goo blog サービス終了のお知らせ 

about him

俳優・勝地涼くんのこと。

『恋するハニカミ!』(2)-1

2007-08-31 01:04:30 | 恋するハニカミ!
・スタジオゲストは斉藤兄弟の片割れ・慶太くんと吉岡美穂さん。慶太くんは勝地くんとは友達なのだそう。
この時点で勝地くんと斉藤兄弟は共演経験はなかったと思いますが(のちに兄の祥太くんとは『ハケンの品格』で共演)、『Junie』2003年5月号で慶太くんが「勝地とはよく一緒にご飯を食べたり、渋谷をブラブラしたりしてます。(中略)ふたりの間に秘密はないんですよ。」と話してたり(ちなみに4月号の同コーナーのゲストは勝地くんでした)、『HERO VISION』2003年11月発売号で勝地くんが心理テストの中で斉藤兄弟の名前を出したりしていたことからいって、結構以前から親しいようです。
ちなみに祥太くんの方は『ハケンの品格』出演時にブログで、「友達で超仲良い勝地(が一緒で楽しい)」って書いてました。
←P.S. 8月18日放映の『王様のブランチ』(TBSの情報番組)に勝地くんが出演したさいに、スタジオレギュラーの斉藤兄弟との仲良し話をあれこれしていました。
勝地くんが斉藤兄弟について語るのを聞くのは初めてだったので、ちょっと嬉しかったり。 

・しずちゃん登場。ハンディカメラで映す自分の顔が魚眼レンズみたいな超アップになってるのは確信犯的ボケですね。この時のしずちゃんはまだ「お笑い芸人の表情」をしてます。

・勝地くん登場。彼の方もハンディカメラで映す顔が若干魚眼レンズ状態ですが、アップになると改めて肌の綺麗さに目を引かれます。
あとでしずちゃんに歩み寄る場面でも、太陽光の下なのに肌に全然凹凸がない。
この顔合わせの場面、太陽をバックに笑顔で歩いてくる彼は、スタジオの久本さんが言う通り、本当「爽やかやな~」。

・しずちゃんに対する勝地くんの第一声「こんにちはー」。
この日の彼(というか素のトークではだいたいいつも)は全体に低めの落ち着いた声で話してるんですが、ときどきこういったやや空気を含んだ発声をする。
語尾がふわっと前に押し出されるような感じ。それが彼の声に柔らかなふくらみを持たせている。
耳に心地好い、聞いていてホッとする声です。

・「勝地涼と申します」。デートする相手にこの丁寧さ、物堅さなのがいかにも勝地くん。
対するしずちゃんもつられたのか、「南海キャンディーズのしずちゃんと申します」と丁寧な挨拶。「南海キャンディーズの」と付けるあたりが何か天然です。

・まずはお化け屋敷へ。「お化け屋敷は苦手」と尻込みするしずちゃんを「大丈夫、行きましょう!」と頼もしく引っ張っていく勝地くん。怖がって勝地くんの肩にしがみついてるしずちゃんがすごく可愛いです。
そしてお化けが現れると(たぶん。画面にお化けが映らないので「現れた」と言い切っていいのかも一つ自信がない)しずちゃんと一緒に叫んじゃってる勝地くん(笑)。
といっても大きな口開けて笑ってるので、怯えてるわけじゃなくて、びっくりした&面白がってる感じですね。
『nadesico』vol.5(2007年5月発売)で遊園地(でのデート)について、「絶叫系は得意なので任せてください」と語ってましたが、ジェットコースターだけでなくお化け屋敷も「絶叫系」に含んでるのかも。さぞや嬉々として叫びまくるんだろうなあ。

・「どんな男性がタイプですか」との勝地くんの質問に対するしずちゃんの答えは「クリエイティブな人」。
「誠実な人」「優しい人」といった王道の答えでなく、「才能に惚れる方かも」との発言が胸に沁みました。
思えば、「誠実な」「優しい」人が好みという発言の裏には、その方が自分に良くしてくれる、自分にとって都合が良いという打算が働いているともいえる。しずちゃんはそうした打算とは無縁に、純粋に相手の人間性を見つめている。
勝地くんもそれを感じ取って、「なんかそれステキですね」と言ったんじゃないかなあ。

・この日勝地くんは終始、一人称「俺」を使ってます(一ヶ所のみ例外あり、後述)。
日頃、公式の場では基本一人称「僕」、ですます調で話す彼ですが、さすがに「恋人」にそれでは堅苦しいということでしょうね。
彼みたいなタイプだと人前や目上の人に対する場合は丁寧語の方が話しやすいんじゃないかと思うので、「頑張ってるなー」と感じたものでした。
それでも一人称以外は基本的に丁寧なのが(「すげー」「いいっすか」みたいな砕けた表現も交えてましたが)勝地くんらしいなあと微笑ましかったり。

・「お笑いとかやってる女性はどう?」。しずちゃんは大人気の芸人さんなのに、「女」としてはお笑いをやってることがコンプレックスになってしまうのかなあ、とちょっと切なくなりました。
勝地くんは「いや すげー 俺は好きですよ」と答えてますが、どことなく返事の間と声のトーンに「何でそんなこと聞くんだろ?」と言いたげな響きがあった気がしました。
彼にとって、芸人であることは女として何らマイナスポイントではないんでしょうね。
その意味でも勝地くんはしずちゃんにとって、コンプレックスを刺激しない、絶好のデート相手だったんじゃないかな。

・しずちゃんの手作り弁当。一口目を食べる勝地くんの反応をどきどきした表情で見守っているしずちゃんが何とも可愛らしい。
そして大きなおにぎりを頬張った勝地くんが一言、「うめぇ」。ちょっとぞんざいな言葉遣いが、逆に男の子の素の反応という感じで親近感が湧きます。
その爽やかな笑顔もあいまって、本当においしそうに食べてくれるのでお弁当を作った側としては感激しちゃいますよね。
そして多少乱暴な言葉を使ってても乱暴に響かないことに、改めて(いつも以上に)彼の育ちの良さを感じてしまいました。欲目ですかね(笑)。

・「じゃあ俺もするよ」と、今度は勝地くんがしずちゃんにお弁当を食べさせてあげる。
この時口に入れたままで喋ってるにもかかわらず言葉がきっちり聞き取れるのに、さすがに俳優さんだなあと本筋と全然関係ないところで感心してしまいました。

・このデートの中で視聴者最大の反響を呼んだらしい「卵焼きを半分に切って食べさせてあげる」シーン。
女の子が人前で大口を開けるのは抵抗があるだろうとの気遣いが嬉しいです。
しずちゃんも「女性として、すごく、扱ってくれたのが嬉しくて」とコメントしてましたが、卵焼きを頬張るしずちゃんは本当にとても照れくさそうな、幸せそうな笑顔になっていて、見ているこちらまでなんだか胸がきゅんとします。
ところで勝地くんの「卵焼きは半分かな 女の子はね」と言う言葉には、額面通りの意味のほかにもう一つ別のニュアンスもあったんじゃないかという気がします。
この少し前、しずちゃんが「卵 これ一口で」と言いながら、勝地くんに卵焼きを食べさせてあげる場面で、勝地くんは豪快に一口で食べてるんですが、やっぱり心なし食べ辛そうなんですよね。
それもあって、食べやすいように半分に切ってあげよう、でもそうすることで「やっぱり一口じゃ食べにくかったのかなあ」と彼女が気にしたらいけないと、「俺は男だからいいんだよ」という意味合いも含めての言葉だったんじゃないかなーと思っているんですが。

・ハニカミプランのお題は「ポエムで相手に想いを伝えること」。なんとも可愛らしいお題がこの微笑ましいカップルにぴったりです。
勝地くんのポエムが思い切り直球で笑えます。それはポエムじゃなくて感想文だ。
まあここで妙にロマンティックな詩を出してこられてもヒいてしまう気がするので、かえっていいんじゃないかな。
彼独特のヘタクソだけど読みやすい文字にもストレートな文章にも、「上手じゃなくてもいいんだ。気持ちを伝えることが大事なんだ」という人生哲学が感じ取れる、かも。

・ポエムが好きでよく自作してたというだけあって、しずちゃんのポエムはさすがに上手。
技巧的なのでも自分に酔ってる風でもなく、恋する乙女の気持ちを「フワフワ」という言葉で表現した、「ピュアな女の子」な雰囲気が愛らしい。
読みながら恥ずかしげに笑みをこぼすのも何とも初々しくて――このカップルの微笑ましさはこうしたしずちゃんの少女のような感覚に由来する部分も大きいですね。

・ポエムを読むしずちゃんを微笑みながらじっと見守る勝地くん。その包容力溢れる眼差しはとても19歳の男の子のものとは思えない。
実際はしずちゃんの方が8歳も上なのに、照れながらポエムを読むしずちゃんは少女のよう。彼女を見つめる勝地くんは大人の男性のよう。
でもその一方で、時々照れに口元が緩むのを隠すように唇を噛んだり俯いたりしてる(でも目が笑ってる)勝地くんは年相応に初々しくもあって。
本当に、この二人を見ているとこちらがハニかんでしまいます。

(つづく)

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『恋するハニカミ!』(1) | トップ | 『恋するハニカミ!』(2)-2 »

恋するハニカミ!」カテゴリの最新記事