ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

そんなとき隣に詩がいます~鴻上尚史が選ぶ谷川俊太郎の詩

2021-01-28 07:08:09 | 本の少し

 

☆☆☆

詩は私には向いてないようです。
この歳になったら嫌いなものは嫌い、性に合わないものは合わない、
興味の湧かないものは湧かない、過ぎ去って振り返らないものは振り返らない、

口ずさめる詩は何かありますかと、
一つ見つけてそれを諳んじれるように覚えようとしたのですが・・無し。

断片ながら、付箋がついたところを書きとめておくと、

「今を写すのが写真なら、人はなぜ微笑むのでしょうか」(鴻上)

あなたをしりたいんじゃない
わたしをしってほしいんでもない
まじりあいたいの それだけ
うそもほんともいっしょくたに   (谷川)

そのあとのことはおぼえていない  (谷川)

悲しいときに悲しい詩は書けません
涙をこらえるだけで精一杯
楽しいときに楽しい詩は書きません
他のことをして遊んでいます    (谷川)

詩ではないですが、谷川さんの言葉
“失恋は恋人を失うことであっても、自分自身の恋する気持ちを失うことではない。
恋人が離れていっても、恋は終わらない。恋は遠くにあって手に入らないものを求める気持ちなのだから、もともと孤独なものなのです”

こころにとどめておきたいですな。

 


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