私がひそかにシロクマ呼ばわりしている相方が、
馴染みある紙袋をさげて帰ってきました。
私は基本、本人より先にさわらない方針。
紙袋は1週間くらいそのままに。
先日、彼が自分で開封しておりました。
中身はシャツ。
彼はここのお店のものしかダメなんだそうです。
そして、一度に複数買うのが彼の習慣。
1枚はその日着ていったので、残りをクローゼットにしまうことに。
まったく同じシャツが2枚。
もちろんその日着ていったものも、まったく同じもの。
つまり今回の買い物は同じシャツが3枚。
このあたりの感覚が私にはよくわかりません。
せめて色違いで買おうとか、なぜ思わないのかなあ。
だって、クローゼット、こんな感じなんですよ。
同じものがずらり。
日本にはこの3倍くらい同じものが並んでいます。
まったく同じもの、または似たり寄ったりが、20枚くらいあるのです。
…制服?
いくら出張が多いとはいえ、そもそもなぜそれだけの数が必要なのか?
靴だってご覧のとおり。
まったく同じものが3足。
こちらに来てから湿気で1足ダメにしたので、同じものを同時に3足買ってきたのでした。
靴もこれじゃないとダメみたいで。
お店の方も驚いただろうな。
日本から遊びに来た私の友人もこの同じ靴たちに驚き、写真を撮っておりました。
うん、わかるよ、その感覚。
日本にも同じものが2足あるんです。
つまり合計5足、同じ靴。
…ムカデ?
靴はローティーションで履くようにしています。
でも本人は、今日履いた靴と、明日履く靴の区別がついておりません。
というか、自分でそこまでする気がない模様。
今日履いた靴を片付けて、明日履く靴をそろえて出しておくのは、ツマのお仕事です。
以外に古風なこともやっているでしょ。
母にそれくらいはするように言われたものの、
「私は秀吉じゃない!」と、当初はとても抵抗がありました。
それが、靴の値段を知ってからは、
「1日でも長持ちさせねば!」と、素直な気持ちで率先してできるように。
ケチは身を助けるのですね。
それにしても彼の買い物の感覚、私には本当にわからない。
そういやとあるブログで読んだのですが、
彼女のイギリス人の夫君は、気に入ったシャツをダース単位で買うとか。
それは、相方以上だわ。
こういうのってある種の男性に共通することなんでしょうか?
私の兄弟はそんなことしなかったけれど。
日本人ではあまりいないですよね?
やっぱりシロクマだけに、普通のひととはかけ離れているのか?
まあ私自身が決しておしゃれではないので、
同じものばかり身に着けていても、こざっぱりして清潔でさえいてくれればそれで満足です。
時々私自身がその条件さえ満たしておりませんが。
一度にばばんと購入してしまう気前良い相方に対してどこまでもケチな私は、
シャツについていたリボンをためて悦に入ってます。
もちろん日本にもたくさんあるんですよ~。