ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

青春物語り~鴨川ホルモー

2011-01-11 01:43:44 | 本の少し
鴨川ホルモー (角川文庫)
万城目 学
角川グループパブリッシング



会社の女子社員が、読んでいたのがあの「鹿男」の万城目さんの「ホルモー六景」。
貸してよと言うと、最初から読んだ方が良いと、二冊一緒に借りる。

なんとも、不思議な本。
でも、青春物語のような、爽やかさがある。

私も、大学時代を京都で過ごしたが、あの時も私たちの周りで、ホルモーが
活躍していたのでは・・・・・・・。

学生生活は、今思いだしても、バカバカしいこと、してましたな。
クラブの仲間10人程で、白梅町から千本丸太まで、ぶたまんの食べ合いをして、
パン屋(当時ヤマザキパンなどで、ガラスの塔の中で蒸かして売っていた)のハシゴ。

二つ、三つと、サバイバルゲーム、だんだん脱落していき、各店売り切れで、次の店を探して南へ南へ
4軒目あたりで、11個食べたものが優勝だった様な記憶。

それとか、大阪組が帰る阪急電車の中。
網棚に寝ると、1000円とか言って、実際、横になる者がいて、乗ってくる人の
驚く顔を、喜んでいた。(今思いだすと、何とも恥ずかしい思いでですな。)

このような、青春のバカバカしさが、全編に溢れている。
日常と常識とは違うところで、青春のエネルギーがほとばしる。

まさに、この本にでてくる「ホルモー」は、青春小説ここにありでおますな。


11-02


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コメント
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