ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

大爆笑!ラジ関寄席

2015-05-25 21:40:01 | ラジ関寄席
一、笑福亭松五・・・・・・・・・・「書割盗人」

松五さん、失礼ながら若年寄様な独特の味。

やもめより、甚兵衛さんをフューチャ―したような語り口。

泥棒が入って、つもり、つもり、で盗み出すあたりからは、
笑いの渦のつもり、真打のつもり、名人のつもり、でたたみかけて貰いたいですな。

二、笑福亭風喬・・・・・・・・・・「首の仕替え」

風喬さんの、得意ネタ。確か今回で三回目ぐらい。

首の仕替え辺りでの、首の説明は前回とは違うような、この噺・・・
地獄八景ではないが、時事ネタを差しこむことができるので便利。

大師匠の松喬と筆頭の兄弟子三喬さんを足して二で割ったような芸。
好きでおますな。


三、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・「寝床」

今週の独演会で演じるので、最後の練習の為か「寝床」

「寝床」といえば、枝雀さんのを思い浮かべるが、
鶴二さんのは町内の者の断りをはじめすべてコンパクトながら濃縮版、

東京での寄席を見ていると、15分や20分辺りの時間にまとめ上げるのも芸か。

鶴二さんの「寝床」も、よろしおますで・・・。


四、笑福亭恭瓶・・・・・・・・・・「町内の若い衆」

春雨さんでよく聴く噺。

あまり出会いの少ない、恭瓶さんだが、本日大熱演。

熱演過ぎて、額から首筋まで汗びっしょり、
一度顔を拭いたらと思っている内に、長襦袢の衿が滲みに、

人間、暑いとき、熱く語る時、そして緊張すると汗が吹きだしますが、
あの異常な汗は何なんでしょうか・・・気になるとこでおます。


五、笑福亭鶴志・・・・・・・・・・「平の陰」

トリに相応しい、鶴志師匠の「平の陰」。

何度聴いても、嬉しくなるのは、自他とも認める十八番(オハコ)の証し。

松鶴師匠の色濃く残しておられる、鶴志さんだが、
「千早ふる」やこの「平の陰」のアドリブ感、ライブ感、
もうどなたさんのも、聴きたくありませんな。


本日は、薄口醤油でつくったどて焼きような、
こってり味と薄味が入混じったの笑福亭一門会でおました。


大爆笑!ラジ関西寄席
2015年5月25日(月)午後7:00開演
道頓堀・角座

一、笑福亭松五・・・・・・・・・・「書割盗人」
二、笑福亭風喬・・・・・・・・・・「首の仕替え」
三、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・「寝床」
仲入り
四、笑福亭恭瓶・・・・・・・・・・「町内の若い衆」
五、笑福亭鶴志・・・・・・・・・・「平の陰」



終演後、出会った宮村さんと、宮村さんのお知合いのマネジャーさんとお友達に、
私と私のお友達の増田さん。

人のご縁はどんどん拡がります。


道頓堀から何処もいっぱいで、ようやく空いていた、串かつ“二色”、
・・・・・・・もう難波駅の近くでした。


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