予告しておきながら、週末に更新できなくてごめんなさい。
体調を崩したわけではなく、忙しかったわけでもなく、
抜けガラのように、ただただほうけて過ごしておりました。
先週の金曜日、NUSえくすて英語コース、今タームが終わりました。
その前日の木曜日は口述試験でした。
そのときに先生との面談っぽいものがありました。
ペーパー試験の結果では、私は次のターム、ひとつ上のクラスに行けることが確実だそうです。
ほっ。
若者たちは進路についてもアドバイスを受けたそうです。
人生経験豊富だけれど、いつもシニカルな先生、Ms.エル、実はいいひとなんだなあ。
落ちこぼれと個性派ぞろいの生徒たちを熱心にご指導くださり、ありがとうございました。
そして、最終日当日。
この日は英語コース全クラスを対象とした立食ランチ会だけで、ほかには何もありませんでした。
先生方のあいさつくらいはあるのかな、修了証書の授受くらいはあるのかな、
と思っていたのですが、
銘々、ランチをいただいて、歓談して、勝手に写真を撮って…それで終わり。
このタームでお別れの面々も多いのに、あっさりしているなあ。
そう思うのはおばさんの感傷でしょうか。
シニカルMs.エルに「smelly lunch」と表現された気の毒なお料理たち。
おしゃべりの内容は、次のタームはどうするのか、
受けないなら、働くのか、別の学校へ行くのか、帰国するのか、別の国へ行くのか、などなど。
クラスメートで一緒に次のタームを受けるのは、韓国人の男性ただひとりだけ。
意外。
だって、私たちの今のレベルって、初級のひとつ上なだけ、ここでやめても英語を習得したとは言い難い。
当然のように、もう1タームくらい履修するものと思っていました。
でも、それに該当するのは私だけ。
みんな現役大学生だったり、私以上にできたりで、もうクラスレッスンは必要ないのね。
これでお別れか、そう思うと本当に淋しい。
クラスメートの進路ですが、
S嬢…韓国かシンガポールで就職。
彼女は韓国語が流暢だし、英語も同じクラスにいるのがおかしいくらいの実力なので大丈夫でしょ。
A嬢…日本の大学に復学。
韓国人の女の子…韓国の大学に復学。
台湾人の男の子…台湾で就職活動?彼もアメリカでの就業経験があるわけだし、英語圏でも中国語圏でも働けるでしょ。
私と同年代の日本人女性…日本で就職活動?
というような感じです。
カラフルだけど、みんな同じ味だったというパンダンフレーバーケーキ。
さて、話題は今後の進路以外に、クリスマスと新年をどこで誰と過ごすのか、でした。
ああ、結婚してよかったなあ。
そう思うのはこういうとき。
だって、淋しい答えをして、相手に「悪いこと聞いちゃったな」という気持ちにさせないですむんだもの。
それが若者たちは、みんな華やかなプランをお持ちで、「聞いてごめん」という類の心配は不要でした。
だって、
「ボストン大の彼がイブに帰ってくるので、年明けまでは一緒に過ごす」とか、
「韓国の彼女がもうすぐこっちに来るので、しばらく一緒に暮らす」とか、インターナショナルなのですよ。
過ごす場所も、シンガポールだけにとどまらず、母国だったり、別の国だったり。
まー、最近の若いもんったら!
"STOP! The生え際後退キャンペーン"。お肉も食べました。
次のクラスの先生方の情報収集も余念なくいたしましたよ。
情報によると、担当の先生はえくすての責任者でもあるシンガポーリアンの女性と、イギリス人の男性だそう。
聞くだけでも手ごわそうですが、実際手ごわそう。
シンガポーリアンの先生は、えくすての入学試験の面接で2回お会いした先生。
面接ではその知性と頭のキレがまぶしかったので、彼女の授業が受けられるのは光栄なのですが、
ウワサによると授業は「笑いもなく退屈」らしい。
イギリス人の先生は、「大英帝国万歳!!って感じ」だとか。
それはいったい…?
「ええっとね、文法を間違えたり、発音が悪かったりするとね…
おまえはアメリカへ行け!!って言われるの」
私、アメリカ行き決定。
ランチ会はそんな感じで、一部衝撃情報もあったものの、
全体としては平和に運び、あっけない幕切れでお別れとなりました。
ここでお別れとなる皆さん、さようなら。お元気で。
その後のことは、また明日お届けします。