旅芸い者放浪記

前沢政次 ブログ

はなもも

2015-02-25 23:57:08 | 音楽
上野駅の近くの病院に患者さんを見舞って 上野駅前の歩道橋を歩いていると 何とも美しい歌声が流れてきます。

こころは何ともほろ苦い青春時代に戻ってゆきます。



街じゅうにあふれている  どんなラブソングよりも
今 君の声が聴きたくて 立ちどまってしまうの



広い道路にくっついたほうの歩道の端に 若い女性が二人 路上ライブ
ひとりはギター もうひとりはキーボード

寒いけどずっと聴いていたい デュオ

恋を失った せつない おとめの心 を 歌っているのかな

透明性のある歌声は 澄んでいるのに あたたかい


「今の歌が最後の予定でしたが、立ちどまって聴いてくださった方がいるので
もう1曲歌います」

えっ ぼくのこと

詩が終わる前に パンフレットがおいてあるのに気づいて
1枚いただき
よく見たら CDがおいてある

「CDは1000円でーす」 おお買うぞ 郵便局で お金おろしておいて よかった

なんと握手付     てへー  何十年ぶりだ 

うれしくて踊るように駅に向かうと  CD1枚でいいかな
思い出の人 病の床にある人に もう1枚買おう と二人のところに戻りました

「もう1枚ください。病気の人にプレゼント します」

ぜひとせがまれて (ぼくからでなく 向こうから) もう一度 握手

てへー 一度で十分なのに     きょうは4回も

ところでパンフレットによると デュオの名前は「HANA MOMO」

遠い青春を思い出させてくれた歌は「Snow Night」



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