☆☆☆
なぜ落語家は、あの長い噺を覚えれるのか、
それは、仕事だからというだけではないようで、
私たちと同じように忘れていくみたいですが、
まあ、繕う術を習得するようで・・・・。
でも、この頃嫁さんと「あれ、あのひと、・・・・あの・・朝の健康番組の・・」
お互い思い浮かべている人は同じなんですが、名前が出てこない。
結局答えは「三宅裕司」さん・・・よくあること、なんですが。
でも、落語ファンの私、中学校2年から生の落語を聞き出したんですが、
仁鶴さん、小米(枝雀)さん、春蝶さん、小染さんなど、凄いメンバーですが、
そのとき印象にあったのが仁鶴さん、その「七度狐」「池田の猪買い」
「向う付け」「壺算」「崇徳院」「道具屋」「初天神」など、そして怖いのは、
「青菜」と「延陽伯」は、台詞がすっきり頭に入って、かれこれ半世紀。
昨日食べたものが思い出せないのに、落語家でもないのに、
忘れていないとは、大事でないものはメモリーしないというが、
「わらは今朝高津の社・・・・」「我が父はきょうとウの産にして・・・・」
決して大事だとは思えないのですが・・・
人間の記憶というのは不思議なもんですな。
でも、何事も若くして覚えてしまう、そして熟するのを待つ。
今、本が大好きですが・・・高校の時に戻ったようなワクワク感があります。
まあ,記憶力の落ちてきたのは、筆記で補っている今日この頃でおます。
まだ、どこに書いたのかは、辛うじて思いだせるようで・・・
思い出せなくなったら、お終いですな。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます