ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

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彦八まつり・落語会

2017-09-03 17:17:17 | 落語

第27回・彦八まつり

今日は、年に一度の落語家さんによるお祭り。
今年は、お天気さんも良さそうで、たっぷり楽しめそうです。





うちはは、例年通りのデザイン。

富くじは、ハズレ。

落語会は、三百人の大入り満員。

本日は、五代目文枝、四代目文紅、四代目染語楼、吉朝、の十三回忌で偲んでの落語会。
直属の弟子、そして文紅さんにはお世話になった鶴瓶さんが登場。


一、林家市楼・・・・・・・・「市民税」

市楼さんの祖父である、三代目林家染語楼さんが創った「市民税」。
今年になって、生喬さんで「青空散髪」といい、なんとなく昭和の匂いを
感じさせ、のほほんとする独特の世界観のある落語でおますな。

二、桂佐ん吉・・・・・・・・「犬の目」

安定感のある高座。

最近とみに噺上手、落語上手で正攻法で落語の楽しさを伝えてくれる。
師匠が亡くなられてからも、脈々と伝承されてますな。

吉朝一門は、素晴らしい一門でおますな。


三、笑福亭鶴瓶・・・・・・「妾馬(めかうま)」

「妾馬」、こちらでは「八五郎出世」とも呼ばれている噺。

鶴瓶さん、酒をいただいて酔ってからが、鶴瓶ワールド全開。
最後は、しんみりと人情噺の味付け。

でも、侍になって馬に乗るとこまで演じないなら「妾馬」の題は如何。

まあ、落語の題って、元々符丁みたいなもんですから、
周りの者が判れば良いんで「妾馬」もありですか・・・・。

四、座談会

各師匠の思い出、松鶴、文紅、小文枝、染語楼、吉朝、・・・・
まあ、喋っておられたのは、文枝さんと鶴瓶さんのお二人でおましたが・・・。

五、桂文枝・・・・・・・・・・「大・大阪辞典」

文枝さん、今一番の最新の創作落語「大・大阪辞典」を。

大阪出身の旦那が赴任先の東京から一家で大阪へ。
東京生まれの、東京育ちの奥さんが、大阪に、大阪弁に慣れる為に
教材として買ってきたのがこの「大・大阪辞典」。

100問の問題もついており、その問題を読みながら紹介。
第一問は、「日本語でお尻のことを、大阪弁では何というか・・・・・・・」
ある問いでは、「英語でNew、これを大阪弁になおせ」

大阪、独特の言い回しを、笑いに・・・・。

一緒にいった友達は、一番解り易く、文枝さんの笑いにはまった・・・と。


楽しい、愉しい、落語会でおました。



第27回・彦八まつり
2017年9月3日(日)
生國魂神社


奉納落語会~文枝・文紅・染語樓・吉朝・十三回忌
2017年9月3日(日)午後3:00開演
一、林家市楼・・・・・・・・「市民税」
二、桂佐ん吉・・・・・・・・「犬の目」
三、笑福亭鶴瓶・・・・・・「妾馬」
四、座談会
五、桂文枝・・・・・・・・・・「大・大阪辞典」

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