
イコーラム寄席~2025.03.22
今日は、鶴瓶さんに、鶴二さん、そして都さんとお気に入りの落語家さんが勢揃い。若江岩田まで遠征でおます。
一、露の瑞・・・・・「動物園」
時間厳守できっちり15分の高座。噺家さんってすごいですよね。自由自在に噺を時間内に収めることができる。私はまだ、伸びたり縮んだり時間調整がうまくいきませんな。噺は笑いどころを押さえた楽しい「動物園」。「動物園」もやってみたくなりましたな。
二、桂慶治朗・・・・「いらち俥」
これまた、NHK新人落語大賞受賞者だけあって、落ち着きと上手さが際立つ高座。前半のヨボヨボの俥屋をフーチャーした演出。
韋駄天のあとにもう一度、ヨボヨボの俥屋がでてくる新演出。こんな風に今の若手一工夫も二工夫も噺を再構築。その意欲とチャレンジ精神、若さの賜物ですな。
三、露の都・・・・・「子は鎹」
三日前に堺で聴いたばかりの都さんの「子は鎹」。正直言って、この前の方が数段良かったですな。プロでも、日によって出来不出来ってあるんですな、でもその波を小さくするのがやはりプロでおます。ほろりとさせる「子は鎹」この三年のうちにはモノにしたい演目でおます。
四、笑福亭鶴二・・・「竹の水仙」
お待ちかねの鶴二さんの登場。「竹の水仙」か「ハンカチ」か少し長めで「御神酒徳利」かと思っていたら、「竹の水仙」で当たり。主人と女将のキャラが大好き。そういえば鶴二さんの「ねずみ」もひさかた聞いてないですな。どこかで蔵出しして欲しいですな。
五、笑福亭鶴瓶・・・「三年目」
得意の鶴瓶噺を長めに・・・そういえば「35年目のラブレター」見に行かんとあきませんな。嫁はんとのぼやきとものろけとも思えるたっぷりのマクラのあと、「三年目」に。本日は声がかすれていて、いつも以上に苦しそうな高座。まあ、高座にテレビにラジオと大活躍の鶴瓶さん、ぼちぼち健康重視のシフトダウンが必要なんではと・・・。
でも、楽しい、楽しい、落語会でおましたな。
イコーラム寄席
2025年3月22日(土)午後2:00開演
東大阪市立男女共同参画センター
一、露の瑞・・・・・「動物園」
二、桂慶治朗・・・・「いらち俥」
三、露の都・・・・・「子は鎹」
四、笑福亭鶴二・・・「竹の水仙」
五、笑福亭鶴瓶・・・「三年目」


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