぼけ日和~矢部太郎

2023-06-15 10:10:10 | 本の少し

 

☆☆☆

ボケ日和のマンガ版。認知症になるのはツライですが、それは本人よりも周りの者ですね。

今はみんなに迷惑かけて申し訳ないとおもっていますが、なってしまえば本人はのほほん、気まま。

人間は最後は食事が摂れなくなって亡くなっていきます。入院にするか、自宅か施設での看取りにするか・・へんな延命処置をしていただくなくても、自宅や施設で穏やかな最後を迎えたいですな。

食事が摂れなくなるのは、生命に与えられた最後のやすらぎです。

 

 

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酒場學校の日々ーフムフム・グビグビ・たまに文學~金井真紀

2023-06-14 08:08:08 | 本の少し
 ☆☆☆☆☆
 
この前知った、金井真紀さんの40歳過ぎて文筆家・イラストレーターになった生き方のルーツになった、新宿ゴールデン街にある、詩人草野心平さんゆかりのバー「學校」での人々との楽しい日々と出会い。
一癖も二癖もある強者ながらどこか憎めない可愛らしい男たちの集まり。私の生活には縁がなかった“行きつけの飲み屋”。もうアルコールは受け付けない身体になりましたが、こんな店なら、今からでも参加したいですな。
 
 
 
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ごまめ自家製うどん・910~2023.06.13

2023-06-13 12:12:12 | うどん・蕎麦・そうめん

ごまめ自家製うどん・910~2023.06.13

“かき揚げきしめん”

今日は総菜のかき揚げを使ってのきしめんんを。きしめん、たまに食べたくなりますな、あの平べったくて噛み応えのある独特の食感のきしめん。美味しおます。

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うどん処 重己・堺筋本町~203.06.12

2023-06-12 13:13:13 | うどん・蕎麦・そうめん

うどん処 重己・堺筋本町~203.06.12

“肉うどん”

今日は半年の日生病院の検診があったので終わり堺筋本町の「重己」さんへ。着いたのは11時40分だったので半の開店で既に入った方で満席、外に8名ほどの方が並んで居られて繁昌店でおます。でも、徐々に出てこられて12時前には入店。

注文はやはり「肉うどん」。お肉こんなに美味しいかったのか、改めてお肉の柔らかさと量に感動、値段なりのお値打ちのおうどんでおます。

こんな素敵なうどんを食べると・・正真正銘の自家製うどん、打ちたくなりましたな・・・。今週末に乞うご期待。

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だけどぼくらはくじけない・井上ひさし歌詞集~町田康編

2023-06-12 08:08:08 | 本の少し
 ☆☆☆☆
 
やはり、井上ひさしさんは言葉あそびの達人ですな。
歌の世界、和歌に短歌に演歌に童謡とそれぞれに歌詞があるが、普段使っている言葉でありながら、それがつながると快楽的なこころの揺らぎが表れる。井上ひさしさんの「ひょっこりひょうたん島」「忍者ハットリくん」「ひみつのアッコちゃん」の歌であったり、読んだことのある「日本人のへそ」「それからのブンとフン」が思い出させる。
 
ことばは、哀しみになったりもするが井上ひさしさんの場合はすべて笑いに変えてくれるので安心。買って五年も積んである本「吉里吉里人」があるので、この夏には読んでみようと思うのでありました。
 
・ひょっこりひょうたん島のテーマソング・
 
なみをジャブジャブ ジャブジャブかきわけて
(ジャーブ、ジャーブ、ジャーブ)
くもをスイスイ おいぬいて
(スーイ、スーイ、スーイ)
ひょうたん島はどこへ行く
ぼくらを乗せてどこへ行く
 
丸い地球の水平線に なにかがきっと待っている
苦しいこともあるだろさ 悲しいこともあるだろさ
だけどぼくらはくじけない 泣くのはいやだ笑っちゃおう
進め、ひょこりひょうたん島 ひょっこりひょうたん島
 
 
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