ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

ローリエとザワークラウト

2017-11-01 11:01:32 | おうちで食い意地
奈良の実家でのびのび育っているローリエをもらってきました。


(母よ、ふつうの家はこんなに使えない)

3分の1を友人にもらってもらって、
残りをドライで保存することに。


(葉っぱを洗って…)


(ザルに並べて重石をおいて干す)

秋の長雨で初日以降ずっと外には干せなくて。
再度外に出して仕上がるまで、1週間以上かかりました。


(いい感じに乾燥しました)


さっそく何かに使いたくなりました。

同じ時期、
安かったからと使い道も考えずに購入したキャベツが。
あまりに大きくて立派だったのでつい。(←ケチ)

よし、あれでザワークラウトを作ろう。

箸休めにすっぱいものがちょっと食べたくなるのです。

ザワークラウトのすっぱさってずっとお酢だと思ってました。
植物性の乳酸菌なんですって。
それが、美容と健康にすこぶる良いらしい。

常備しようじゃないですか。
毎日食べようではないですか。

同じ植物性乳酸菌でもお漬物やキムチよりずっとお手軽、
匂いもないですしね。

【材料】
キャベツ…1個
塩…適量(後述)
ハーブ、スパイス…ローリエ、キャラウェイシード、ホールのコショウなどお好みで。

【作り方】
1. キャベツをひたすら千切りにする。

(キャベツ1個丸々って結構大変。ものすごくカサ高い)

2. 切ったキャベツを大きめのボウルに移し、重量の2%の塩を加え、しばらく置く。
(15分とか30分とかテキトーです)

3. 2.にハーブやスパイスを加え、別容器にぎゅうぎゅうづめに移す。
水分も残さず入れること。

(鮮やかな萌黄色。ローリエが使えてうれしい。
つぶつぶはキャラウェイシードです)

4. 空気に触れないようにラップでフタをして、重石を置く。
空気に触れても大事ないですが変色するので。

5. お好みのすっぱさになるまで常温で放置。
発酵すると中の空気が膨張するので、
容器のフタをしたいなら乗っける程度に。
2日めに水分が上がってきてあふれるようなら、あふれそうな分だけ捨てる。

水分がたくさん上がってきて、
泡もぶくぶく出てきて、
不安になるけれど、成功ですから。

私は4日めで「これくらいが食べやすいかな」と思ったのですが、
大学でドイツ哲学を専攻して
ドイツにはうるさい(他にも色々うるさいけれど)シロクマ相方が試食して、
「こんなのザワークラウトじゃないよ。もっとすっぱくしないと!」
と、ダメ出しをなさったので引き続き放置。

7日めの夜、ようやく合格点をいただきました。


(完成!ベージュっぽい黄緑色。
容器が上と違うのは何度も試食して量が減ったせい)

完成したら冷蔵庫へ移します。
最初はとんがった味ですが、
冷蔵庫内でも発酵と熟成が進むのでまろやかなすっぱさに。
完成から1週間、大変美味しくなりました。
2週間くらいで食べきるのがいいみたい。

煮沸したビンに入れて密封すると半年以上もつらしい。
発酵と熟成が止まるんでしょうね。

だけど美味しすぎて、
わが家は2週間以内になくなってしまいそう。

2%の塩分って摂りすぎが心配ですが、
大量に食べるものじゃないですしね。

カンタンで美味しくて美容と健康にも良い。
さすがドイツの国民食!
ファンタスティッシュ!

とにかく安上がりなのが私にはうれしい

ぜひお試しを。

ご覧いただきありがとうございました。

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