goo blog サービス終了のお知らせ 

ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

ご近所以外のおやつ

2017-06-15 08:40:28 | 外出&食い意地
私が住んでいる神戸市東灘区はスイーツのレベルが大変高い。

ふだんからちょっと美味しいものを食べたくなったら、
スーパーや病院へ行った帰りにちょろっと寄り道して買ってきます。

が、

今回はお持たせを仕入れるのに少しだけ足を延ばしてみました。


1軒め。
ポッシュ・ドゥ・レーヴ芦屋』さん。
女性パティシエさんが始められたお店です。


(私はJR利用だけれど、阪神芦屋駅からならすぐ)

マストは和三盆サブレです。


(左の輪っかの方)

他のも美味しいですけれど、何をおいても和三盆サブレは食べてほしい。
うなるほど美味しい。

全身全霊でオススメします。




2軒め。
阪急六甲駅近くの『ボンボンロケット』さん。

こちらはバターサンドの専門店です。


(オサレな店構え。自転車で行くには坂道だらけでキツかった)


常時20ものフレーバーを用意されているらしいのですが、
開店から1時間もせずに入店したのに何種類か売切れでした。
しかも買いたかった季節限定フレーバーが。


(お店の中もオサレ。写真OKもらってます)

それでもこんなにずらずらっと並んでます。
どれにしようか悩んでしまうー!
が、包まれたのを見ても違いはシールだけ。
HPかメニュー写真で選んでおきましょう。

左の黒いTシャツのおふたりは、
できあがったバターサンドをハイスピードで包んでらっしゃいました。

丸いバターサンドを四角いアルミ包装の真ん中において、
回転させながら上手にヒダを作って包んでいく。
その手際の良さにうっとりです。

『551』の豚まん包みを彷彿とさせます。

自分用には定番のオレンジとピスタチオをいただきました。


(むいてるのはオレンジ)

これ、見た目が素晴らしくかわいいです。

ボックスや細長いブルーの手提げもオサレ。

お味の方はマルセイバターサンドがお好きな方には、
力の限りを尽くしてオススメします。

あれよりボリューミーなので、
中高年が晩ごはんの後に食べたりしたら、
胸がいっぱいで眠れないかもしれません。(←経験者)


芦屋・神戸は田舎モノの私にはびっくりするくらい美味しいお店がいっぱいです。

少ない予算で地道に開拓していくぞ。


ご覧いただきありがとうございました。

世界一の朝食

2017-06-13 09:55:52 | 外出&食い意地
ご友人の結婚披露宴に招かれたというS嬢が、
グランマM、マダムYと親娘三代で朝から神戸にいらっしゃるというので、

朝ごはんをご馳走になってきました。


かの有名な『神戸北野ホテル』世界一の朝食です。

ええ、
ご馳走になれるから行ったんですとも。

自腹でなんてとても行けませんとも。

心もサイフも軽やかにうきうき参加ですよ。

これがその朝食です!


(写真OKでした。いっぱい撮ったんだけど角度が違うだけで似たり寄ったり)


(2段重ねのパンと焼き菓子。パンはほかほか)


(エッグスタンドでゆでたまごを食べるなんて優雅だなあ。
たまごを割る専用の小物があるんですよ)


世界一だけあって、
ちまちま色々並べていただいたのですが、何が何だか記憶喪失。
細かいことはHPをごらんください。(←丸投げ)

S嬢の紹介によると、
年齢を上にサバ読んで、お年寄りへの同情を誘う手口のおばあちゃん。

お若くてとってもチャーミングで驚きです。
肌の白さとシミの無さに農家のムスメはさらに驚きました。

マダムYとは嫁姑なのにふたりで旅行するくらい仲良し。

金持ち喧嘩せずだなと思う私は偏狭なのでしょうか。



食事後は、場所が北野ですからね、
異人館街など散策いたしました。


(スターバックスだってホンモノの異人館)


(セブンイレブンはニセモノだけどそれっぽい)


(ドイツの貿易商トーマス氏の『風見鶏の館』)


(ミシンや鏡台まで優雅で美しい)


(アメリカ総領事シャープ氏の『萌黄の館』)


(暖炉のタイルのこの懲りよう。各部屋違うのですよ)

さらに上を目指して、
ロープウェイに揺られて布引ハーブ園へ。


(港町神戸が一望に。それをねらうS嬢。S嬢をねらう私)



(着いたらカフェでひと息。フレッシュハーブティのうるわしさ!)

食べてばっかりだよ、このご一行は。

私はハーブティだけいただきました。




(カモミール満開)


(ネモフィラも満開)


(カップルだったらこんなところで写真を撮ったりするのかな?)

私にとっては四半世紀ぶりの布引ハーブ園、
手入れが行き届いていて気持ちよかったです。

化粧品やバスソルト作りにハマったのをきっかけに、
ハーブへの興味がより深まっていたのもあってなかなか楽しかったです。

近年まれにみる充実した朝でした。

グランマM、マダムY、S嬢、
ビンボー人を夢の世界へお誘いいただきありがとうございました。


ご覧いただきありがとうございました。

たまには晩ごはんもサボる

2017-06-09 08:20:45 | 外出&食い意地
『へとへとに疲れてて…
遅くなりましたが、晩ごはんいまから作ります』


「ひきこもりなのにオマエ何やってんだ?」
と思われそうなメッセージをシロクマ相方に送りつけ、
スーパーで買い物をして帰ったならば、


「そとで食べない?」

と、相方から天の声。
会社帰りに駅から電話をかけてくれたもよう。

急いで食材を冷蔵庫へ入れて、
洗濯物を取り入れて出かけました。


JR住吉駅近くのシーフードレストラン『オマール』さんへ。



そういや私、お昼ごはんも食べていませんでした。


(タパス色々)

他にも何皿かオーダーしたのですが、
シロクマ相方は料理写真を撮ることをこよなく嫌うので少しだけ。


(オマール海老さん、ごめんなさいです。この子で真ん中サイズ)



(南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏)

オーブンでグリルしたものをレモンマヨネーズでいただきました。

がっつり両手を使って、
ほとんど私ひとりでたいらげました。
とっても美味しゅうございました。


相方、ごちそうさま。
どうもありがとうです。


ご覧いただきありがとうございました。

忘れた頃のお誕生日会

2017-06-07 12:53:01 | 外出&食い意地
シロクマ相方は4月29日生まれ。
ツマに何もお祝いしてもらえないまま日々は過ぎていったのですが、
優しいS嬢と不二子ちゃんがお誕生日会をサプライズ開催してくださるというので、
ふたりで招かれてきました。

場所は最近私たちのたまり場と化している『mine』さんです。

いただいたものを一部紹介。


(ピクルスとおつけもの、ザワークラウト)


(火入れ加減絶妙の車海老。甘い!)


(手前はヤングコーン、奥はそら豆。右側は…思い出せない)


(イチオシのとん平焼き)


(甘いキャベツがざくざく入ったブタ玉)




肝心のバースディケーキがね、

不二子ちゃんからのプレゼントなんですが…

おつかいの私がやってしまいました。

開けてびっくり、

トッピングが見事に地すべり!

これでも必死に修復したのですよ。

足腰弱った中高年の私が、
ケイタリング中、きっとどこかでよろめいてしまったのでしょう。

ごめんなさい、不二子ちゃん!

ごめんなさい、シロクマ相方!

ほんとはこんなにゴージャスなケーキなのです↓

(『シンフォニーナガノ』さんのケーキ。お店のホームページから拝借)

この集まりが自分のお誕生日会と知ったシロクマ相方は、
たいそう驚き、喜んでくれました。


おふたりからは他にも色々。


(マダムY&S嬢親娘からサーモス真空断熱タンブラーをペアで。
ビールとコーヒーを愛する相方にぴったり)


(不二子ちゃんからは美味しい調味料たちも。
気になる『豚』は豚肉にぴったりのスパイスなんだそうな。私にぴったり)



いずれ菖蒲か杜若、
って綺麗どころのふたりを前にシロクマ相方は終始ご機嫌。

(ツマは別に怒ってませんよ)


どっちが『徹子の部屋』でどっちが『サワコの朝』やねん、
ってくらい聞き上手のふたりを前に終始じょう舌。

(ほんとに怒ってませんから)

銀座の高級クラブだって、きっとこんな歓待は受けられませんよ。


何も用意していなかった手ぶらのツマは、

この男冥利に尽きるひとときをプレゼントした
ってことで手を打ってよろしいでしょうか?

(だから怒ってないですってば!)


相方、大変ご満悦な様子でした。

あんなに幸せそうな顔、見たことないよ。

うん、
持つべきものは若くて美人の友人だ!
と、学んだ夜でした。

S嬢、不二子ちゃん、
仕事でお疲れのところほんとにありがとう!
おかげさまでシロクマ相方、人生でサイコーのお誕生日会でした。(ツマ断言)


ご覧いただきありがとうございました。

30年も経つと

2017-05-23 08:55:55 | 外出&食い意地
高校の『卒業30周年記念同窓会』なるものがありました。

それは4月29日、シロクマ相方のお誕生日。

でも30周年記念ですからね、同窓会が優先ですよ。

私は自宅から最寄りの公立高校へ通っていました。
その昔は女学校だったという歴史の名残りからか3分の2が女子生徒。

朝から高校の講堂で記念総会があるというので、実家に前泊して出席。


(実家へ帰ればシロさんのお墓まいり。ナルコユリをお供え)

当時、
私は学力と家庭の都合で大学進学できないことがほぼ確実で。
(つまりデキの悪い女子に教育費を払う余裕はわが家にはなかった。
兄は院卒、私よりいまひとつの弟だって大卒ですのに)

他にも色々事情があって、
小心ながら私なりにやさぐれていたので、
高校生活にあまりよい思い出はなく。


部活動も(勉強も)やってなかったので友人もごく少なく。

そのごく少ない友人たちともいまはほとんど交流がなく、
そんな扱いにくい生徒が先生と親交を深めているわけがなく。

実家近くにありながら、
学校は進んで近寄りたい場所ではありませんでした。


それでも30年も経つとなつかしい。


(ああ、なつかしい!ここに3年間通ったんだ)


(歴史を感じさせる講堂もなつかしい!体育館は別にあります)

なんでしょう。
もはや漂う空気さえもなつかしい!

歳をとるというのはこういうことですかね。

総会開始前、ぐるりとあたりを見渡すも、
私の数少ない友人たちは誰も出席している様子がない。


(卒業後10年、30年、50年の区切りで合同の総会とそれぞれの同窓会があるもよう。
10年…呼ばれてないで?)

「もしやこの後の同窓会もずっとひとりぽっちでは?」
と、ひんやりした講堂の空気よりも肌寒いものをつかの間、感じたのですが。

3年のときのクラスメイトが話しかけてくれたことをきっかけに、
その後は堰を切ったかのよう。

会うひと、会うひと、
思い出すハシから誰とでも気軽に話せて、
当時の面影、思い出を引っ張り出しては盛り上がれる。
時にはハグまでしちゃったり。

30年の歳月は偉大ですね。

当時、
自分から話しかけることなんて考えられなかった先生方や、
あいさつくらいしかしなかったクラスメイト、
同じ中学出身の子たち、友人の友人、
怖くて話せなかった不良っぽかった男の子など、
臆せず話しかけて、途切れることなく会話を楽しめます。

私も人並みにおとなになったんだなあ。

同窓会って楽しい。

そんな気持ちのまま大阪のホテルへ。

総勢160名くらい。
1学年約400人だったからまあまあの出席率?

話が弾みすぎて、写真はほぼナシ。

「このあと、二次会あるんだって!行くでしょ?」

きゃーっ!
いく、いくー!!
いくに決まってるじゃん!

同窓会ってなんでこんなに楽しいの!?


が、

会費は自分が使い込まないよう事前にポチ袋に入れて準備していたものの、

二次会の参加費をお支払いしようとして、

がく然。


お財布がナイ。


自宅に忘れたのか、実家に忘れたのか?
それすらわからない。

とにかくお金がナイ。

貸すよってありがたい声もあったけど、
今度いつ会えるかわからないのにそれはアカン。


ほとんどの子たちと30年ぶりなのに、
こんなにこんなに楽しいのに、
ここでお別れだなんてー!!


(そのときシロクマ相方へ送ったLINEメッセージ)

そういや今日はシロクマ相方のお誕生日、
外食の約束をしていたのでした。
そうだ、そうだ、早く帰らなきゃ。

こういうめぐり合わせだったのでしょう。



でも行きたいな。

名残惜しいな。


未練がましく逡巡していると、
本日の目玉、商品券抽選会が始まりました。

3等、千円20人!

2等、3千円5人!



次々発表され、あちこちで歓声があがります。

1等、1万円ひとり!



これ当たったら行けるんちゃうの?





当てました。

派手な鳥さんは副賞のかぶりもの。
アタマの大きい私には入らず。(中身はからっぽですのに)


卒業後30年も経つと、
ひとは商品券で二次会に参加できるようになるものです。


さあ行くで!


優しい幹事さんたちが
商品券で支払いOKとしてくれ、二次会に無事参加。


この時点でスカッと気持ちよくシロクマ相方のお誕生日外食のことなど忘却の彼方へ。



あれ?

あれれ?

と途中で思い出して、
楽しい二次会を抜け出して帰って、
電車内でLINEで連絡を取るも既読にならず。


今日はゴルフ。
もう仲良しと飲みに行っちゃったんだな。
きっとそこでお祝いしてもらってるよね。


つぐないに、
せめてケーキだけでも買って帰ろう。


ケーキ屋さんではたと気づきました。


…お財布がナイ


こうしてGWの幕は開けたのでした。
なお、お財布は自宅キッチンのイスに鎮座しておりました。



当時、自分のちっちゃな事情なんか胸にしまって、
もっと素直になって高校生活を満喫すればよかった。
みんなちゃんとおとなになってて、いいひとばっかりでした。
「これから仲良くなればいいやん」って言葉にほろり。

歳をとるのは意外に悪くない。


ご覧いただきありがとうござました。