ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

角座・呂好一人勉強会~2021.10.24

2021-10-24 13:13:13 | 笑福亭呂好

角座・呂好一人勉強会~2021.10.24

一、月亭希遊・・・・「手水廻し」
希遊さん、初めての出会い。今の若手さんはすごいです、話し方にメリハリがあり、フレシュさもありながら直球勝負で気持ち良い。開口一番を意識して15分ぴったりにまとめた「手水廻し」。遊方一門も三人のお弟子さん、兄弟弟子がいるというのは、助け合いながらも競争の原理、切磋琢磨でよろしおますな。

二、笑福亭呂好・・・「三人上戸」
酒飲みが酒飲みのお話、「三人上戸」、笑い上戸、泣き上戸、怒り上戸、これが順番に起こってうどんやを困らせる。まあ、コロナ禍で世の中から酔っ払いも見当たらなくなりましたが、年末年始にかけて緊急事態解除となれば、癖の悪い酒飲み、酔っ払い、増えるんでしょうな。

三、笑福亭智丸・・・「天狗刺し」
智丸さんで「天狗刺し」が聞けるなんて、智丸さんの演目のチョイスのセンスに驚く。ちょいとシュールな世界、まあ、商売の成功には人のやらないこと、ずばりこんなことがさもありなんと思わせる一席、もう一度聞きたい噺「鼓ヶ滝」に続いて出てきましたで。

四、笑福亭呂好・・・「崇徳院」
仁鶴さんで落語を知った私には大好きな落語「崇徳院」さん。40分の長講で疲れますと言いながら、楽しい一席。オチは下の句の「割れても末に買わんとぞ思う」ではなく、「一対の夫婦が出来上がります、おめでたいお噂で・・」
でも、私は崇徳院さんの下の句のほうが好きでおます、落語が先でこの句、覚えたんですから・・・。

五、笑福亭呂好・・・「盆唄」
立川談四楼さんで、「ぼんぼん唄」というのを聞いたことがあるのですが、
噺が進むにつれてあの時の温かみのある落語が思い出されてきました。
呂好さんの、穏やかでしっとりとした噺よろしおますで、こんな良い落語どんどん聴かせてほしいもんでおます。
 

角座・呂好一人勉強会
2021年10月24日(日)午後1:00開演
DAIHATSU・心斎橋角座

一、月亭希遊・・・・「手水廻し」
二、笑福亭呂好・・・「三人上戸」
三、笑福亭智丸・・・「天狗刺し」
四、笑福亭呂好・・・「崇徳院」
五、笑福亭呂好・・・「盆唄」










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