ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

無事カエル

2012-02-02 19:04:03 | Singapore/日記
相変わらずタイミングをはずしていますが、
昨日、2月1日から、東京に住む友人のひとりが転職し、新しいところで働くこととなりました。
これが天職となりますように。
 
私と彼女は密に会ったり、話したりする仲ではないものの、
価値観といいますか、
世の中こういう方向に向かってほしいよね、という思いが似ています。
そのために自分はこういうことがしたいな、という志も似ているかも、というか、似てい
今はまったく似ていない私たちの違いは、
私の場合、理想と現実のハザマであっけなく挫折したのに対し、
彼女は一歩ずつ着実に実現していってるところ。
 
で、彼女の新しい職場のボスといいますか、会社でいうと社長さんですね、
その方が、私の尊敬するひとであると、後からわかりまして。
 
 
原丈人さんという方です。
 
 
慶応卒の考古学者で、スタンフォードでMBAを取得して、
IT系の会社を設立してから、アメリカでも指折りのベンチャーキャピタリストになって、
いくつもの大きな会社のコンサルタントをしたり、役員をした後、
国連や日本の財務省なんかでもご意見番をやったりして、慈善事業団体を立ち上げた、という。
 
脈絡のない経歴なので間違っているみたいですが、本当にこんなみたいです。
日本に著書をおいてきたので、ウィキからの情報ですが。
こういう「なんでまた?」が連続する変幻自在の経歴って、日本人には相当珍しいですよね。
 
普通、実業家で慈善事業家というと、
本業で成功したお金を慈善事業に注ぎ込む、というパターンが多いと思うのですが、
彼がすごいのは、
慈善事業を利益を生むビジネスとして成立させるところ、じゃないかなあと。
 
 
友人とは、彼のことについてひとことも話したことがなかったので、
彼女が彼のもとで働くことになったと聞いて、驚いて、うれしくて、驚いて、うれしくて…。
いいほうの感情がすべてないまぜになって、いっぺんにどわっと噴き出した感じ。
 
新しいスタートを切った友人に幸多からんことを祈って。
 
さっそくしばらくバングラデシュに出張するみたいです。
どうぞ気をつけて。
 
私は彼女をとおして夢をみましょ。
 
 
 
ということで、彼女の無事の生還を祈って、
さらにこれからのお仕事の躍動感ををイメージして、元気なカエルのお写真など。
    
 
                              …彼ら、市場の食材なんですが。
                              


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2 コメント

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カエル~ (ほー)
2012-02-03 06:08:39
香港だったかシンセンだったか(漢字を失念)の市場で、
籠の中のカエルの皮を頭からずるん、と剥いて、
また籠に無表情でぼんぼん投げ込んでいく
おばちゃんがやたら怖かったのを思い出した。
でも食材なんだもんね、怖がる方がおかしいんだと思おうとしたけど
やっぱり怖かった。
生きとし生けるもの、大切にいただきましょう。
自分で料理はできないし、好きこのんでオーダーもしないけど
カエルは食べるよ私。

繋がるべくしてつながっているんですよね、お友だちって。いいなぁ。
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ほーさんへ (momo@ぽれもも)
2012-02-03 21:09:58
ほーさんのお話を聞くだけでも、
市場のおばちゃん、十分コワイです。
カエルは私もフランスでいただいたことが。
当時親しくしてもらっていたマダムんちに泊めてもらって、
彼女の手料理として供されたわけです。
食事は、大皿に盛られたものを
自分のお皿に取り分けるよう順番にまわすスタイルでした。
バカな私はにこやかな表情を作りながら、
「お料理、上手ですよね!おいしいです!!」
と言ったもんだから、何度も回ってました。
顔で笑って心で泣いて、の初めてのフランスの夜。
忘れられません。
カエルを食べたのはそれが最初で最後です。

友人の転職先、本当にびっくりしました。
日本におさまらない性分だと思っていたので、
意外だけどうれしかったです。
国際協力の世界って、フィールドに出ると
本当に命の保証がないので。
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