この前の火曜日の夜にようやく、「テルマエロマエ2」を見てきました。
公開してからずっと見に行きたかったんだけど、なかなか時間がなく、
忙しかったこともあって、どんどん先延ばしになってたんですよね。
火曜日(5/27)は子供たちもライブやサッカーで帰りが遅いので、夜私一人で。。。
最初はサッカーの代表、キプロス戦を見てたんだけど、すごい退屈でつまらなくて。
そうだ!!映画館に行こう!と。
ハーフタイムでサッカーを見切り、20:40~の回に行ってきました。
ナイト料金なんですね。最終の回は1300円でした。
平日の夜だし、レディスデーでもないし。。。と、もしかして私貸切~なんて
思ったら、意外に思ったより人がいました。さすが人気作品。
感想ですが
相変わらず安定の面白さ。小ネタも前作よりさらに効いてる気がして、けっこう笑いました。
ただ、前作ほどの衝撃はなかった。
ほら、前作はさ、ルシウスがタイムスリップして、現代にやってくるシーンだけで、笑えるくらいの衝撃だったじゃないですか・・・
でも、今回はそのあたりはわかってるから、そこまでの衝撃はなかったです。
この映画のいいところは、ネタ満載で笑いどころいっぱいなんだけど、
実はちゃんとローマの史実を踏まえていて、そのあたりもちゃんと描いているってことなんですよね。
このあたりのさじ加減がすばらしい。
ただ、前作に比べて、史実の方が弱いかなって思いましたけど。
前作と同じく、ルシウスは、日本にタイムスリップしてきては、日本のお風呂文化などのいいところを
すべてパクるというコンセプト。
これを古代ローマでどう具現するのかが笑えるんですけどね。
たとえば、足つぼの板とかさ、マッサージチェアとか・・・
草津の温泉郷もそうだし、温水プールの滑り台とか。これでもかというくらいパクる。。。
笑っちゃいますよね。
史実の方は、どこまでが本当かは不明ですが、
皇帝ハドリアヌスは実在の人物で、五賢帝時代のちょうど真ん中にあたる方ですね。そしてケイオニウスも実
在で、ハドリアヌスの後継者であったのに、皇帝を継ぐことなく病死してしまったのも事実です。
ハドリアヌスの時代から、ローマは武力で制圧し、領土を広げ帝国を大きくする路線から、平和路線、内政充実の方に舵をとる時代になっています。
ちょうどそのあたりのことを描いているのですね。
ルシウスは史実では出てくる人物ではないですが、テルマエ技師として似たような人物はいたんでしょうね。
今回のストーリーの中で、ケイオニウスが病死(映画では結核となっている)ことは描かれますが、ケイオニウスに兄がいて・・・というあたりは創作ですね。
でも、武力路線と平和路線との対立を描くためには、なかなかの設定だと思いました。
ルシウスは、新しいテルマエを作ってくれと、ハドリアヌスやケイオニウスに頼まれるたびに、日本にタイムスリップしてきます。
そして最初は力士たちがお風呂に入っているところに現れ、足つぼの板、マッサージチェア、入浴剤を見てローマに持ち帰り・・・
平和で子供が増えたローマでの子供向けの施設のときは、スパリゾートに現れ、そこにあった滑り台などをパクり
寒いところにいたケイオニウスから頼まれた時は、山の中に現れ、そこにあった木で作った簡易五右衛門風呂をパクり、
テルマエユートピアの建設に行き詰ったときは、草津温泉に現れ、草津の温泉町の風景を見て、それをローマにまねて建設・・・
すごいな~ホントにこんなテルマエがあったらね・・・
さて、物語の方は、ルシウスと一緒にローマにタイムスリップしてしまった真実、彼女が持っていた歴史の本「ローマの繁栄と衰退」という本のせいで、真実は魔女とされ処刑されてしまうことになります。
それを救うために再び日本に無理やりタイムスリップしてきたルシウス
ケイオニウスの病の件で倒れてしまったハドリアヌス帝が元気になれば、強硬派の暴走を止めることができ、そして真実を救えると判断。そのためハドリアヌス帝を治すために、指圧の先生を連れてローマに戻ってきます。そのときに力士たちも一緒に・・・・
そしてハドリアヌス帝は元気になり、真実も救うことができて、ローマは平和に・・・
真実はその本の中で、ルシウスがパンノニアのテルマエ建設中に落石事故で死んでしまうことを見つけ、パンノニアに行かないように頼むが・・・
ルシウスは「テルマエの建設中に死ぬのなら本望だ」といって建設を進めることとなります。
ちょっとここは感動。未来を知っている真実の言葉にどうルシウスが反応するか・・・
でも、彼は本当のテルマエ技師でしたね。それだけテルマエ建設に命を注いだのでしょう。
最後のシーンでは、ついに、真実の漫画が認められて、映画化も決定!!
すげえ~そう来たか。。。それがオチか(笑い)
この終わり方だと、もうテルマエロマエ3はないだろうな~とは思いました。
ルシウスが真実の言葉通り、落石事故で命を落とすのかどうかは気になりましたけどね。
最初にも書いたけど、小ネタはめちゃくちゃ面白いです。相変わらず。。。
ただ前作ほどは、ローマの歴史とのリンクが密ではない感じで、、、そのあたりは前作の方が面白かったかなあ。
でも、ホントに見事にパクッてるよ。ルシウス。。ここまで全部だとおみごとだよね。
最初の力士の場面が、最後にちゃんとリンクするのがよかったよ。一緒にタイムスリップしてきた力士たちが温泉を掘り当てたもんね。
あと、グラディエーターの強い男は曙太郎でしたね。ホントに強そうだ。
グラディエーターも見世物でやってるわけで、あれじゃみんなしんどいよね。。。あまりに残虐だったよ。
びっくりしたのが松島トモ子さん。本人役で出てきて、クマと仲良く混浴してたし。。。
あのライオンに咬まれた事件を知ってるおじさんおばさんはある意味シュールな笑いでびっくりだったけど、、、
若者は知らないよな~
そうそう、それからタイムスリップするときに、オペラ歌手の人が歌うじゃないですか~のオペラ歌手の人もその奥さんと子供が出てきて、そこにストーリーが組んであって、ちょっと面白かった。
タイムスリップするたんびに、ちょっとずつ話が進んでるんだもん。あ~でも内容はたいしたもんじゃないよ。海に家族で行ってて、そのときに奥さんとけんかして奥さんが子供と一緒にわかれて去って行った。。。けど、奥さんも子どもも最後には戻ってきたって感じの話でした。
相変わらず阿部ちゃんは濃かったです。登場人物、ホントに濃いよね。
そして上戸彩ちゃんは色が白くてきれいでした。
阿部ちゃんを見ると、しばらくはルシウスにしか見えないかもしれないです
公開してからずっと見に行きたかったんだけど、なかなか時間がなく、
忙しかったこともあって、どんどん先延ばしになってたんですよね。
火曜日(5/27)は子供たちもライブやサッカーで帰りが遅いので、夜私一人で。。。
最初はサッカーの代表、キプロス戦を見てたんだけど、すごい退屈でつまらなくて。
そうだ!!映画館に行こう!と。
ハーフタイムでサッカーを見切り、20:40~の回に行ってきました。
ナイト料金なんですね。最終の回は1300円でした。
平日の夜だし、レディスデーでもないし。。。と、もしかして私貸切~なんて
思ったら、意外に思ったより人がいました。さすが人気作品。
感想ですが
相変わらず安定の面白さ。小ネタも前作よりさらに効いてる気がして、けっこう笑いました。
ただ、前作ほどの衝撃はなかった。
ほら、前作はさ、ルシウスがタイムスリップして、現代にやってくるシーンだけで、笑えるくらいの衝撃だったじゃないですか・・・
でも、今回はそのあたりはわかってるから、そこまでの衝撃はなかったです。
この映画のいいところは、ネタ満載で笑いどころいっぱいなんだけど、
実はちゃんとローマの史実を踏まえていて、そのあたりもちゃんと描いているってことなんですよね。
このあたりのさじ加減がすばらしい。
ただ、前作に比べて、史実の方が弱いかなって思いましたけど。
前作と同じく、ルシウスは、日本にタイムスリップしてきては、日本のお風呂文化などのいいところを
すべてパクるというコンセプト。
これを古代ローマでどう具現するのかが笑えるんですけどね。
たとえば、足つぼの板とかさ、マッサージチェアとか・・・
草津の温泉郷もそうだし、温水プールの滑り台とか。これでもかというくらいパクる。。。
笑っちゃいますよね。
史実の方は、どこまでが本当かは不明ですが、
皇帝ハドリアヌスは実在の人物で、五賢帝時代のちょうど真ん中にあたる方ですね。そしてケイオニウスも実
在で、ハドリアヌスの後継者であったのに、皇帝を継ぐことなく病死してしまったのも事実です。
ハドリアヌスの時代から、ローマは武力で制圧し、領土を広げ帝国を大きくする路線から、平和路線、内政充実の方に舵をとる時代になっています。
ちょうどそのあたりのことを描いているのですね。
ルシウスは史実では出てくる人物ではないですが、テルマエ技師として似たような人物はいたんでしょうね。
今回のストーリーの中で、ケイオニウスが病死(映画では結核となっている)ことは描かれますが、ケイオニウスに兄がいて・・・というあたりは創作ですね。
でも、武力路線と平和路線との対立を描くためには、なかなかの設定だと思いました。
ルシウスは、新しいテルマエを作ってくれと、ハドリアヌスやケイオニウスに頼まれるたびに、日本にタイムスリップしてきます。
そして最初は力士たちがお風呂に入っているところに現れ、足つぼの板、マッサージチェア、入浴剤を見てローマに持ち帰り・・・
平和で子供が増えたローマでの子供向けの施設のときは、スパリゾートに現れ、そこにあった滑り台などをパクり
寒いところにいたケイオニウスから頼まれた時は、山の中に現れ、そこにあった木で作った簡易五右衛門風呂をパクり、
テルマエユートピアの建設に行き詰ったときは、草津温泉に現れ、草津の温泉町の風景を見て、それをローマにまねて建設・・・
すごいな~ホントにこんなテルマエがあったらね・・・
さて、物語の方は、ルシウスと一緒にローマにタイムスリップしてしまった真実、彼女が持っていた歴史の本「ローマの繁栄と衰退」という本のせいで、真実は魔女とされ処刑されてしまうことになります。
それを救うために再び日本に無理やりタイムスリップしてきたルシウス
ケイオニウスの病の件で倒れてしまったハドリアヌス帝が元気になれば、強硬派の暴走を止めることができ、そして真実を救えると判断。そのためハドリアヌス帝を治すために、指圧の先生を連れてローマに戻ってきます。そのときに力士たちも一緒に・・・・
そしてハドリアヌス帝は元気になり、真実も救うことができて、ローマは平和に・・・
真実はその本の中で、ルシウスがパンノニアのテルマエ建設中に落石事故で死んでしまうことを見つけ、パンノニアに行かないように頼むが・・・
ルシウスは「テルマエの建設中に死ぬのなら本望だ」といって建設を進めることとなります。
ちょっとここは感動。未来を知っている真実の言葉にどうルシウスが反応するか・・・
でも、彼は本当のテルマエ技師でしたね。それだけテルマエ建設に命を注いだのでしょう。
最後のシーンでは、ついに、真実の漫画が認められて、映画化も決定!!
すげえ~そう来たか。。。それがオチか(笑い)
この終わり方だと、もうテルマエロマエ3はないだろうな~とは思いました。
ルシウスが真実の言葉通り、落石事故で命を落とすのかどうかは気になりましたけどね。
最初にも書いたけど、小ネタはめちゃくちゃ面白いです。相変わらず。。。
ただ前作ほどは、ローマの歴史とのリンクが密ではない感じで、、、そのあたりは前作の方が面白かったかなあ。
でも、ホントに見事にパクッてるよ。ルシウス。。ここまで全部だとおみごとだよね。
最初の力士の場面が、最後にちゃんとリンクするのがよかったよ。一緒にタイムスリップしてきた力士たちが温泉を掘り当てたもんね。
あと、グラディエーターの強い男は曙太郎でしたね。ホントに強そうだ。
グラディエーターも見世物でやってるわけで、あれじゃみんなしんどいよね。。。あまりに残虐だったよ。
びっくりしたのが松島トモ子さん。本人役で出てきて、クマと仲良く混浴してたし。。。
あのライオンに咬まれた事件を知ってるおじさんおばさんはある意味シュールな笑いでびっくりだったけど、、、
若者は知らないよな~
そうそう、それからタイムスリップするときに、オペラ歌手の人が歌うじゃないですか~のオペラ歌手の人もその奥さんと子供が出てきて、そこにストーリーが組んであって、ちょっと面白かった。
タイムスリップするたんびに、ちょっとずつ話が進んでるんだもん。あ~でも内容はたいしたもんじゃないよ。海に家族で行ってて、そのときに奥さんとけんかして奥さんが子供と一緒にわかれて去って行った。。。けど、奥さんも子どもも最後には戻ってきたって感じの話でした。
相変わらず阿部ちゃんは濃かったです。登場人物、ホントに濃いよね。
そして上戸彩ちゃんは色が白くてきれいでした。
阿部ちゃんを見ると、しばらくはルシウスにしか見えないかもしれないです