先週の土曜日のお話、昨日の続きです。
トレッキングの後はお楽しみのみんなでお昼ご飯。
シンガポーリアンが一緒だと、
おいしいお店や珍しいものが食べられるお店に詳しいのでうれしいです。
この日は近くの食堂街へ向かい、ヨンタオフー(醸豆腐)をいただきました。
ヨンタオフー、初めてです。
お豆腐や練り製品、揚げ物、野菜などをさっと湯がき、スープとともにいただく、
ようはおでんだと聞いたことがあります。
写真はよそから拝借。上に写っているものがヨンタオフー。
でも今日のお店は客家(はっか。中国、漢民族のひとつ)スタイルで、
グレービーソースっぽい甘辛くてとろっとしたタレをかけたものらしい。
棚にずらりと並んだ具材から、好きなものを好きなだけ選んでお皿に盛ります。
ナスには魚のすり身をはさんであります。すり身をはさみこんだ具材色々、市場でも売っています。
セットは麺かご飯か伝えて、お会計を済ませると、番号札を渡されました。
右下、オクラも魚のすり身をはさみこみ。
待つこと5分くらいで、私のお皿が変身して戻ってきました。
大きな具材はカットされ、練り製品はからっと揚げなおされていました。
感想。
おいしかったです。
が、具材を欲張りすぎました。
見た目ほど濃い味ではないのですが、ヨンタオフーも麺も同じ味なので飽きました。
お値段は選んだ具材とその数によりますが、
私の場合、ゼロコーラも買って、8品で$9.9(約640円)、この手のお店にしては高めでした。
具材を選ぶのは楽しかったので、
今度はホーカーズによくある、オーソドックスな澄んだスープのお店に行ってみたいです。
「ようはオデン」?、どんなんやろ。
> 大きな具材はカットされ、
> 練り製品はからっと揚げなおされ・
・おいしそう。けど、ここ(日本関西)
には似たようなものが見当たらず、
イメージするのむつかしいです。
■ところで、ぜんぜん話し変わるけど、
「シンガポールってスゴイ」って今
ごろ知りました。日本ではTPPが
話題だけど、本読んでみると、その
起点はシンガポール。GDPの1.数
倍も貿易されるとか。それと、相方
さんが読んでおられた自伝の元首相
リー・クワンユーさんもスゴイ人み
たい。ぜんぜん知らなかったです。
こんな珍しいタイプのものから入っちゃいましたが、
拝借写真のように透明なスープに入ったのが一般的。
いつかリポします。
シンガポールのすごさに驚いてもらって、
とってもうれしいです。
私もここにくるまで、
南国の平和な都市国家、東南アジアでは発展しているほう、
くらいの知識しかなかったです。
暮らすようになってから、
街や湾岸の様子、物価の安さ(全部輸入物なのに!)、交通システム、人々のバイリンガル度などなど、
あらゆることにいちいち驚き、
それが緻密な計算の結果だとわかって、すごさを実感。
日本に帰るたび、それを伝えたくて騒いでおりました。
日本のアマゾンに頼んだ本が翌日手元に届くということにも、驚き。
奈良の実家に届けてもらうより、ずっと早いじゃん!
そしてこの国のあらゆるしくみとカタチが、
一党独裁下の、ずば抜けた切れ味の首相の
強烈なリーダーシップのもと、
あっという間に築かれたのですから、驚異的です。
それを知ったときの興奮がわかちあえて、とてもうれしいです!
私たち、同じ興奮のルツボですね。
政治家に必要なものって何なのか、政治家は何をすべきなのか、
今ラビリンス真っただ中の日本を思うと、考えてしまいます。