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2015年から2022年にかけで作られた歌。私と一緒に暮らしているこの世で、私にとっては失礼ながら異次元のような歌が並ぶ。私の苦手な文語体であり、戦争など世界情勢にも広く目を向けられて詠んでおられる。
ああ、同じ人間なのに感じる細胞、感情が違うのか・・・。
人それぞれ、歌もそれぞれ・・・いろんなものがあるんですな。
その中でも、私が目が留まった歌は
・いくたびか主翼が西日隠したり大村に着くまでの一時間
・コーヒーを手のひらに包みのぼり来ぬマクドナルド北白川店の階上
・カーディガンの袖を手の甲までのばしやがて来む冬の日々を待ちをり
・演劇部顧問をしたる八年に楽しかりしことの五つ六つあり
・本を読むために出かける旅ありて深き曇りの午後を埋めつつ

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