とうとうオリンピックが終わってしまいました。
毎日、毎日、眠かったけれど、楽しかったなー。
選手の皆さん、感動をありがとうございます。
このオリンピックにかかわったすべての方に、どうもありがとうです。
さて、いよいよ私、
明日から夜行に乗って、槍ヶ岳登山に行ってまいります。
シロクマ相方引率のもと。
週末まではブログ更新できないかと。
やっと更新したところなのに、申し訳ありません。
その相方に、
「持っていくものを明日、チェックするから、そろえておくように」
と、言い渡されたのが土曜の夜。
まるで修学旅行の前のコうるさい先生みたいだなー、と思いながらも、
何分、本格的な登山は初めての私、
手落ちがあっては大変なので、素直に言いつけを聞いて、
日曜日、いそいそとその準備をしておりました。

「君にはこれで十分だ!」という相方のアドバイスのもと、安いのを。14,500円くらい。


中敷はわりと高かった。4,500円。
でもマラソン用のシューズのだって1万円近くするし、中高年の登山は装備に頼らねば、ね。
靴は玄関先に、
ストックはリュックの隣に、
衣類は清潔なところに置きたいからベッドの上に、と。
衣類はきちんと畳んで、出発日に着る物、予備、と一見してわかるように並べました。

「荷物を少なくしたいから、補助食品はカロリーの高いものを!」というアドバイスでそろえたもの。
うひょー。高カロリーのおやつが思う存分食べられるなんて!
で、日曜日、いつもと同じようにゴルフに出かけた相方を待って、夜遅く。
帰ってきましたよ。
…酔っ払ってる?
しこたま?
ねえねえ、持ち物チェックは?
今か今かと帰宅を待っていたツマの気もつゆ知らず、
「冷たいお茶が飲みたい」とか、
「何か冷えた果物はないのか」とか、
酔っぱらいは色々とオーダー。
なかなか持ち物チェックをお願いできる雰囲気じゃないなー。
それが、しばらく経つと、
「もう寝るよ」と。
その時、私は食器を洗ったり、
オレンジやスイカの皮を生ゴミとしてまとめたりしていたので、
「はい、はい。どうぞお好きに」と生返事。
しばらく経って、
あっ、そうだ!持ち物チェックは?
寝入る前にやってもらわなければ、と、あわてて寝室に駆け込んだら、
ばっふーん!!
と、
私が丁寧に畳んで並べた衣類の上に豪快にダイブした模様のシロクマ相方の寝姿が。

その周囲には、
汗臭い体の下敷きになったり、蹴散らされたりした、私の記念すべき初登山を飾る新品の衣類たち。
なんて哀れ。
ということで、
今日から天候悪化のようで、洗濯することもできず、
そのままもう一度畳んで持っていくことにしました。
どのみち汗臭くなるんだし!
自分に言い聞かせるも、
悲しくなる妙齢の山ガール(山女とでもいうべきか)でした。
そうそう、私の本格的初登山は、
私の体力により、2泊になるか3泊になるかわからない、ってことだったんですが。
「じゃあ、着替えは何日分用意すればいいの?
泊まりは初めてだから、登山用の衣類って余分にないんです。
買い揃えないといけないから。
荷物は少ない方が良いに決まってるけれど、適正数がわからないです。
天候の変化も考えると、アウター、アンダー、それぞれ何着、何日分くらいいるんでしょ?」
相方に聞いたところ。
「君は何を言ってるんだ?
登山なんて、着替えは天候悪化で濡れた時用に
予備が1着あればいいんだよ!」
衝撃のアドバイスを受けました。
2泊でも、3泊でも!
アウターも、アンダーも!
パンツも、靴下も!
予備にそれぞれひとつずつあれば、それで十分だそうです。
パンツや靴下を何日も換えないなんて!!
そんなことをしているのは、不潔でもへっちゃらなシロクマだけだ!!
そう思って、登山道具専門店で、
店員さんに日程を話して、同じ質問を投げかけたところ、
「そうですねー。
荷物が重くなるのは避けたいけれど、
雨で濡れると体温を奪われて体力が落ちるから、
それを防ぐために予備を1着持っていくことですね!」
相方とまったく同じ答えでした。
明快すぎる。
新しい趣味に登山を加えるぞ、と意気込んでいた私ですが、
山女にはなれないかもしれません。


相方が「余分にあるから貸してあげる」と言ってくれた私が使う予定のエアマット。
ツギハギすぎる。空気、もれないのか?
ちなみに自分用のは、新品同然。