カトリック菊池教会 


毎週の福音書と典礼にそって人生の素ばらしさを探る一言
菊池教会の電話:0968-25-2381

「今週の公教要理の錠剤」7

2012年01月05日 | メッセージ(その他)
B年 主の公現の主日
「聖書」(a)
「バイブルとはザーブック、つまり本の中の本、世界に二つとないもっとも大切な本という意味です。『神の啓示に関する教義憲章』は教会と信徒にとって聖書がどれほど大切なものであるかを、次のように述べています。
「教会は主の聖体と同様に、聖書をつねに尊敬し、とくに典礼において不断に、神のことばとキリストのからだの食卓から生命の糧を取り、信者に与えてきた。教会は、今日も、今までと同じように、聖書を聖伝とともにおのが信仰の最高の基準と考えている。実際、聖書は神の霊感によって永久に一度書かれて、神自身のことばを変えることなく伝え、そして預言者や使徒たちのことばの中に聖霊の声を反響させている。それゆえに、教会の教えも、キリスト信者の信仰そのものも、聖書によって養われ、規定される。実際、聖書において、天にまします父は深い愛情をもって、つねに自分の子供たちと会って、互いに語り合うのである。そして、神のことばには、教会にとっては支えと気力となり、教会の子供にとっては、信仰の力、魂の糧、霊的生命の清く尽きない泉となる威力と能力が内在している」。そこで、聖書には何が書かれているのか、どのようにして成立したのか、いったいなぜ聖なる書なのかについて次回、数回をわけてご一緒に考えてみます。」

参考:カトリック教会の教え。