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「話す」という行為について、選りすぐりの作家による32篇のエッセイ。
話しベタと言いながら、遠回しに雄弁に語っているつわものたち。
最近知った話しベタの若者がいますが、彼と接していると、
話しが苦手で、それ以上に聞くことが下手、相手に興味が示さないのか、
周りの状況、話に入って来れず、常に一人ポツンの状態。
会話が弾むのが大好きな私にとっては、宇宙人に見えてしまいます。
会話の元素は、言葉、・・・昔の人は、言葉には意味が存在するからこそ、
その物やそのことが存在する。言葉は創造する力であり、
「言霊(ことだま)」といい、言葉を敬い、言葉を畏れた。
会話の上手な人とは、言葉を大事にする人ですな。
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