ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

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第6回・船場で落語〜雀五郎と呂好〜

2020-01-28 22:23:24 | 笑福亭呂好
第6回・船場で落語〜雀五郎と呂好〜

一周年記念の第6回、記録更新の大入り満員。

一、桂雀五郎・・・・・・・・・・「手水廻し」

オーソドックスな米朝一門の「手水廻し」。

この噺の、大阪の客人が縁側で景色を見ながら、
ほっこりとするところ、好きですな・・・・。

頭を廻すところではく、この場面で、
噺の出来不出来を判断してしまうようで・・・・・。

二、笑福亭呂好・・・・・・・・「へっつい盗人」

今日の、呂好さん、全体に落ちつかない様子。
何かリズムに乗りきれないままに、前に進む。
こんな日もあるんですな。

三、桂雀五郎・・・・・・・・・・「肝つぶし」

いたって地味な難しい噺。
後味の悪い、妹を殺そうとする噺。
妹よりも友人をとる・・・こんな友、居ませんな。

四、笑福亭呂好・・・・・・・・「替り目」

呂好さんも最初に言っておられましたが、
なかなかうまくいかない噺とか。

酒の噺ではなく、酔っ払いの噺。
帰って来てから、女房にうだうだと、一人になってうだうだと、
うどん屋相手にうだうだと、呑んで帰って来たので、帰って来てからの
2合、3合でも更に酔いが回ってどんどん、そのうだうだ感が増す。

目、仕草、一番気になったのが、声、大きさ、しわがれ感、
酔ってくるのすべてが微妙に変化するんですな・・・・。

そういう意味で、酒飲みの呂好さん、
酔った人を客観的に見る機会が少ないのか、
ご本人が言われるように、何か違和感、ありますな。

師匠がおっしゃる「目が死んでる」の一言、言いえてますな。

こんな噺ほど、モノにされていく呂好さんの過程見るのも
楽しみですな・・・。


第6回・船場で落語〜雀五郎と呂好〜
2020年1月28日(火)午後7:00開演
船場センタービル2号館・B2、「船場寄席」

一、桂雀五郎・・・・・・・・・・「手水廻し」
二、笑福亭呂好・・・・・・・・「へっつい盗人」
三、桂雀五郎・・・・・・・・・・「肝つぶし」
仲入り
四、笑福亭呂好・・・・・・・・「替り目」


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